2020年12月4日より、映画「ミセス・ノイズィ」が全国で絶賛公開中です。
些細な事柄から、社会を巻き込んだ炎上が始まる様子を描く、「天野千尋」さん脚本・監督のサスペンスドラマ映画です。
ちなみにこの映画、「騒音おばさん」として有名な、2005年に奈良県で起こった「奈良騒音傷害事件」を題材に作られたそうです。
今回は、そんな「ミセス・ノイズィ」について紹介していきます。ぜひ最後までお読みください!
- 「ミセス・ノイズィ」の登場人物(キャスト)
- 「ミセス・ノイズィ」のあらすじ
- 「ミセス・ノイズィ」のネタバレ結末
- 「ミセス・ノイズィ」の音楽・曲・サントラ
登場人物(キャスト)一覧
吉岡真紀 (篠原 ゆき子)
主人公の小説家の女性で、夫と娘と共にマンションで生活しています。
小説家としてスランプに悩まされている中、隣人の美和子より嫌がらせを受けることになってしまいます。
演じるのは「篠原ゆき子」さん。映画「共喰い」やドラマ「深夜食堂」など、多数の映画・ドラマで活躍する女優さんです。
若田美和子 (大高洋子)
真紀の隣の部屋に住む女性です。
朝早くに、大きな音で布団をたたく騒音騒動を起こし、真紀に嫌がらせを行っています。
演じるのは「大高洋子」さん。44歳の時に劇団員となった、早稲田大学出身の方です。
吉岡裕一 (長尾 卓磨)
真紀の夫。
若田茂夫 (宮崎 太一)
美和子の夫。
多田直哉 (米本 来輝)
真紀の従兄弟。
吉岡菜子 (新津 ちせ)
真紀の娘。
あらすじ結末はをネタバレ
あらすじ
小説家であり、母親でもある主人公・吉岡真紀(36)。スランプ中の彼女の前に、ある日突如立ちはだかったのは、隣の住人・若田美和子(52)による、けたたましい騒音、そして嫌がらせの数々だった。それは日に日に激しくなり、真紀のストレスは溜まる一方。執筆は一向に進まず、おかげで家族ともギクシャクし、心の平穏を奪われていく。そんな日々が続く中、真紀は、美和子を小説のネタに書くことで反撃に出る。だがそれが予想外の事態を巻き起こしてしまう。2人のケンカは日増しに激しくなり、家族や世間を巻き込んでいき、やがてマスコミを騒がす大騒動へと発展……。果たして、この不条理なバトルに決着はつくのかーー?!
引用:Filmarks
ラスト結末をネタバレ
マスコミの取材はさらに過激さを増していきます。追及の手はマンションから真紀の実家まで及び、とうとう真紀と娘の菜子は、マスコミに取り囲まれてしまいます。
そこになんと、美和子が現れマスコミから真紀と菜子を助けてくれたのです。
3人は無言で歩きます。しばらくすると真紀は美和子に、小説を書いたこと・SNSをアップしたことを謝罪しました。美和子は「なぜ、騒音を出すことになったか」真紀に話し始めます。それを聞いた2人は泣きながら和解することとなったのです。
その後、真紀はマンションを引越し、「騒音騒動」の小説を加筆修正した単行本を発表しました。
題名は「ミセス・ノイズィ」、「隣人とのトラブルがきっかけで、人の優しさに触れる」という内容です。
真紀はミセス・ノイズィの単行本を美和子に送り、美和子は笑いながらそれを読むのでした。
音楽、曲、サントラは?
主題歌は?
主題歌「WHAT’s」を歌うのは、シンガーソングライターの植田真梨恵さんです。
上田真理恵さんが「ミセス・ノイズィ」の脚本を読み、書き下ろしたそうですよ。そのため、映画の内容と曲がマッチしていると、SNSで話題でした。
ミセス・ノイズィようやく観られた!
"騒音おばさん"をあそこまでコミカルに描きつつ、両者の視点で場面展開していくのはすごく感動した。
最後の植田真梨恵さんの"WHAT's"も物語に合ってて良かったし、まさか映画館で植田さんの曲が聴けるとは…鳥肌たったな
間違いなく今年1番面白い映画だった pic.twitter.com/HK6qQBhxuf— ryo-shiba (@sannma99) December 13, 2020
サントラは?
残念ながらサントラの情報について、見つけることができませんでした。
ただ、曲中の音楽は田中庸介さん、熊谷太輔さんが担当したようです。
まとめ
隣人トラブルが、社会的な騒動となってしまう様子を描いた映画「ミセス・ノイズィ」。
映画に登場する2人の女性には、それぞれの事情がありますが、お互い分かりあおうとしなかった結果、大変な争いが起きてしまいましたね。
現在の社会は、SNSの発展とともに、マスコミや偏った情報が独り歩きする世の中となってしまいました。映画を見て、自分が真紀の立場だったら、美和子の立場だったら、と考えてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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