映画『アンダードッグ』は2020年11月27日より前編・後編があり、同時上映されています。
この映画は2016年に公開された韓国映画『アンダードッグ 二人の男』のリメイク版なのでしょうか。
今回は、韓国映画『アンダードッグ 二人の男』、日本映画『アンダードッグ』のそれぞれのあらすじを紹介していきます。
- 映画『アンダードッグ』登場人物について
- 韓国映画『アンダードッグ 二人の男』あらすじを結末まで
- 映画『アンダードッグ』のあらすじ
予告動画
登場人物(キャスト)一覧
末永晃(森山未來)
簑島ジムに所属している元日本ライト級1位のプロボクサー。現在はデリヘルの運転手で日銭暮らし。それでもボクシングを諦められず続けている。
大村龍太(北村匠海)
グリーンジム所属の実力派若手ボクサー。児童養護施設で育ち、暗い影を持つ。
宮木瞬(勝地涼)
T&Hジム所属のボクサー。2世タレントでテレビ番組の企画から芸人ボクサーを目指すことに。
韓国映画のネタバレ結末は?

出典:sonypictures.jp
あらすじ 【起】
ジニル(ミンホ)、ボンギル(イ・ユジン)、ガヨン(チョン・ダウン)、ミンギョン(ペク・スミン)は支え合いながら、窃盗などで日銭暮らしをしていた。
ジニルの彼女のガヨンとボンギルの彼女のミンギョンはある日、SNSでお金を稼ぐ手段を思いつき、ヒョンソク(マ・ドンソク)という男にホテルで会うことになった。この男は表向きはカラオケの経営者だったが、実は売春を斡旋していた。
現場を目撃したジニルとボンギルはガヨン達を救出、ヒョンソクが所持する高級車とクレジットカードを盗み逃げた。
4人は車を売って大金を手に入れようと企み、購入者との待ち合わせ場所へ。そこに現れた男は過去にジニルと因縁関係がある相手、ソンフン(キム・ジェヨン)だった。
そして、ソンフンは車を奪って逃げた。
あらすじ 【承】
4人のアジトを調べ、乗り込んできたヒョンソクによりジニルとガヨンは拘束される。
ヒョンソクは盗難の被害金額を返せとガヨンに迫り、借用書にサインさせ、自分の売春の店で働いて返せと言う。その額は2300万ウォン!
「ガヨンを助けたければ2週間以内に全額持って来い」と言い、ジニルを解放する。
ジニルはボンギルとミンギョンとで必死に金をかき集めるが、86万ウォン足らずしか稼げなかった。
ヒョンソクは自分の車を奪った人物、ソンフンを探し出し会うことになり、腹いせにソンフンを痛めつけた。さらにもう車はないと聞き憤慨し、3000万ウォンを要求、返済するよう確約させた。
あらすじ 【転】
ソンフンとガヨンは恋人関係だった。彼女をジニルが奪っていたのだ。さらにジニルに仕組まれ、警察に逮捕されていた。資産家の息子であるソンフンは親のコネで釈放されたが、それ以来、ジニルをずっと恨んでいた。
一方、手立てのないジニルとボンギルはヒョンソクの店を襲撃するが失敗、その争いの最中でボンギルはナイフで刺されてしまう。ボンギルは一命を取り留めたものの、もう頼ることができない。
ジニルは唯一の肉親の伯父を頼るが、警察に通報され窃盗罪で捕まった。
ジニルがヒョンソクの売春の斡旋について供述すると、刑事たちと摘発へと向かうことに。騒動の中、ヒョンソクは危険を察知して逃げ、ジニルも逃亡を図る。
あらすじ 【結末(ネタバレ)】
ソンフンは執拗にジニルを追っていて、ヒョンソクの家にまで押しかけていた。逃亡したジニルも最後の手段としてヒョンソクの娘を拉致した。ガヨンとの交換を要求するためだった。
ヒョンソクと落ち合う場所は駅の屋上駐車場。しかし、ソンフンも現れた。ヒョンソク、ジニル、ソンフンは殴り合いに発展していく。
ヒョンソクはなんとか娘を助け出し、次にガヨンのことも助けた。体格の良いヒョンソクが圧倒的に有利だった。しかし、ガヨンを助けてくれたとジニルはヒョンソクに感謝する。ヒョンソクは殴るのをやめた。
そこへパトカーのサイレンが近づいてくる。ソンフンは捕まってもまたすぐに戻って、お前を追いかけるとジニルに笑みを浮かべた。二人は掴み合いになり屋上駐車場から転落していき、ソンフンは即死した。
薄れゆく意識の中にいるジニル。泣き叫ぶガヨンを見ながら彼は息を引き取った。
日本映画のあらすじは?
崖っぷちのプロボクサーたちの物語
かつては日本チャンピオンとして戦っていたプロボクサーの末永晃(森山未來)。だが、今や〝アンダードッグ〟(咬ませ犬)と呼ばれ、それでもボクシングにしがみつく崖っぷちのボクサーに成り下がっていた。
ある日、晃はエキシビションマッチで二世タレントの芸人ボクサー・宮木瞬(勝地涼)と対戦することに。簡単に倒せると思っていた相手だったが、中途半端な芸人だった宮木はこの試合に必死で挑んでいた。宮木のアッパーを食らい、会場も晃に対しアンチ状態に。
晃はプライドを粉砕され、一人息子にも合わせる顔がなかった。
大村龍太(北村匠海)は幼い頃、児童養護施設で出会った晃に憧れプロボクサーになっていた。若き天才との異名を持つ実力者だったが、ある事件を起こしてしまいボクサー生命は危機に陥っている。
晃、宮木、龍太、この三人のボクサーが再起をかけた挑戦が始まる時、それぞれの人生の物語も動き出す。
映画とリンクする主題歌「Flowers」
主題歌はシンガーソングライターの石崎ひゅーいさんがこの映画のために書き下ろした楽曲です。
普通だったら映画の主人公になり得ない、世間の誰にも相手にされない奴がクライマックスにリングの上で光を浴びるストーリーを作りたい
武正晴監督からこのような要望を受けできた楽曲が「Flowers」です。
この楽曲は、映画に登場する崖っぷちのボクサーたちとリンクしています。この音楽とともに映画の世界により引き込まれます。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
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