人気テレビドラマ「コンフィデンスマンJP」の劇場版第2作の本作。
前作から続投の長澤まさみ、東出昌大、小日向文世に加えて、北大路欣也、ビビアン・スー、千葉雄大、白濱亜嵐、関水渚、柴田恭兵が新たに登場。更なる盛り上がりを見せる「コンフィデンスマンJP プリンセス編」
あっと驚くどんでん返しを楽しみましょう。
あらすじ
世界有数の大富豪フウ家の3代目当主レイモンド・フウ(北大路欣也)が他界。
10億円と噂される遺産を巡り、レイモンドの子供である、ブリジット(ビビアン・スー)、クリストファー(千葉雄大)、アンドリュー(白濱亜嵐)の3姉弟は火花を散らし、世界も遺産の相続先に注目する。
そんな状況の中、執事トニー(柴田恭兵)が相続人として発表したのは、誰もその存在を知らない隠し子ミシェルだった。世界中からミシェルを名乗る詐欺師が“伝説の島”ランカウイ島に押し寄せるが、トニーによる審査で、偽者だと見破られていく。
一方、謎の相続人ミシェルの噂を耳にした、ダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)の3人もフウ家に入り込み、少女“コックリ”(関水渚)をミシェルに仕立て上げてフウ家の遺産を狙うが…
主題歌を歌っているのは誰?
本作の主題歌を手掛けるのは、連続ドラマ「コンフィデンスマンJP」、劇場版第1弾「コンフィデンスマンJP ロマンス編」の主題歌も手掛けた人気ポップバンドグループ『Official髭男dism』です。
3回目のタッグとなる今回は、新曲「Laughter」を書き下ろしました。
『Official髭男dism』は、「すごく映画の世界観と結びつきながら、“自分たちらしく生きていくこと”、“自分にとって大切なモノと一緒に人生を歩むこと”のすばらしさについて歌った曲になります」と説明し、「どんな曲になっているのかは、映画の詳細と一緒に楽しみに待っていてもらえたら嬉しいなと思っています」と期待を煽っています。
しっとりとした曲調は、本作を観終わった後の余韻をじんわりと包み込むような雰囲気で、世間からも好評のようです。
感想・考察
本作は、前半でひと通りの事象が終わり、そこから巻き戻って、物語の裏側が描かれていきます。
コンフィデンスマンJPに一貫してみられる、この伏線たっぷりの前半を一気に回収していくパターンは、見ていて気持ちがよく見終えることができます!映画なのに、リズムよく、軽く進むドラマのような雰囲気のある作品であることも、本作のおすすめできるポイントだと思います。
関水渚さんの演技力にも注目です!!ストーリーが進むうちに、どんどん好きになってしまう可憐で透明感のあるキャラクターが絶妙で、ぴったりの配役でした。
まとめ
小ネタや楽屋落ちネタもふんだんに盛り込んだ作品に仕上がっています!
ターゲットであるはずのフウ家の関係を改善させたり、控えめなこっくりを成長させたり、ダー子らしい大暴走ではありますが、また、ダー子の活躍を観たい!と思わせてくれる『コンフィデンスマン プリンセス編』でした。
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