フライト・クルー|映画のネタバレあらすじ結末の解説!マシコフ出演

 
 
 
 
 
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新瀬旭春(@shinse_akiharu)がシェアした投稿

『フライト・クルー』は、2016年のロシア映画。

ロシアでは興行収入No.1の大ヒット映画です。

どうやら実話ではないようです。

 

日本では、ヒューマントラストシネマ渋谷を皮切りに、大阪・名古屋・神戸で、「未体験ゾーンの映画たち2017」で上映開始されました。 

 

 

私は年に1回は飛行機に乗りますが、上空での移動なんて、考えただけでもぞっとしますよね。

 

『フライト・クルー』のあらすじと救出できたのか、気になる結末を解説していきます。

フライト・クルー|作品情報

タイトルフライト・クルー
原題Экипаж (英題:THE CREW)
日本公開日2017年1月31日
上映時間123分
ジャンルディザスター・航空スペクタクル・パニック映画
監督ニコレイ・レベデフ
脚本ティホン・コルネヴ/ユーリー・コロトコフ/ニコレイ・クリコフ/ニコライ・レベデフ/アレクセイ・オニシチェンコ
製作ニキータ・ミハルコフ/レオニード・ヴェレシチャーギン/アントン・ズラトボルスキー
撮影アレイク・ハートウィッツ
製作国ロシア
配給インターフィルム

フライト・クルー|主な登場人物(キャスト)

 

アレクセイ・グシチン(ダニーラ・コズロフスキー)
元空軍パイロットです。空軍をクビになり、航空会社に転職、訓練生パイロットになります。

レオニード・ジェチェンコ(ウラジミール・マシコフ)
厳格なベテランパイロットです。

アレクサンドラ(アグネ・グルダイト)
ヒロイン。女性パイロットです。アレクセイの恋人になります。

 

フライト・クルー|登場人物・俳優・吹き替え声優

アレクセイ・グシチンダニーラ・コズロフスキー庄司然
レオニード・ジンチェンコウラジミール・マシコフ西垣俊作
アレクサンドラアグネ・グルダイト北村幸子
シェスタコフセルゲイ・ガザロフ菊池康弘
ニコライセルゲイ・シャクロフ真田雅隆
ミハイルヴァシリ・ミシュチェンコ佐々木祐介
ピーターオレグ・フォミン高橋ちんねん
アンドレウセルゲイ・ケンポ長谷部忠
イリーナエレナ・ヤコヴレワ野々山恵梨
ビクトーリヤカテリーナ・シェピツァ齊藤静香
バレラ・ジンチェンコセルゲイ・ロマノヴィッチ藤間つよし

 

その他の日本語吹替:

一花さくら、御子神孝次、一ノ瀬和也、山川龍聖、水瀬七海、阿部菜月、久保井美沙希、水嶋咲菜、井戸ゆい、西田俊輔、木倉康孝、古川誠哉、齋藤寿、三好貴也、吉岡貢嗣、酒井孝子、三枝五郎八、藤井麻衣、小牧里菜、砂哉あすみ、柘植れいか

 

フライト・クルー|あらすじ解説(ネタバレあり)

「フライト・クルー」のあらすじ(ストーリー)を結末まで分かりやすく解説しています。一部ネタバレ要素を含む場合もございますのでご注意下さい。

起:正義感のつよいアレクセイ

空軍のパイロットだったアレクセイは、正義感が強く、上司の理不尽な要求を拒否したため、クビになります。

アレクセイは、民間航空会社のパイロットの試験を受けます。シュミレーションフライトの試験で、最悪の状況の設定にされたため着陸に失敗し、落ちてしまいます。

落ち込んでいたところ、駐車場で困っていたアレクサンドラを助け、2人は仲良くなります。

そのころ、試験をした航空会社の幹部たちが、あの状況であそこまでやれたのは素晴らしいと感心し、他の試験管がやってみたところ、やはり着陸に失敗しました。

そして、このことでアレクセイは合格になりました。

 

承:アレクセイ副操縦士、ジェチェンコ機長の下で働く

アレクセイは、訓練生の副操縦士としてジェチェンコ機長の元で働くことになります。

アレクサンドラは、実はこの航空会社のパイロットでした。アレクセイは積極的にアタックし、恋人同士になります。

アレクセイの4回目のフライトで、煙草を吸って暴れる乗客を押さえ込んだ動画がネットに拡散され、ジェチェンコ機長とアレクセイは旅客機の運行からはずされました。

新しいチームとして、ジェチェンコ機長は副操縦士にアレクセイとアレクサンドラを選びました。

 

転:緊急命令!大量の溶岩が乗客を襲う!

ある火山島で、火山大噴火による地震と溶岩流で、島の空港から乗客たちが脱出できなくなり、3人のチームに救助命令が入りました。

空港は悲惨な状況でした。旅客機は炎上し、空港のあちこちが燃えています。空港のビルは崩壊し、メイン滑走路は火柱と倒壊物で使用できず、サブ滑走路も火柱が上がっていて距離が短くなっています。

1機の飛行機が滑走路を飛び立ちますが、距離が足らず墜落します。

アレクセイは、ワゴン車で行方が分からなくなった人たちを探しに行きます。身動きのできなくなった旅行者たちを誘導しますが、溶岩が流れてきて行く手を遮ります。

ジェチェンコ機長はアレクサンドラと一緒に、乗せれるだけの乗客を小型貨物機に乗せ離陸します。

もう空港は溶岩が大量に流れ込み、このままでは全員死亡の状況です。

 

結末・ラスト:上空での救出!

空港に戻ってきたアレクセイは、残った乗客を全員旅客機に乗せます。後ろから溶岩が流れてくる中、サブ滑走路から必死の思いで飛び立ちます。

炎をくぐり抜け、なんとか離陸に成功します。

しかし、ジェチェンコ機長から燃料切れの連絡が入ります。

貨物機は海面着陸ができません。

アレクセイは貨物機のワイヤーを使って、乗客を旅客機の方へ移動させる方法を思い付きジェチェンコ機長に伝えます。乗客にも説明し、全ての乗客が納得し実行します。

1回目と2回目は成功しますが、3回目で転落者が出てしまいます。最後にジェチェンコ機長が自動操縦に切り替えて、なんとか乗り移ります。

着陸時には、車輪が出なくなり胴体着陸を試みます。激しい衝撃が起こりますが、着陸に成功し、乗客たちは喜びあいます。

はじめはアレクセイが気に入らないジェチェンコ機長でしたが、操縦技術の高さと人間性を認めます。

 

フライト・クルー|見どころ解説

大迫力の溶岩流と脱出劇!

火山が大噴火して、溶岩が流れ出てくるなかでの飛行機による脱出は、大迫力です。危機一髪の脱出劇ですが、ハリウッド映画に匹敵するくらいの映像です。

空港に火柱が立ち上り、空港ビルがあちこちで崩壊します。溶岩流が空港を、島を飲み込み、飛行機が大爆発します。

 

映像技術はなかなか素晴らしいです。

VFX / CGは、ロシアで大ヒットした『ナイト・ウォッチ』や『ウォンテッド』のティム―ル・べクマンベトフ監督が率いる、優秀なVFXチームが担当しました。

そのパニック描写は圧巻です!

 

上空での空中サーカスの様な脱出劇

陸での脱出がやっと成功し、ほっとしたのもつかの間、また危機が訪れます。

ジェチェンコ機長の貨物機からアレクセイの旅客機に、上空で乗客を移すという空中サーカスさながらのアクロバットな救出は、今まで見たことがなく、とても怖いです。

実際可能なのでしょうか?かなりの操縦技術が必要ですよね。車から車への救出劇は見たことがありましたが、さすがに飛行機から飛行機は予想外で面白かったです。

生きた心地がしませんでした!

 

人間模様

 

映画の前半は、アレクセイとアレクサンドラとの恋愛や、厳格なジェチェンコ機長と今どきの息子との軋轢などの、人間模様が描かれています。

この前半がやや退屈とみる人もいますが、これが後半のパニック救出劇を盛り上げているように思います。

 

フライト・クルー|ネタバレあらすじ、見どころ解説まとめ

 
いかがでしたでしょうか?
 

監督は『伝説の17番』でロシアゴールデン・イーグル賞を6部門で受賞したニコライ・レべデフです。

さらに、製作には『太陽に灼かれて』でアメリカアカデミー賞外国語映画賞、カンヌ映画祭審査賞を受賞したニキータ・ミハルコフです。

ロシアの最高峰の製作陣がタッグを組んだ傑作です。

 

ハラハラドキドキの大迫力映画でした!

ロシア映画もなかなか見応えがあるなと思いました!

 
 
以上、「フライト・クルー|のネタバレあらすじ結末の解説!見どころも」についてご紹介しました!

最後までお読み頂きありがとうございました。

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