子供はわかってあげない|映画のネタバレあらすじは?

映画「子供はわかってあげない」は「モーニング」(講談社)で2014年14号から2014年35号まで連載されていた、田島列島さんのマンガが原作の映画です。

上下巻の単行本が発行されています。

 

2020年6月26日から公開予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で、2021年の公開予定に延期されました。

お楽しみがもう少し先になりますね。

 

 

映画「子供はわかってあげない」は、高校2年生水泳部の美波と書道部のもじくんの出会いと、美波の父親探しのちょっと変わったひと夏の物語です。

 

では、映画「子供はわかってあげない」のネタバレあらすじを紹介していきます。

 

作品の情報

 

原作:田島列島

女性マンガ家です。
旧ペンネームは田谷野歩です。
「子供はわかってあげない」は長編デビュー作です。

 

監督:沖田修一

「南極料理人」「極道世乃介」の沖田修一監督は、温かい人間模様や独特の笑いで、すばらしい映画を撮っています。

 

キャスト:上白石萌歌・細田佳央太・豊川悦司・千葉雄大・斉藤由貴・古館寛治ほか

主人公の朔田美波役に上白石萌歌さんが抜擢されています。
ドラマ「3年A組 今から皆さんは、人質です」「義母と娘のブルース」「いだてん~東京オリムピック噺~」や映画「羊と鋼の森」、アニメ「未来のミライ」など様々な方面で活躍されている、大人気の女優さんです。

もじくん役の細田佳央太さんは映画「町田くんの世界」でおおさかシネマフェスティバル2020で新人男優賞を受賞した、大注目の新人俳優さんです。

 

あらすじ

 

高校2年生水泳部女子の美並こと朔田美並は、校舎の屋上に人がいることに気付きます。屋上に上がってみると、そこにいたのは同じ2年生の書道部男子のもじくんこと門司昭平でした。そこで、2人が「魔法左官少女バッファローKOTEKO」のファンであることがわかり、盛り上がります。

実は、美波のところに変なお札が送られてきていたのですが、美波はこのお札は失踪した本当の父から送られて来たものだと直感します。

なんと、もじくんの家でも同じお札を発見します。

もじくんがそのお札は新興宗教のお札だと教えてくれます。父の手がかりが見つかり、もじくんのお兄さんが探偵をしているとのことで、美波は父を探す決心をします。

もじくんのお兄さんは、なんと女子でした。性転換して今は女子として生きています。そのことで、家を出たようです。

また、美波がお兄さんに父探しの依頼した後に、偶然にもその新興宗教の人が失踪した教祖探しの依頼をしに来ます。

教祖の名前を聞くと、なんとそれは美波の父ではないですか!

教団のお金を取って逃亡したと話します。

 

父の居場所がわかったので、美波は会いに行くことにしました。そして、本当にお金を取って逃げたのか真相を聞き出すことにします。

ついに父と対面します。父はほんわかした優しい雰囲気の人でした。しかし、どことなく不気味で不思議な力を持っていました!

夏休みのひと時を、海辺の静かな町で父と一緒に過ごします。

 

 

父はどんな不思議な力を持っているのでしょうか?本当にお金を持ち逃げしたヤバいやつなのでしょうか?美波ともじくんの関係はどうなっていくのでしょうか?

 

映画「子供はわかってあげない」のネタバレラスト結末は?

ここからは、原作マンガのストーリーのネタバレラストを紹介していきます。

 

 

父の不思議なチカラとは、他の人の心が読める超能力のことなのです!

教団のお金を持ち逃げしたわけではなく、その超能力がきっかけで逃亡することになったのです。

 

帰ってこない美波を心配したもじくんは、美波を探しに旅に出ます。
近くの駅までの情報はつかんでいたのですが、そこから先はどこへ行けばいいかわかりません。

 

途方に暮れて砂浜に美波の名前を書いていると、海の方から美波が泳いで現われてきました。

 

もじくんは美波の父とお酒を交わし(!)、寝込んでしまいます。

父は美波にもじくんのことが好きなのかと聞きます。

 

 

もじくんと一緒に家に帰ってきた美波は、父に会ってきたことの全てを母に話します。このことで母と絆をより深いものにすることができました。

美波ともじくんはお互いに相手のことが気になっています。
そして、お互いがそれぞれ必要な存在だと気づきはじめています。

 

美波は探偵依頼の請求書を受け取るために、もじくんと校舎の屋上で会う約束をします。

領収書受け取ったら、もうもじくんと会う用事がなくなってしまうと美波はあせります。

もどかしく、時間ばかりが過ぎていきます!

 

 

    もじくん 

                                   すき

 

   うん

   僕も

   サクタさんが好き

                                    です          

 

 

ラストは、2人でもじくんのお兄さんに付き合っていることを報告します。

そして、商店街の福引でテレビが当たります!(笑)

原作の「子供はわかってあげない」について

原作の「子供はわかってあげない」は、ほんわかとしたタッチの画で、登場人物が優しく、ユーモラスに描かれています。

 

タイトルの「子供はわかってあげない」はフランス映画の「大人は判ってくれない」のパロディらしいです。

 

他にも、「タルンドル朔田」や「OK牧場」、「やぶからスティック」など笑いのツボが盛りだくさんです!

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

この映画「子供はわかってあげない」は、高校生の恋愛物語であったり、親子や人との絆だったり、いろんな角度から見ることができると思います。

 

実の父の失踪や新興宗教、教団費の横領など深刻なテーマですが、さわやかで軽快なテンポで描かれていて、笑いの要素がたっぷりなので、とても楽しいストーリーになっています。

 

実際の映画はマンガとどう違うのかは分かりませんが楽しみです!

全国公開は来年になるようですが、マンガを読んで予習しておくのもいいかもしれませんね!

 

 

以上、映画「子供はわかってあげない」のネタバレあらすじは? についてご紹介しました!

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

コメント

  1. […] […]

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