ロバート・ゼメキスは映画「ロマンシング・ストーン秘宝の谷」で、一躍大人気映画監督の仲間入り。
後に映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で、世界的な監督となりました。
「ロマンシング・ストーン秘宝の谷」には、続編となる映画「ナイルの宝石」があります。
監督は変わったものの、マイケル・ダグラスなどの主要キャスト陣は再び登場!
コロンビアから北アフリカに舞台を移し、大冒険を繰り広げます。
「ロマンシング・ストーン秘宝の谷」で結ばれた2人は、どうなったのでしょうか?
「ナイルの宝石」の、あらすじネタバレ結末をご紹介します。
- 映画「ナイルの宝石」のあらすじがわかる
- 映画「ナイルの宝石」の結末がわかる
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予告動画
登場人物(キャスト)一覧
ジャック・コルトン(マイケル・ダグラス)
根っからの冒険野郎。向こう見ずな性格で、頭よりも体が動くタイプの男。
ジョーン・ワイルダー(キャスリーン・ターナー)
小説家。ジャックのことが大好きでたまりませんが、いまいち素直になれていません。
ラルフ(ダニー・デヴィート)
ジャックとは腐れ縁の仲。何かと色々邪魔をしてくる子悪党ですが、どこか憎めない人物。
アル・ジャハラ(アヴナー・アイゼンバーグ)
オマーに捕らえられていた囚人。ナイルの宝石の正体。
オマー(スピロス・フォーカス)
ジョーンに自伝執筆依頼をした権力者。当初は紳士的な態度を示していましたが、徐々に本性をあらわにします。
あらすじは?
人気女流小説家ジョーンがコロンビアで出会ったのは、冒険家のジャック。
ジャックはお金にがめつく、ジョーンに対しても非紳士的な対応を取っていました。
しかし彼はとても勇敢でたくましく、冒険心あふれる男です。
そんな彼に惹かれたジョーンは、ジャックと共にヨットで世界中を冒険することになります。
あらすじ 【起】
青い空青い海の国にやって来た、ジョーンとジャック。
しかし美しい景色とは裏腹に、2人の仲はギクシャクしていました。
ある日のこと2人が出席したパーティーで、北アフリカの権力者であるオマーと知り合います。
オマーはジョーンに、自伝の執筆を依頼。
ジャックは自伝執筆依頼に反対するも、ジョーンは強引に引き受けることになりました。
そして2人は離れ離れになったのです。
日が落ち辺りが暗くなった時間、1人になったジャックの元にラルフが登場!
さらに、「タラク」と名乗る人物もやって来ました。
タラクは、ジャックに「オマーが持っているナイルの宝石を奪還してほしい」と、頼まれます。
何のことかわからないジャックですが、自身のボートが大爆発を起こしたことにより、全てを理解しました。
オマーの元にいるジョーンの命が、危機にさらされていることに。
あらすじ 【承】
砂漠の国に到着したジョーンは、国民から熱い歓迎を受けました。
なぜか街の中に、戦闘機や戦車があり物々しさがあります。
時折町中からは銃声が聞こえ、治安もよくありません。
国はオマーの独裁政権下によって、自由を奪われていたのです。
オマーの正体を見破ったジョーンは、牢屋へ閉じ込められました。
牢の中で出会ったのは、アル・ジャハラ。
ジョーンはアルと共に牢屋を脱走し、街中へ逃げ込みました。
逃走中に出会ったのが、街中を散策していたジャックとラルフです。
ジョーンとジャックの再会は、ラルフにとって面白くなくイベント。
ラルフはジャックを置いて、1人立ち去りました。
ジャックは巻き込まれる形で、ジョーンンとアルの追跡者から追われることになります。
そしてたまたま見かけた戦闘機を見かけて、脱出を図りました。
あらすじ 【転】
戦闘機で砂漠のど真ん中に出た3人でしたが、なぜか途中で故障。
3人は徒歩での逃亡を余儀なくされます。
しかし追跡の手が緩まることはなく、崖を伝い必死で逃げます。
逃げた先にいたのが、絵に描いたような部族のヌビア族でした。
ヌビア族でジョーンが求婚されるというハプニングが発生!
でもハプニングがきっかけとなり、すれ違っていたジョーンとジャックの間は、再び修復されました。
ヌビア族に別れを告げた後、ジャック・ジョーン・アルの3人は街へ向かう列車に乗り込みます。
列車にいたのは、追跡者です。
乗客で大混雑している列車にて、追跡者と大乱闘!
しかしバトルもむなしく、3人はオマーに捕まってしまいました。
ネタバレ結末は?
街では、オマーの即位式が行われようとしています。
即位式会場周辺はにぎわっており、フェス会場さながらです。
一方3人は街の賑わいとは対照的に、砂埃舞う地下に捕らわれていました。
すると突如3人の前に、ラルフが登場!
直接は助けていないものの、ラルフがきっかけとなり、3人は脱出することができました。
自由の身になったジョーンとジャックは、即位式を妨害。
ステージは炎に包まれました。
炎のステージに現れたのは、ナイルの宝石であるアル・ジャハラ。
アル・ジャハラの姿に、民衆は大興奮です。
一方オマールはというと、ジャックとラルフの凸凹コンビにより撃退。
数日後、ジャックととジョーンは結婚式を挙げました。
神父役はアル。2人は北アフリカの国で知り合った人達から、温かい祝福を受けます。
そして新婚ほやほやカップルはヨットに乗り、大海原へと旅立つのでした。
主題歌、曲、サントラは?
公開が80年代だけあり、映画「ナイルの宝石」で流れる曲は80年代テイスト満載です。
映画音楽を手掛けた人は誰か、また主題歌情報についてもご紹介します。
主題歌はビリー・オーシャンの「ゲット・タフ~ナイルの宝石のテーマ~」
主題歌は、ビリー・オーシャンの「ゲット・タフ ~ナイルの宝石のテーマ~」です。
原題は「When the Going Gets Tough, the Tough Get Going」で、「困難な時に成功できる人は心も体も強い人」という英語のことわざになっています。
注目したいのは、ビデオクリップ。
内容は、ビリー・オーシャンがバンドを従えてステージで歌っているというシンプルなものです。
バンドでバックコーラスを務めているのは、映画「ナイルの宝石」の主要キャスト達。
マイケル・ダグラスとダニー・デヴィッドとキャスリン・ターナーは、白いタキシードに身を包み、曲を盛り上げていました。
映画音楽担当は天才編曲家のジャック・ニッチェ
映画「ナイルの宝石」で音楽を担当したのは、ジャック・ニッチェです。
ジャック・ニッチェを一言で表すとすれば、天才でしょう。
彼が手掛けた音楽には、独特の”圧”があります。
映画を盛り上げるためのあるのが、音楽です。
しかしジャック・ニッチェが手掛ける映画音楽は、映画を盛り上げると同時に、観客達に妙なプレッシャーを与えてきます。
音楽が与えるプレッシャーは嫌なものではなく、妙に心地良いもの。
ジャック・ニッチェが「天才」と言われる所以は、独特の音楽センスあってこそです。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
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