グランド・ジャーニー|映画は実話?モデルがいた?口コミ評判も

 

出典:シネマトゥデイ

 

絶滅寸前の渡り鳥を救った父と息子の奇跡の旅「グランド・ジャーニー」が2020年7月23日より劇場公開されました。

 

 

https://twitter.com/grandjourneyjp/status/1287666280695136256

 

初日満足度ランキングでは、なんと、第3位を獲得しています!

 

 

監督の二コラ・ヴァニエは、世界的名作である「アルプスの村の犬と少年」を映画化した「ベル&セバスチャン」で、世界中から高い評価を受けて、フィクション映画の監督としてもその名を轟かせました。

 

 

二コラ・ヴァニエは、映画監督以外でも冒険家、小説家、写真家としても活躍しており、自身の幅広い活動を生かして、これまで20本以上のドキュメンタリーを撮影・監督しています。

 

 

二コラ・ヴァニエが監督した作品ということで、注目を浴びている「グランド・ジャーニー」ですが、どのように誕生したのでしょか?

 

 

今回は、そんな話題の映画「グランド・ジャーニー」は実話なのか?モデルがいるのか?口コミや評判などにについて調べてみました。

 

 

グランドジャーニーは実話?モデルがいた?

出典:映画ナタリー

 

 

本作は、気象学者で雁の研究をしている主人公が、超軽量飛行機を使って、渡り鳥に安全な飛行ルートを教えるという、誰もが無謀だと思う挑戦を、思春期の息子と成し遂げるという父と子の感動ストーリーです。

 

 

そんな無謀な挑戦をした人物が実際にいたのでしょうか?

 

 

 

本作は、作品の脚本を担当し、雁や飛行の担当としても参加しているクリスチャン・ムレクが実際に、20年ほど前にカオジロガンと共に“渡り”に取り組んだ実話に基づいた作品です。

 

 

作品のモデルとなったクリスチャン・ムレクは鳥類愛好家であり、気象学者でもあります。

 

クリスチャン・ムレクとは

 

1995年に独自に開発した超軽量飛行機を使って、2羽のガンと共に空を飛行したのをはじめとして、その後も鳥たちに渡りを教えるプロジェクトを開始し、渡り鳥の保護や繁殖、飛来ルートの指導に人生を捧げている人物です。

 

 

 

本作の監督の打診を受けたニコラ・ヴァニエはまず、鳥たちと飛ぶためにクリスチャン・ムレクのもとを訪れました。

 

 

2人は、今まで一緒に仕事をしていなかったことが不思議なくらいという程、共通点も多く、すぐに共鳴し合いました。

 

「グランド・ジャーニー」を誕生させた理由

 

そして、「グランド・ジャーニー」を誕生させた理由として、ニコラ・ヴァニエは以下のように語っています。

 

 

「クリスチャンの物語はドキュメンタリーに最適だっただろう。でも彼の人生の冒険は、私を刺激し、フィクションとして小説や映画にしたいという欲求を駆り立てたんだ」

(グランド・ジャーニー公式サイトより引用)

 

 

また、今の時代、自分の世界に閉じこもっている子供たちが多いため、世代を超えて、父親が息子に何かを継承する話にしてみようと思ったことも語っています。

 

 

このように、「グランド・ジャーニー」は、クリスチャン・ムレクの実話をもとに、世代を超えて継承していく大切さをメッセージとしても作られたフィクションでした。

 

グランドジャーニーは実話?モデルがいた?のまとめ
・実話に基づく物語
・モデルはクリスチャン・ムレク(鳥類愛好家、気象学者)

グランドジャーニーの口コミ評判は?

出典:シネマトゥデイ

 

 

それでは、「グランド・ジャーニー」の口コミや評判についても紹介したいと思います。

情熱と勇気を持って“渡り”に取り組む姿に胸打たれる作品

 

 

 

 

とにかく感動した!泣けた!という感想が圧倒的に多く、口コミレビューでは、どのサイトでもかなりの高評価を得ています。

 

 

評価の高い理由の一つは、本作のモデルとなっているクリスチャン・ムレクが脚本も担当しているということもあり、主人公の少年が愛情を持ってヒナを育て、共に成長していく姿は、20年前の自身の姿そのものであり、情熱と勇気を持って“渡り”に取り組む姿もまた同様です。

 

 

特に、鳥との飛行シーンでは映画であることを忘れてしまうくらい、観客も一緒に空を飛んでいるような気分になります。

 

 

鳥との飛行シーンではCGは使っていない

 

鳥との飛行シーンについて監督のニコラ・ヴァニエは以下のように語っています。

 

鳥と軽量飛行機(ULM)に乗って一緒に空を飛ぶというシーンではCGは使っていません。

嵐のシーンだけ合成をしましたが、それでも鳥の飛行シーンには一切手を入れていません。人工的な合成をすることで、一瞬のリアルさは表現できても、すぐに違和感を感じます。この作品で伝えたかったことの一つは人間も鳥も完璧ではないということ。そういう不完全な中に真実があることを感じてほしかったのです。

 

 

 

CGをほとんど使用せず、どこまでも真実の姿が映し出されている飛行シーンは圧巻です!

 

 親子の深い絆が繊細に描かれている

 

そして、本作が高く評価されているもう一つの理由に、親子の深い絆が繊細に描かれているところにもあると思います。

 

 

口コミレビューでも「親子愛、家族愛をしっかり盛り込んでいるのも、感動的で泣かされる。」などという声もあり、多くの観客の心を掴んでいます。

 

 

このように本作を鑑賞した人からは多くの感動の声が寄せられていました!

 

まとめ

 

今回は、二コラ・ヴァニエ監督の話題の映画、「グランド・ジャーニー」について調べてみました。

 

 

豊かな大自然の中で、鳥たちと共に成長し、大空を飛翔して旅する姿は、まさに本作のタイトル「グランド・ジャーニー」(壮大な旅)そのものでした。

 

 

本作のモデルとなっているクリスチャン・ムレクが作品の脚本、雁や飛行を担当していることもあり、まるでドキュメンタリー映画のような、臨場感あふれる作品と仕上がっています。

 

 

人間と鳥との種別を超えた絆と、家族愛が描かれた本作からは、多くを感じ、学ぶことも多いです。

 

 

是非劇場で鳥たちと一緒に大空を飛行するシーンを体験してみてください!

 

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