『イップ・マン 序章』ネタバレあらすじと感想。イップ・マンとはどんな人物?

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1.イップ・マン 序章 – あらすじ

「イップ・マン 序章」は2008年に中国と香港が合作したアクション・カンフー映画である。

監督は、ウィルソン・イップ。第28回香港電影金像奨の最佳導演にノミネートされ、日本では2010年10月の第23回東京国際映画祭において初公開された。

この作品はシリーズ化されており、本作の序章に続き、英国統治下のイギリス人との闘いを描いた『葉問』(’10)、詠春拳同士の戦いを描いた『継承』(’15)と、現在3作目まで公開されている。

 

ある日、カム・サンチャウは佛山で一番詠春拳に優れているのはイップ・マンだと聞き、勝負を挑んだ。

町の数々の館長を負かしてきたカムだったが、イップ・マンにはいとも簡単に破れた。その技術を知る町の誰もがイップ・マンの元で修行をしたがったが、イップ・マンは頑なに弟子をとらず、その憲法も教えなかった。

1937年日中戦争が勃発し、裕福だったイップも住む場所を失い、貧しい生活を余儀なくされたのだった。

そんな中でもイップの親友チンチュンは綿花工場の経営を続けていた。

彼は生活の苦しいイップを助けたかったが、イップ・マンはそれを拒み、地道に石炭運びなどの力仕事をしながら貧しい生活を続けていた。

武術の盛んな佛山だと知った日本兵の三浦大佐は、自分と戦えば、勝利に関係なく米をもらえるという条件で武術の達人を探し、空手の達人である三浦大佐は3人の武術家を相手に1人で勝負し勝利した。

勝負で命を落としてしまう人を目の当たりにしたイップ・マンは日本兵に怒りを覚え、彼らと戦う決意をした。

10人すべてを倒したイップ・マンは米をもらわずに立ち去り、また闘いに来いと言う三浦に対し、葉問は米目当てに来たわけではない、二度と来ないと答える。

さらに三浦は、イップ・マンに名を尋ねるが、イップ・マンはただの中国人の一人であると返答。

しかし通訳の李はイップ・マンの答えを正しく伝えず、また来る、名は葉問であると伝えた。

そんな出来事からまもないある日、カムの一味はチンチュンの綿花工場に強盗に入り脅迫した。

工場の人たちは、武術の達人であるカムには勝ち目がないとわかり、イップ・マンに自分たちの身を守るためにと切願し詠春拳を習い始めた。

詠春拳を身につけた労働者とイップに負けたカムは、この工場にイップ・マンが出入りしていることを日本兵に密告し、イップ・マンはついに日本兵に捕まってしまう。

三浦はイップ・マンの強さを見込んで、日本兵に中国の武術を教えてほしいと懇願するが、彼は拒否し、三浦と戦うことを望んだ。

武術の種類は違えど、空手の達人である三浦と詠春拳の達人であるイップ・マンの戦いは手に汗握るもので、ようやく三浦を最後の一撃で倒し勝利したイップ・マンだったが、卑怯な日本兵、佐藤は背後から鉄砲を撃った。

その様子を見ていた観客の中国人たちは、自分たちのために一人で立ち向かい戦ったイップ・マンの仇を取るため日本兵に向かっていくのだった。

長かった戦争も終わり、ようやく平穏な毎日を取り戻したイップ・マン一家は香港に移住し、ホテルの一室を借り、詠春拳を教えた。

たくさんの人々がイップから詠春拳を学び、あの有名な李小龍、ブルース・リーもその一人だった。

2.イップ・マン 序章 – 感想・評価・考察

ネット上ではそのストーリーを上回るほど、アクションが評価されており、中でもイップ・マンを演じるドニー・イェンの演技は圧巻。

最新映画だとディズニー映画のムーラン実写版にも出演している。イップ・マンは今回の作品に対して

自分は功夫映画にはこだわりがある。ただのアクションではなく武術の文化と功夫の精神を観客に伝えたかったんだ」

とコメントし、さらに真の功夫映画は我々中国人にしか作れないもの、貴重な文化遺産ともいえる。と述べていた。

確かに、ここまでのアクション・カンフー映画は日本人だけでは作れないだろう。

さらに日本兵の三浦役を演じた池内は、アクション撮影で全身に傷と痣が絶えず、後から軽い脳震盪も起こしていたと診断で分かったらしい。

激しいアクションシーンの撮影は緊張が絶えない現場だったことが要因に想像できる。

3.イップ・マン 序章 – イップマンとはどんな人物?

イップ・マンは武術の達人だったがさらに、人想い、家族想いの心優しい人物だったとされている。

また、ブルース・リーの唯一の師匠として知られている。

 

4.イップ・マン 序章 – まとめ

イップ・マン序章は、公開から程なくして高い評価を受け、その後の続編も大人気だった。

第4回北京国際映画祭に出席したアメリカの映画監督オリバー・ストーンは取材に対し「中国映画の代表はもうカンフー映画であるべきでない」と言いながらも、実は最も好きな映画としてこの『イップ・マン 序章』を挙げているほどだ。

中国人が作り上げた本物のカンフー映画は、カンフー映画好きにも、まだカンフー映画を見たことがない人にもぜひオススメしたい作品のうちのひとつだ。

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