ハリー・ポッターシリーズの続編で高い人気を誇っているファンタスティック・ビーストシリーズ。
主人公はホグワーツ出身の魔法動物学者ニュート・スキャマンダ―です。
この2つのシリーズは同じ世界を描いていますが、時系列はどうなっているのでしょうか。
ファンタスティック・ビーストシリーズではダンブルドアをイギリス人俳優のジュード・ロウが演じています。
ゆえにハリー・ポッターシリーズより前であることは明白ですが、ではどれほど前なのでしょうか。
今回は、ファンタスティック・ビーストシリーズとハリー・ポッターシリーズの時系列について紹介していきます。
- 「ファンタスティック・ビースト2」と「ハリー・ポッター」の時系列
- 「ファンタスティック・ビースト2」の続編
- ダンブルドアとニュート・スキャマンダーの関係
ファンタビ2とハリー・ポッターの時系列は?
ファンタスティック・ビースト(1926~1928年)
映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」は1926年、魔法動物サンダーバードを逃がすため、アメリカにわたったニュートが巻き込まれた事件について描かれています。
闇の魔法使いグリンデルバルドとの対決やそれにまつわる秘密が描かれており、その後ハリー・ポッターシリーズにつながることも明かされます。
また1926年にはのちにヴォルデモートとなるトム・リドルが誕生します。
ニュートは、1927年に「幻の動物とその生息地」を執筆、出版します。
拘束されていたグリンデルバルドは欧州に移送中、脱走、ニュートはフランスで彼と対峙することになります。
それらが描かれているのがファンタスティック・ビーストシリーズ二作目「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使い」です。
ファンタスティック・ビーストシリーズには、ナギニという女性が登場します。彼女は蛇に変身できる能力(マレディクタス)でのちにヴォルデモートのペットになります。
ハリー・ポッターシリーズ(1980~1998年頃)
1980年 ハリー・ポッター生誕。ハリーの両親ジェームズとリリーがヴォルデモートと対峙し死亡。
1991年 ハリー、ホグワーツ魔法魔術学校に入学。
以降、ハリー・ポッターシリーズではホグワーツ在学期間とその後が描かれています。
よってファンタスティック・ビーストシリーズでは約70年前の舞台が描かれていることが分かります。
ニュート・スキャマンダ―とダンブルドアの関係
ファンタスティック・ビーストシリーズの主人公であるニュート・スキャマンダ―は1897年に生まれ、1908年にホグワーツ魔法魔術学校に入学します。
ハリー・ポッターシリーズ、ファンタスティック・ビーストシリーズともに登場するアルバス・ダンブルドアは1881年に生まれ、ニュートがホグワーツに入学したころは、ホグワーツで闇の魔術に対する防衛術を教えていました。
ハッフルパフに入学したニュートは母親の影響で魔法動物に興味を示し、浮いた存在でした。そんな中で彼と親しかったのがスリザリンのリタ・レストレンジです。
ニュートはリタがおこした実験の失敗の罪をかぶる形でホグワーツ退学処分になりました。
ダンブルドアは最後までニュートの味方になり、ホグワーツを去った後もニュートを気にかけます。
ハリー・ポッターシリーズにニュート・スキャマンダーが?
ニュート・スキャマンダ―は映画ハリー・ポッターシリーズに直接的には登場しませんが、「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」でハリーがフレッド、ジョージ・ウィーズリーから譲り受ける忍びの地図にニュートの名前が登場します。
また、ホグワーツの教科書として「幻の動物とその生息地」が使用されています。
続編はある?
全5作予定
現在2作目まで公開されているファンタスティック・ビーストシリーズですが、原作者であり、脚本のJ・K・ローリングは全5作を予定していると公表しています。
また3作目(タイトル未定)が2021年に公開予定です。コロナで延期にならないことを願います。
主要キャストたちはファンと同時に全5作であることを知ったらしく(当初は4作の予定だった)今後どういうストーリーになるか分かっていないようです。
しかし、3作目の脚本はほとんど出来上がっているようで、J・K・ローリングのなかでは明白なビジョンがありそうです。
また、ローリングは3作目の舞台がリオデジャネイロになることを本人のツイッターで示唆していました。
ハリー・ポッターの友人、ルーナ・ラブグッドはニュートの孫ロルフ・スキャマンダ―と結婚していることはハリー・ポッターシリーズの原作で明らかになっています。
そこまでの道のりはいまだ闇に包まれたままです。
グリンデルバルド
ファンタスティック・ビーストシリーズで最大の敵となる闇の魔法使いグリンデルバルドは、1945年にダンブルドアに敗北し、その後殺されます。
原作ではヴォルデモートにニワトコの杖のありかを教えなかったため殺されますが、原作では映画では逆に杖のありかを教え、殺される描写はありません。
ファンタスティック・ビーストシリーズには原作小説がないのでどちらを採用するかは不明ですが、グリンデルバルドとの対決を描いている以上、このダンブルドアとの戦いまで描かれてもおかしくはないです。
まとめ
ファンタスティック・シリーズとハリー・ポッターシリーズの時系列についてまとめました。
ファンタスティック・ビーストではハリー・ポッターシリーズの約70年前が描かれていることが分かりました。
公開予定の残り3作はどこまで描かれるかまだ明かされていないので、これからハリー・ポッターシリーズにどう絡んでくるか楽しみですね。
また、ハリー・ポッターシリーズではイギリス人俳優を使う(炎のゴブレットに登場する他学校生はその国の俳優を起用した)ことにこだわっていたようですが、北欧出身でイギリス暮らしの長いグリンデルバルドをなぜジョニー・デップが演じることになったのかも気になるところです。
これも今後の展開に期待ということでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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