マキシマム・リスク|映画のネタバレ・あらすじ・感想と評価

1996年のアメリカ映画。

主演はジャン=クロード・ヴァン・ダム。

ジャンルはアクションで、香港よりリンゴ・ラム監督を招いて撮らせた作品となる。

本作以降、ハリウッド特有の制作システムに馴染めず、すぐに香港へ帰ってしまったということはさておき、今回はその内容について紹介します。

映画『マキシマム・リスク』のあらすじ

舞台は南仏の港町。

主人公である刑事アラン(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)は、パートナーのセバスチャンにある男性の殺人現場に連れられる。

そこに倒れていた男性は、なんとアランと瓜二つだった。

その男性はミカエルという名前で、殺害されたホテルのIDを調べると、アランと生年月日が同じであることが分かった。

母親(ステファーヌ・オードラン)に問いただすと、アランとミカエルは双子の兄弟で、ミカエルは幼い頃に養子に出されていたことが分かった。

彼はなぜ殺害されたのか?また、彼はどのような人物だったのか?

アランはロシアマフィアとFBIの絡んだ陰謀を探ってゆき、その真相を突き止めようとする。

アランの運命はいかに。

映画『マキシマム・リスク』の感想と評価

ストーリー展開としては物足りなさを感じたものの、90年代のソレとは思えないド派手なアクションには目を奪われました。

リンゴ・ラム監督の演出にヴァン・ダムの演技。

非常に熱がこもっているのが見て取れました。

それだけに、リンゴ・ラム監督の死は残念で仕方ありません。

 

映画『マキシマム・リスク』の脚本を手掛けたのは、ラリー・ファーガソン。

『ビバリーヒルズ・コップ2』(1987年)や『レッド・オクトーバーを追え!』(1990年)の脚本を書いた人です。

 

本作のヒロインは、ミカエルの彼女・アレックス役のナターシャ・ヘンストリッジ。

美人でとても魅力的でした。

彼女は20歳の時に『スピーシーズ/種の起源』で女優デビューしています。

本作には21歳のときに出演されているのですが、その若さとは裏腹に、演技力には目を見張るものがあると思いました。

容姿を売りにしてもいいほどなのですが、きちんと中身も伴っていました。

 

本作で残念なところは、やはりストーリー展開です。

テンポはよいものの、ドラマティックな部分をもっと出してほしかったのが正直なところです。

映画『マキシマム・リスク』のまとめ

見どころはなんといっても迫力のあるアクション。

何も考えずに見られるという意味ではとても良いと思います。

改めて見ると、残念な部分も見受けられますが、とりあえず見ておいて損はないと思います。

 

以上、映画『マキシマム・リスク』の紹介でした。

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