2020年12月4日公開された映画「滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie」。
監督は滝沢秀明、主演を務めるのはSnow Manと、見どころのオンパレード!
舞台とエンターテイメントが融合した作品は、映画の新しい可能性を感じさせます。
とはいえ、映画が面白いかどうかは実際に見て見ないとわかりません。
今回は「滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie」が面白いかどうかについて、紹介します。
- 「滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie」の面白い理由
- 「滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie」のつまらない理由、ひどい理由
面白い理由は?
映画「滝沢歌舞伎 2020 The Movie」に寄せられたレビューの大半は、面白いと大評判でした。
観客は女性陣が大半だったものの、男性の姿も見られます。
では何がどう面白かったのか、ご紹介しましょう。
何回見ても飽きない
29日に滝沢歌舞伎ZEROもう1回観に行く( *´꒳`*)
あれは何回観ても飽きない♪— ❄Yuri❄ (@Yuri22860035) December 22, 2020
今回「滝沢歌舞伎ZERO」の感想を調べてみると、何回も見に行っている人が大勢いらっしゃいました。
2回~3回は当たり前。多い人では6回近く見に行った方もいらっしゃいます。
舞台ならば公演ごとに変化はありますが、映画になるため何回見ても内容は同じです。
それでも足繁く映画館に通う理由は、見どころが凝縮されていたからでしょう。
まず注目したいのが、ラウールの創作ダンスです。
事前に振り付けが決まり何回も練習したのなら、素晴らしいダンスも納得でしょう。
しかし、彼のダンスは全てアドリブ!
アドリブで見せるダンスを披露するラウールの凄さは、映画を見た人でしかわかりません!
そして忘れてはならないのが、最大の目玉である腹筋太鼓。
腹筋で太鼓を支えながら演奏するのは、想像以上に重労働なものです。
映画となれば何回も撮影することになるので、メンバー達の体力は限界ギリギリ状態!
限界の中で見せるパフォーマンスは、まさに圧巻です。
かっこいい!!
滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie🌸
2回目!念願の亀有!朝からだったから人も少なくてたくさん写真撮れた!今日は興味持ってくれたJUMPとセブンメン担の子と一緒に行ってきた!何回観てもかっこいい。ほぼ最前で観てきました。画面いっぱいに宮舘涼太で幸せでした。ノリで舞台版のパンフ買った笑最高 pic.twitter.com/zYxHDFnbQv— さんそ。 (@SM_0325_ND_0725) December 20, 2020
「滝沢歌舞伎ZERO」の感想で最も多く見られたのが、「とにかくかっこいい」でした。
大人気グループSnow Man がスクリーンいっぱいにダンスをし、アクションも折り込めば、ファンの心はノックアウト!
映像がとても美しく、139分の上映時間はあっという間に過ぎていきます。
映画を見た人の感想を探ると、メンバーそれぞれの頑張りが滲み出ていたようです。
Snow Manといえば押しも押されぬ大人気アイドルで、練習をしている暇すらもありません。
感染症の件もあり、メンバー全員が集まっての通し稽古も難しかったはずです。
それでもレベルの高いエンターテイメントに仕上がっているのは、Snow Manの実力あってのこと!
彼等の実力を引き出した、滝沢秀明監督の手腕もお見事です。
推しが尊い
#滝沢歌舞伎ZERO2020 観終えました。どうしよ。悶絶し過ぎて心臓痛くて死にかけてます。推しの尊いシーンあり過ぎてもう……ネタバレしたくないけど一言だけ!
佐久間担の皆!そしてめめあべ好きな皆!覚悟しとけ!!!!!!#めめあべ#佐久間 #佐久間大介#目黒蓮 #阿部亮平#推し 達が尊い— 峰優_mi-cham_⛄️🦈✏️ (@fqks2326_luv) December 5, 2020
推しの尊さに関しては、いまさら語るまでもございません。
「滝沢歌舞伎ZERO」での推しは、尊さが倍増していました。
メンバーそれぞれに見せ場があるので、推しの尊さにノックアウト間違いなし!
惚れ惚れするかっこいい場面もあれば、顔がにやけてしまうほど可愛い場面も目白押し。
なお、映画の撮影はかなり苦労されたようで、1シーンにつき5時間~6時間もかけて撮影されました。
推しがファンのために命をかけて取り組んだシーンになっているからこそ、神々しく見えるのです。
つまらない理由は?
どんな名作映画にも不評の声があるように、「滝沢歌舞伎ZERO」にも一部不評の声があるのは事実です。
人の好みはそれぞれなので、ネガティブに捉えてしまう方もいらっしゃいます。
では、映画の何にネガティブな感情を持ってしまったのでしょうか?
探ってみました。
ストーリー性がない
映画を実際に見た人から「ストーリー性が感じられない」と、辛口コメントが投稿されていました。
また「ファンのための映画」と評されており、ファン以外お断りの空気も流れています。
アイドルが主役の映画は数多くありますが、内容は二の次になっている感は否めません。
ファンだけが楽しめば良いだけの映画になっており、ファン以外の人が見ると面白くないと感じるでしょう。
しかし、「滝沢歌舞伎ZERO」はファン以外の方も楽しめるようになっていました。
ダイナミックなアクションは、Snow Manをほとんど知らない人でも、楽しめることでしょう。
舞台の良さが消されている
「舞台の良さが消されている」と、意外にもファンの方からの辛口批判も見られました。
舞台が映画化された作品は過去にもあり、海外ではアカデミー賞受賞するなど高い評価を得ている作品もございます。
しかし舞台を映像化にするのは想像以上に難しく、舞台の良さをかき消してしまった作品も少なくないのが現状です。
世界的な賞を獲得した監督でも、舞台の映画化は頭が痛い仕事。
頭痛の最たる原因が、舞台と映画の表現方法の違いでしょう。
舞台では大迫力の演出でも、映像にするとチープになってしまいます。
「滝沢歌舞伎ZERO」では舞台の迫力を映像に収めるために、映画ならではの演出が散りばめられています。
映画でもなく舞台でもない、新時代のエンターテイメントを体感するには、おすすめの映画と言えるでしょう。
歌舞伎じゃない!
「滝沢歌舞伎ZERO」の評価で「歌舞伎じゃない」という声も出ています。
歌舞伎は日本の伝統芸能で、アイドルが歌って踊るようなものではないと思われるでしょう。
しかし歴史を紐解いていくと、「滝沢歌舞伎ZERO」は歌舞伎であると断言できます。
江戸時代の歌舞伎は舞台に仕掛けを施し、派手な演出で盛り上げてきました。
また当時の歌舞伎役者は、アイドル並みの人気があったようです。
歌舞伎役者が描かれた錦絵(今でいうところのプロマイド)は飛ぶように売れ、舞台は連日連夜の満員御礼。
歌舞伎を「人気アイドルが派手な演出のもとで演じる舞台」と定義づければ、「滝沢歌舞伎ZERO」は正真正銘の歌舞伎となります。
まとめ
本来であれば、舞台で推しと出会えていたはずでした。
しかし大勢で集まるのが難しい状況のため、舞台の映画化を決行!
映画と舞台が組み合わさった、新しいエンターテイメントに仕上がりました。
評価はそれぞれですが、面白いかどうかについての判断は、実際に映画を見た人の答えが全てです。
他の人の評判はあくまでも参考程度にとどめ、推しとの時間を大切にしていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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