アイスホッケーのスタジアムにテロリストが潜みます。観戦に来ていたアメリカ合衆国副大統領と5万人の観衆を人質に取り大金を要求してきます。
元消防隊士の主人公の娘も人質に取られ、テロリストと対決します。
無事にテロリストから人質を救い出すことができるのでしょうか?
映画「サドン・デス」のネタバレあらすじラスト結末を紹介していきます。
『サドン・デス』主な登場人物(キャスト)
ダレン・マッコード(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)
消防士だったが、火事現場で女の子を助けられず、辞職。その後、スタジアムの消防管理官になる。2人の子供たちをアイスホッケーの試合に誘い、テロリストに遭遇する。
ジョシュア・フォス(パワーズ・ブース)
テロリストのリーダー。かつて、政府関係の仕事をしていた。政府の大金を盗もうとしている。
副大統領(レイモンド・J・バリー)
アイスホッケーの試合をVIP席で観ている所を、テロリストに人質に取られる。
エミリー・マッコード(ホイットニー・ライト)
ダレンの娘。
タイラー・マッコード(ロス・マリンジャー)
ダレンの息子。
ホール・マーク(ドリアン・ヘアウッド)
シークレットサービスの指揮官。ダレンは信頼していましたが、実はテロリストの仲間だった。
『サドン・デス』あらすじ解説(ネタバレあり)
起:アイスホッケー観戦に行く!
消防士のダレンは、火災現場から女の子を救出しますが、爆発が起こって女の子は亡くなってします。そのことがトラウマとなり、ダレンは消防士を辞職します。
その後、ダレンはスタジアムの消防管理官になります。ダレンには別れた妻との間に2人の子供がいました。
ダレンは、娘のエミリーと息子のタイラーをアイスホッケーの試合に招きました。ちょうど、副大統領も観戦に来ていました。副大統領の周りは厳重な警戒態勢が敷かれていました。
そのころ、スタジアムでは警備員の服装に身を包み、様々な武器を手にしたテロリストが作戦をすすめていました。
承:忍び寄るテロリスト
テロリストは、密かにVIP席まで侵入し、副大統領とその一行を人質に取ります。
テロリストのリーダーのジョシュアは、政府が凍結している銀行の17億ドルの預金を、指定した口座に振り込むよう要求します。
予定通り振り込まなければ、アイスホッケーの試合のピリオドが終わるごとに人質を殺していき、最後にはスタジアムにしかけた爆弾で、5万人の観衆みんなを殺すと脅します。
副大統領は、大統領に電話で伝えさせられます。
スタジアムのいたるところで、警察やシークレットサービスが警備しています。その指揮官はホール・マークです。
そのころ、何も知らないダレンは子供たちを席に着かせます。そして、ぜったいに席を動かないようにと言って、仕事に戻ります。
第1ピリオドが終わり、まだ、約束分のお金が振り込まれておらず、市長の妻が殺されます。
転:テロリストとの戦い
観戦席でいたエミリーとタイラーは喧嘩をしてしまい、エミリーはトイレに行きます。そこでエミリーはテロリストによる殺害現場を目撃してしまいます。エミリーは捕えられ、VIP席に連れて行かれます。
拉致されるエミリーを見たダレンは、人混みの中追いかけます。
ダレンは、途中の厨房で着ぐるみの人と出会い、知り合いだと思って話しかけますが、実はテロリストの一味で、格闘になります。激闘の末、そのテロリストを殺します。
そして、警備員にこの事態を知らせに行くと、その警備員もテロリストだったのです。そこでまた格闘になり倒します。副大統領とエミリーが人質にとらわれていることを知ります。
ダレンは外へ連絡しようと電話をかけますが、電話回線が切られていて、連絡がとれません。運よく携帯電話を見つけ、警察に電話をかけ状況を伝えます。
折り返しホール・マークから電話がきます。ホール・マークはダレンに、今から突入するから何もするなと言います。
しかし、シークレットサービスが突入すると爆発が起こり、ヘリからの侵入は撃墜されてしまいます。
ダレンは、消防士の時の知識から爆弾の解除を試み、少しずつ成功させていきます。ダレンが爆弾の解除をしているところをテロリストに見つかりますが、ホール・マークが来てくれて助かります。
そのころ、第3ピリオドが終わり、市長が殺されます。
ダレンはタイラーを保護してもらうようホール・マークに頼みます。しかし、ホール・マークはジョシュアの仲間だったのです。
ホール・マークはタイラーを連れて行こうとしますが、席を離れるなという父の言いつけを守り、動きません。他の観客に邪魔だと言われたホール・マークはあきらめて戻ります。
結末・ラスト:救出!
ダレンはホール・マークに銃を突き付けられますが、反撃し、無線機を奪います。無線機でジョシュアに宣戦布告をします。
ジョシュアに居場所がばれたダレンは必死で逃げます。逃げていると、ゴールキーパーの1人が体調不良で退出したので、そのユニフォームを着てダレンは試合にでることになります。
ゴールキーパーの経験のあるダレンは上手くセーブして、タイラーにサインを送ると、タイラーはそれがパパだと気付きます。
相手チームの1人を殴って退場になったダレンは、追ってきたテロリストを倒し、もうすぐ試合が終了すると気付きます。
最終ピリオドが終わる直前で同点となり、サドンデスに入ります。
ダレンは爆弾解除のため屋上へ行きます。そこでテロリストを倒しますが、1人が下へ落ちてしまい、試合が中断し観客は逃げ出します。
ダレンはVIP席に乗り込み、テロリストを倒して人質を助けます。エミリーを連れて、タイラーを探しに行きます。しかし、変装したジョシュアにエミリーは拉致されてしまいます。
ダレンはタイラーを突入してきた捜査官に託し、エミリーを助け出します。
ジョシュアはヘリで逃げようとしますが、ダレンはヘリからぶら下がっていた梯子に掴まり、下から銃で撃ちます。ダレンは屋根に飛び降りると、ヘリは落下し爆破します。
ダレンは救急車で運ばれて行きます。
『サドン・デス』見どころ解説
体を張ったアクション
正直なところ、ダレンは強すぎます。元消防士で体は鍛えていたとは思うのですが…。
ツッコミどころは多いのですが、ダレンの体を張ったアクションはハラハラドキドキして、面白かったです。屋上のシーンやヘリの梯子に掴まるシーンでは、ダレンも落ちるんじゃないかとか、手に汗握りました!
初めの方に出てきた、着ぐるみの女性のテロリストも強かったですね。
健気な子供たち
ダレンの2人の子供がかわいかったです。エミリーがジョシュアの手にスタンプを押すところは、しっかりしているなと感心しました。
そして、パパの言いつけをちゃんと守った、タイラーが偉かったです。
アイスホッケーの試合
アイスホッケーの試合はほとんど見たことがなかったので、見れたのはちょっとうれしかったです。スピードと迫力があって面白いですね!
アイスホッケーの試合の展開が、この映画の展開につながっていき、ピリオドが進むにつれ緊張感が増していきます。「サドンデス」に持ち込まれたことで、試合は終了にならず、テロリストとの戦いもクライマックスです。ストーリーの流れとして上手く作ったなと思いました。
『サドン・デス』ネタバレあらすじ、見どころ解説まとめ
日本ではアイスホッケーはマイナーなスポーツですが、アメリカ合衆国ではとても人気のあるスポーツです。
副大統領や大統領が観に来ると言う情報を得れば、テロが起こってもおかしくはないのかもです。実際に起こりえる話しだと思うと、恐ろしいですね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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