花束みたいな恋をした|映画は泣けて面白い?つまらない?

 

有村架純と菅田将暉が主演を務める、日本の恋愛映画「花束みたいな恋をした」が、2021年1月29日に全国の劇場で公開されました。

東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことをきっかけに、偶然出会った大学生同士の忘れられない恋を描いた本作の内容は、面白いのかつまらないのか、映画をこれから観る人は気になりますよね。

今回は、いまを生きるすべての人へ製作された、恋愛映画「花束みたいな恋をした」が面白いのかどうかについて、ご紹介いたします。

 

この記事で分かること
  • 「花束みたいな恋をした」の予告動画
  • 「花束みたいな恋をした」は泣けて面白いのか
  • 「花束みたいな恋をした」はつまらないのか?

泣けるし面白い?

主演の2人の演技が完璧

高評価の理由として、主人公の2人を演じる有村架純と菅田将暉の演技が素晴らしかったという意見が多く挙がっていました。

本作はよりリアリティーを持たせようと、2015年から2019年の社会を彩った様々なカルチャー分野における実名が多く出されており、それによって順撮りで撮った時の流れを自然に感じさせてくれています。

それが息ピッタリな主演の有村架純と菅田将暉の演技にも良い方へ影響したのか、恋に落ちた大学生の山音麦と八谷絹の表情やしぐさなどが非常に上手かった、マイナス要素が見当たらないほど完璧だったと絶賛されていました。

序盤からスクリーンに釘付けになるほど面白い

本作は映画タイトルにある「花束」のとおり、花束の花一つ一つに、主人公2人の5年間(21歳から26歳まで)のやり取り・エピソードが丁寧かつ繊細に描かれています。

一見終電を逃した大学生2人が恋に落ちるという、「恋愛映画あるある」の王道を辿っていくように見えますが、楽しくて美しいばかりではない現実的な恋愛模様が描かれており、切ないというより面白い気持ちが勝る内容になっているのです。

他にも、大学生の山音麦(菅田将暉)と八谷絹(有村架純)のそれぞれの親が、絶妙なタイミングで登場するところや、予想外のサプライズが用意されているので、恋愛映画が苦手な人も思わず笑ってしまう作品となっています。

感情移入して泣ける

リアリティーある恋愛映画になるよう脚本を手掛けたからか、観る人誰もが共感してしまう場面が沢山ありました。

それ故に、大学生の山音麦(菅田将暉)と八谷絹(有村架純)に自分を重ねて見てしまうほど、感情移入して観たファンが多かったです。

学生時代から付き合っていたカップルによくある、社会人になってのすれ違いや価値観のズレ、それによって起こる喧嘩など、上手く相手に思いが伝わらないもどかしさにジーンと泣けてきます。

物語最後のファミレスシーンで描かれた昔を思い出す場面、あそこで20代後半~30代前半の女性ファンの多くは、「好きなのに、どうしてあの頃のような気持になれないのか」と切なく、悔しい気持ちになって号泣していました。

つまらない?

出典元:映画.com

作家都合に見えてつまらない

大学生の山音麦(菅田将暉)と八谷絹(有村架純)は、好きな音楽や映画といった趣味嗜好がほとんど同じだったことに加え、様々な共通点が多いです。

同じファミレスの同じ席、同じような靴を履いて同じような本を交換する、そんな2人が偶然同じ場所に居合わせる場面が多すぎて、確率が低く奇跡のようなものを、必然性もなく描いているところに気持ちが萎えてしまったファンもいました。

合わせすぎているのが、くどいように感じたのもあるのでしょう。

そんな何もかも一緒で、同じものが好きで同じ場所にいる2人が恋に落ちるところが、作家の坂元裕二の都合によって成り立っているように思えてしまったファンにとっては、つまらないと低評価でした。

薄っぺらい恋愛映画でつまらない

現代の恋愛あるあるが込められて泣けるというファンもいれば、反対にリアルな恋愛を描いているのに、人間の嫌なところが描かれていないことに違和感を覚えたファンもいました。

浮気が描かれていない純恋愛ですが、リアリティーさを追求するなら、浮気とか人間の嫌な部分を盛り込んでも良かったのではないかという意見もあります。

大学生の山音麦(菅田将暉)と八谷絹(有村架純)がすれ違う場面も、ありきたりなすれ違いがこんな形で終わるのかと物足りなく感じます。

そして、多くの女性ファンが泣いた物語のラストのファミレスのシーン、感動ポイントを明確にさせていないものの、「さあ泣け」と言わんばかりの展開に逆に気持ちがサーッと冷めてしまったファンもいました。

 

まとめ

さて、映画「花束みたいな恋をした」が面白いのかどうかについて、鑑賞したファンの評価をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

リアリティーさを追求した現代の恋愛あるあるに共感し、社会人になってからの主人公2人のすれ違いやラストシーンに涙した、面白かったと高評価でした。

しかしその反面、あまりにも2人の共通点を合わせすぎているところがくどくて、つまらないと言った意見もありましたね。

この映画「花束みたいな恋をした」は、ぜひ付き合いが長いカップルや夫婦で観ることをオススメします。

カップルでなくても、20代後半から30代前半の女性の心に刺さる映画なので、この記事を参考にぜひ観てみてください。

 

以上、花束みたいな恋をした|映画は泣けて面白い?つまらない?カップルで見るのはどう?についてご紹介しました!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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