江戸川コナン失踪事件|ネタバレあらすじ結末は?感想口コミ評価も!

『名探偵コナン 江戸川コナン失踪事件~史上最悪の2日間~』は、「名探偵コナン」シリーズの原作連載20周年を記念して製作された、「金曜ロードショー」で放送されたスペシャル番組です!

 

映画『鍵泥棒のメソッド』とのコラボレーション作品ともなっており、脚本を担当したのは、映画の監督・脚本をつとめた内田けんじさんでした。

登場人物も、『鍵泥棒のメソッド』と絡んだ内容になっているんですね。

 

ここでは『江戸川コナン失踪事件』のあらすじ・結末と、感想や口コミについてまとめていきます!

『江戸川コナン失踪事件』あらすじと結末

起:銭湯でみかけた怪しい人物

ゴルフ場で英語で会話する老人たちの不穏なシーンから物語が始まります。CIAが動いたということ。思い知らせてやる、という言葉を口にしていました。

そして場面は日本に切り替わり、運び屋のジョーと呼ばれる男性が、事情聴取を受けて、「トラックに爆弾があるなんて知らなかった」と話していました。

 

一方コナンは、阿笠博士の家にいくと、お風呂が故障してしまったことを知ります。直すのにも時間がかかりそうだということで、灰原、蘭と銭湯へ行くことになりました。

コナンが脱衣所で飲み物を飲んでいると、銭湯に入ってきたばかりの男がなぜか既に銭湯のロッカーのカギを持っており、不審に思います。コナンは無邪気なフリをして、ロッカーの中身をのぞきました。

脱衣所には他にも、ずっと新聞を読んでいる男もいました。

その後、風呂場に入ったコナンは床にすべって転倒。その間に連れ去られてしまいました。

中々出てこないコナンを心配し、蘭と灰原は銭湯の人に確認します。

すると、転倒してけがをした少年がいて、知人だという男性が病院に運んだというのです!

慌てて病院へ向かいますが、そんな少年はいません。事件を疑った灰原が、博士へ連絡します。

 

承:連れ去られたコナン

コナンを連れ出したのは、コナンが銭湯で不審に思った怪しげな人物、通称・アドリブのタツ。そして、新聞をずっと読んでいた男=伝説の殺し屋・コンドウがその協力者となっていました。

車に乗せたコナンに名前を聞くと、コナンは記憶を失っていることがわかりました。そのまま2人は、空き巣のプロ・カギヤのマルが待つアジトへ連れていきます。

一方、小五郎の探偵事務所に、水嶋香苗という女性が現れます。結婚相手の浮気を調査してほしい、という依頼を引き受けた小五郎は、コナンがつれさられた銭湯へ向かうことになりました。

灰原と阿笠博士は、銭湯に残ったままのコナンの荷物を、母を名乗って受け取りにきた女性を追跡することになりました。一旦博士が女性を追跡し、灰原はやってきた小五郎についていきます。

灰原と小五郎は、香苗の結婚相手・山崎が住んでいたマンションに向かうことになりました。

灰原はマンションの前に阿笠博士の車が停まったのを確認すると、帰るといって部屋を出ます。博士と灰原は、その後再びマンションから出てきた謎の女性を追跡します。

一方小五郎は、山崎の部屋のベランダに隣の部屋に通じる隠し扉を見つけ、その男が伝説の殺し屋コンドウであることに気が付きました。

灰原と博士が追跡している女性は詐欺師のナナと呼ばれる人物でした。

ナナはコナン達がいるアジトまで行くと、タツとマルを殺害。コンドウとともに別の場所へ移動します。

灰原と博士はさらに追跡しますが、後ろから迫ってきたトラックに幅寄せされて車が大破。博士は捕まってしまいます。灰原は車外に放り出され、気絶しました。

 

転:犯人たちの真の目的

天才ハッカー・エムのいる山奥の建物に連れていかれたコナンとコンドウ。

コンドウ含め、タツやマルたち全員が、何者かに雇われて行動していたことがわかります。

その真の目的は、来日中のニホリカ国の妻子が立ち寄る、『仮面ヤイバー展』のイベントにて爆破を起こし、妻子を殺害することでした。

彼らは、コナンをイベントの場で解放するふりをして、コナンに持たせたリュックの中の爆薬を爆破させるつもりでした。

しかし・・・コナンがニホリカ国の妻子と接近し、エムが爆破ボタンを押しましたが、爆発することはありませんでした。

ここで、イベントの2日前の話に戻ります。

コンドウはそもそも、結婚したことによって裏稼業を辞めるつもりでした。「伝説の殺し屋」と呼ばれていたものの、実際は、暗殺すべきターゲットにその事実を告げ、殺したフリをして逃がしていたのです。

コンドウは、銭湯にいたときから依頼された仕事を不審に思っていました。
巻き込まれた形でアジトへ向かうことになりましたが、途中、睡眠薬を飲まされたはずのコナンが、実は睡眠薬を飲んでいなかったことに気が付きます。

そう、コナンは実は記憶喪失のフリをしていたのです!

コンドウはコナンを逃がそうと考えましたが、そうするとコンドウが疑われてしまうこともあり、コナンはもう少し様子を見ることを提案します。

ナナの指示で、コンドウはコナンと共にイベント会場である赤レンガ倉庫に向かいます。車の中では盗聴されてしまうため、2人はトイレへ行くフリをして外へ。

コナンは、真犯人はアドリブのタツであると推理しました。

タツはナナによって殺害されたと思われましたが、ニュースで「身元不明の遺体」と言われており、2体の遺体だったとは報道されていませんでした。

コナンがタツに発信機をつけたところ、山奥のアジトに移動していました。

博士を捕まえたのはタツでした。気絶からさめた灰原もその後アジトに向かいますが、監視カメラに気づかれ捕まります。

 

結:事件の真相

話はイベント当日に戻ります。エムが起爆スイッチを押したとき、爆発したのはコンドウのマンションでした。(コンドウが爆薬をマンションに持っていきました)コンドウの仕事の証拠は燃え、予定通りに裏稼業を引退できます。

今回のニホリカ国の妻子殺害の依頼は、本来は「伝説の殺し屋」と名高いコンドウに依頼されたものでした。

タツは、コンドウが隠し扉で移動する姿をみて部屋に侵入し、コンドウ宛の依頼電話を引き受けたのでした。

タツはコナンの推理によって居場所がばれ、警察に逮捕されました。

コナンは捕らわれている博士と灰原を助けに戻ります。小五郎と蘭もアジトに駆け付け、エムを蘭が倒しました。

コナンは探してくれた灰原に感謝を伝えました。

『江戸川コナン失踪事件』感想口コミ評価は?

シリーズ指折りの本格ミステリー!

原作者の青山先生も絶賛するのが納得の本格ミステリー作品に仕上がっていると思いました!

最近のコナン映画は、ちょっと大げさなくらいのアクションシーンが多々盛り込まれているように感じていましたが、今回は推理がメインで、いつものコナンとはいい意味で少し違った雰囲気。(もちろん蘭姉ちゃんのアクションシーンはありましたが!)

純粋にミステリーを楽しみたい人にもかなりおすすめだと思いました!

場面や日にちが前後したりしますが、飽きずに結末まで楽しめる魅力がありました。やはり『鍵泥棒のメソッド』の内田監督の力と言えるかもしれませんね。

灰原哀の活躍シーン多数!

事件の解決はコナンとコンドウがメインで進めていきますが、実は作品中注目だったのは灰原哀ちゃんのシーン!

銭湯にいったり、普段はクールなのに子どものフリをしたり・・・コナンを探すシーンなど、実は灰原が活躍・登場するシーンが多かったんです。

もともとコナンや蘭に続くほど人気キャラの灰原。沢山登場してくれる作品ということでファン必見です!

『江戸川コナン失踪事件』あらすじネタバレ結末 感想口コミ評価のまとめ

ここまで『江戸川コナン失踪事件』のあらすじ・結末と、感想や口コミについてまとめてきました!

本格的な推理と飽きさせないストーリー展開、コナンファンはもちろん、『鍵泥棒のメソッド』を観た方も、推理物が好きな方にもおすすめです。

以上、江戸川コナン失踪事件|ネタバレあらすじ結末は?感想口コミ評価も!についてご紹介しました!

最後までお読み頂きありがとうございました。

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