「ゴジラシリーズ」のリブート作品です。
監督は、ギャレス・エドワーズとなっています。
映画『GODZILLA ゴジラ』(2014)キャスト
フォード・ブロディ大尉(アーロン・テイラー=ジョンソン)
ジョーの息子。医師の妻エルとまだ幼い息子のサムを持つ。
幼少期のフォード・ブロディ(CJ・アダムス)
芹沢 猪四郎(せりざわ いしろう)博士( 渡辺謙)
特別研究機関MONARCH(モナーク)に所属する生物科学者。
ジョー・ブロディ(ブライアン・クランストン)
フォードの父。核物理学者。
エル・ブロディ(エリザベス・オルセン)
フォードの妻。サンフランシスコ総合病院救急救命室 (ER) 勤務の医師。
サム・ブロディ(カーソン・ボルド)
フォードとエルの息子。
ヴィヴィアン・グレアム博士(サリー・ホーキンス)
芹沢博士の助手。MONARCHに所属する古生物学者。
サンドラ・ブロディ(ジュリエット・ビノシュ)
ジョーの妻。
ウィリアム・ステンツ提督(デヴィッド・ストラザーン)
アメリカ海軍第七艦隊司令長官。
ラッセル・ハンプトン大佐(リチャード・T・ジョーンズ)
ステンツ提督の副官。
トレ・モラレス軍曹(ヴィクター・ラサック)
作戦に使用する核弾頭の輸送を行うアメリカ陸軍の兵士。
マーカス・ウォルツ少佐(俳優名)
アメリカ海軍少佐。
降下指揮官(ジャリッド・キーソ)
降下部隊の指揮官。
マルティネス下士官(キャサリン・ロッホ・ハグクウィスト)
ステンツ提督の部下。通信兵。
タカシ(山村憲之介)
ジョーやサンドラが勤める雀路羅原子力発電所の職員。
スタン・ウォルシュ(ゲイリー・チョーク)
ハヤト(ヒロ・カナガワ)
雀路羅原子力発電所の職員。
ウィーラン(ブライアン・マーキンソン)
MONARCHに所属する科学者。
ジェインウェイ(タイ・オルソン)
MONARCHに所属する科学者。
ハドルストン(アル・サピエンザ)
ムートーの研究施設の警備主任。
軍事分析官(テイラー・ニコルズ)
ステンツ提督に核兵器の使用を提案する。
映画『GODZILLA ゴジラ』(2014)あらすじ
日本には、「ジャンジラ」という架空都市がありました。
ジャンジラには原子力発電所があり、その街には技術者やその家族が住んでいました。
その中にブロディという技術者夫婦とその息子、フォードがいました。
彼らは日本の伝統的な家屋で暮らしていました。
そんな中、謎の事故で原発がメルトダウン。
ブロディ家の妻、サンドラは事故に巻き込まれ死んでしまいます。
それから15年の月日が経ちます。
ブロディ家の息子、フォードは米軍の大尉になっていました。
フォードは戦地からアメリカに帰還し、家族と楽しい生活を過ごそうとしていました。
そんな矢先、日本で父、ジョーが逮捕されたと連絡がありました。
フォードは日本に行き、ジョーとジャンジラに不法侵入し事故の真相を調べます。
しかし、警備員に捕まってしまい、フォードとジョーは原子力発電所跡地に建てられた謎の施設に送り込まれてしまいます。
その施設では、芹沢博士が放射線を吸収する謎の生物の卵を観察していました。
その卵は15年前、芹沢博士がフィリピンの炭鉱で発見した巨大生物の卵でした。
芹沢博士はそれがきっかけでその施設の最高責任者に任命されていたのでした。
映画『GODZILLA ゴジラ』(2014)感想・評価
私の大学の研究室の
指導教員の方も
ゴジラが好きな人で、
その方がゴジラ2014のことを
「家族の別れで始まり
家族の再会で終わる映画」
と言っていたのがすごく良いなと思いました。#ゴジラ#Godzilla pic.twitter.com/TatGXg1w6f— ノラ (@G_U0401Earth) December 10, 2020
ストーリーやテーマについて
圧倒的なスケール感はさすがハリウッドだと思いました。
バトルシーンよりヒューマンドラマにも重きをおいていると思います。
バトルシーンとヒューマンドラマが交互に来ますので複雑でした。
災害時に人間が何もできないさまを見て、虚しさを感じました。
ゴジラが登場するまでが長かったです。
ゴジラの全身が拝めるのは開始1時間あたりをすぎてからなのでようやくかといった感じがしました。
このあたりは日本のゴジラファンにとってもどかしく感じる部分だと思います。
しかしこれは監督ギャレス・エドワーズが映画『ジョーズ』を参考にしているところに起因します。
映画『ジョーズ』は、登場シーンまで1時間をかけています。
しかもジョーズが画面に映るのはたった6分だけなのです。
しかし、十分恐ろしく感じるし、なにより面白いです。
映画『GODZILLA ゴジラ』もその手法をとっており、その代わりを迫力のあるバトルシーンで補っています。
演出や脚本について
ゴジラが全てCGだったのには驚きました。
ハリウッドだからなのか、怪獣の大きさや重量感の演出はすごかったです。
ゴジラとムートーたちが繰り広げる怪獣のバトルシーンは少し薄暗く見えにくいので、テレビのせいだと思っていたら、同じように思っている方がいて安心しました。
そのあたりは想像力を働かせながら、何が起こっているのかを考える必要があります。
ゴジラが口から光線を放つところなんかはおっと思わせてくれました。
怪獣のバトルシーンはもう少し多いほうが良いなと思いました。
キャラクター&キャストについて
初代ゴジラに出演していた宝田明の名前がクレジットにありますが、実際はカットされたそうです。
ムートーのデザインは個人的に好みで、悪い感じと気持ち悪さが表現されていました。
欧米では、「GOD ZILLA]などとゴジラは驚異のものとされ、日本ではゴジラはヒーローのような存在だという考え方の違いを感じました。
(実際に英語表記が「GOJIRAではなくGODZILLAであるのもうなずけます。)
こちらのサイトを参考にさせていただきました。
映画『GODZILLA』が世界的なヒット ゴジラはなぜ “GOD” なのか?
映画『GODZILLA ゴジラ』(2014)まとめ
後で気になって、過去のゴジラ作品を調べました。
作品数の多さに驚きました。
やはりゴジラは愛されているのだと感じました。
ハリウッド監督にもゴジラに影響された人は多く、これから続編も途絶えることはないだろうなあと思いました。
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