デスペラード|映画のあらすじネタバレ結末は?アントニオ・バンデラス出演

 

ロバート・ロドリゲスによるアクション映画「デスペラード

アントニオ・バンデラス演じる恋人を亡くしたギターケースを背負った長身の男エル・マリアッチが復讐を胸に戦う映画なのですが、その型破りでユーモラスなラテンのノリで、スタイリッシュかつド派手なアクションからその人気も高い作品となっています。

今回はそのデスペラードについてあらすじネタバレをしたいと思います。

 

この記事で分かること

・「デスペラード」のあらすじとネタバレ

・「デスペラード」の作中の音楽について

予告動画

登場人物(キャスト)一覧

 

エル・マリアッチ(アントニオ・バンデラス)

黒い服をまといギターケースを背負った流浪人。
恋人を殺されてしまった復讐するためにマフィアをボスを探して旅をしている。

 
 

カロリーナ(サルマ・ハエック)

書店の店長をしている女性。撃たれたマリアッチを介抱するうちに惹かれあう。

 

ブチョ(ジョアキム・デ・アルメイダ)

マフィアのボスで、麻薬王の男。マリアッチの命をの狙い部下をけしかけてくる。

 

ブシェミ(スティーブ・ブシェミ)

  アメリカ人の男。マリアッチの友人で相棒。

 

カンパ(カルロス・ガラルドー)

  マリアッチの仲間の男。ギターケースにマシンガンを仕込んでいる。

キーノ(アルバート・ミシェル・Jr)

  マリアッチの仲間の男。ギターケースにロケットランチャーを仕込んでいる。

あらすじは?

出典:映画.com

デスペラードのあらすじ(ストーリー)を結末まで分かりやすく解説しています。一部ネタバレ要素を含む場合もございますのでご注意下さい。

あらすじ 【起】

メキシコの国境のサンタ・セシリアという町に黒いギターケースを背負った男、エル・マリアッチが現れる。
悪名高いマフィアのボスで麻薬王のブチョという男の命を狙っていたマリアッチは町のバーに立ち寄り、ブチョという男を探していると一言いうとバーにいた客たちは一斉に銃を突き付けてきた。
しかしマリアッチは動じなかったが激しい打ち合いになると、そこにいた麻薬の集金人が死んでしまう。
マリアッチはギターケースから素早く銃を取り出して一瞬のうちに一味を片付けてしまうのだった。
店を出ていくマリアッチは後をつけてきたマフィアに腕を撃たれてしまうが、書店の主の美女カロリーナに介抱してもらう。

あらすじ 【承】

その後、マリアッチは相棒のアメリカ人の男ブシェミと再会するのだが、ナイフの使い手の殺し屋が襲われブシェミが殺されてしまう。ナイフ使いはブチョによるマリアッチ暗殺のために雇われた部下たちのひとりだったのだ。

あらすじ 【転】

カロリーナの店でかくまわれていたマリアッチは彼女との愛を交わしていた。
しかしブチョの部下が店を襲撃してきたため、2人は建物の屋上へと逃げ、建物から建物へと飛び移りながら爆弾や手榴弾を駆使して敵を追い払う。

マリアッチはギターケースにマシンガンやロケット弾を仕込んだ仲間の2人を呼び寄せて、ブチョ一味の取引現場へと向かった。

そこで激しい銃撃戦を迎え次々に倒れる仲間たち。
マリアッチが道端でギターを教えていた少年も巻き添えになってしまった。
マリアッチとカロリーナは少年を病院に連れて行ってからブチョのアジトへと乗り込んでいく。

ネタバレ結末は?

出典:amazon

なんとマリアッチの恋人を殺した上に、マリアッチ(音楽家)を志した手を打ち抜きマリアッチへの夢を絶った宿敵ブチョはマリアッチの実の兄だったのだ。
ブチョはマリアッチを責めたてて、マリアッチもブチョをなじるのだが、ブチョは部下を殺された腹いせにカロリーナを殺そうとする。
そこでやっとマリアッチは銃を抜き、カロリーナを守って恋人の仇を討ったのだった。

マリアッチは銃撃戦に巻き込まれた少年を見舞いに病院を訪れます。少年は致命傷ではなく、時間はかかれど回復すればまたギターを弾けるということだった。
安堵したマリアッチは少年を父親に引き渡し、カロリーナにいずれ礼をすると言って病院を後にする。
カロリーナが道を歩いていたマリアッチを車で拾うとギターケースを捨てたマリアッチとともに去っていく。

…がしかし、マリアッチは何かを思い直したように戻ってきてギターケースを拾い上げ、また何処かへと去っていくのだった。

音楽、曲、サントラは?

オープニングシーンでアントニオ・バンデラスが歌っているのは「愛しのモレーナ」という曲です。

Cancion Del Mariachi(マリアッチの歌 我が心のモレーナ)

俺は男らしい男、俺はそんな俺が好き
女は俺を欲しがらない、俺の金も愛も欲しがらない
俺は馬にまたがり山へ行く
星と月が俺の目印さ

あぁ 俺の愛は
あぁ 俺の心の闇さ

俺はギターが好きだ
俺は歌が好きだ
俺が歌えばマリアッチが現れるんだ

 

和訳を調べてみると、そんなことを歌っているそうです。
哀愁あふれる歌が映画に相まっていいですよね。

マリアッチとはスペイン語で伝統音楽の演奏家を意味しているそうです。

95年公開の映画なのでサントラなどは新品では手に入りづらい印象ですが、中古なら割と沢山ある様子でした。
気になる方は是非探してみてくださいね。

 

  まとめ

 
いかがでしたか?
銃撃戦ではなんと8000発もの弾を撃っているそうです!
そんなド派手な演出といい、ギターケースから銃が出てくるところといいとってもカッコイイですよね!
カンパとキーノのシーンは結構パロディとして他の映画や作品にも影響を与えているんですよね。
例えば日本の作品でいえば特に漫画やアニメにオマージュされたシーンが多い印象で「デスペラード撃ち」と称されて、「トライガン」に出てくるニコラス・D・ウルフウッドや「デモンベイン」のドクターウェストなどが影響を受けています。
 
さすがはロバート・ロドリゲス監督、映画のみならず様々なジャンルにも強い影響を与える映画愛の強い作品作りをしています。
 
ちなみにデスペラードとはスペイン語のように思われるかもしれませんが英語だそうです。
語源は英語のDesperate(名詞・古語)から来ていて、17世紀初頭からスペイン語風のDesuperadoに変化したそうです。
「絶望した者」の意味を持っていて、そこから転じて「絶望から無謀な行動をとる人」を指す意味になったそうです。
調べてみてひとつ勉強になりました!
 
映画好きが作る映画にハズレなしといったところでしょうか?
映画に詳しくなくても楽しめるロバート・ロドリゲスのデスペラード、是非ご覧になってみてくださいね!
 
以上、「デスペラード|ネタバレあらすじ結末は?」についてご紹介しました!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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