電気のひも

電気のひも

真っ暗な部屋で電気のひもをつかむとき
おそらく腰はひけてるだろう。
たぶん口も開いてるだろう。
こんなにも欲しているのに
手に入らないのは身を許した次の瞬間
忘れ去られることがわかってる
電気のひもの怨念だろう。