名探偵コナン時計じかけの摩天楼|ラストの犯人とその動機をネタバレ

2021年3月にTVシリーズが放送開始から1000回目を迎える大人気シリーズ「名探偵コナン」の劇場版第1作目となる「名探偵コナン時計じかけの摩天楼」

2021年2月5日に特別企画として「金曜ロードSHOW!」で本編ノーカット版を放送します!

シリーズ原点であり最高傑作とも称されるこの作品ですが、犯人の動機は一体なんだったのでしょうか?

今回は、名探偵コナン時計じかけの摩天楼の犯人の動機やキャスト(声優)について紹介していきます。

 

この記事で分かること
  • 「名探偵コナン時計じかけの摩天楼」ラストの犯人
  • 「名探偵コナン時計じかけの摩天楼」犯人の動機
  • 「名探偵コナン時計じかけの摩天楼」キャスト、声優の紹介

 

ラストの犯人とその動機は?

https://twitter.com/kinro_ntv/status/1355151911096258563?s=20

 犯人の正体は?

この映画で大事件を犯した犯人は日本屈指の建築家として有名な森谷帝二という男でした。

新一宛てにガーデンパーティーの招待状が届いたことでコナンは小五郎と蘭に新一の代理としてコナンを同行させたことが始まりとなりました。

森谷帝二はイギリスで高校まで暮らしていて、英国の建築にとても傾倒していて古典建築のシンメトリー(左右対称性)に対して強いこだわりを持っていました。
そのこだわりの強さは自らの名前すら左右対称の「帝二」という名前に改名したほどでした。

建築家としてのプライドを持ち、建築とは美しくないと認められない、近年の建築家は自分の作品に対して責任をもつべきと語っていたほどでした。

 犯人の動機と犯行のすべて

ある会社から大量の爆薬が盗まれたというニュースが流れます。
盗み出したオクトーゲンという爆薬はプラスチックで固めるとプラスチック爆弾になってしまうものでした。

映画の序盤でコナンたちが訪れて事件解決をしていた黒川邸を放火し、新一(コナン)宛に電話をして「爆薬を盗んだのは俺だ」と煽り、「提向津川公園へ来い。こどもたちが死ぬぞ」と新一(コナン)を呼びます。
なんとかコナンはこどもから爆弾の入ったおもちゃを取り上げ被害を食い止めました。

そして新たな犯行予告として新一(コナン)に電話をかけ米花駅を爆破すると言います。

コナンは犯人から木の下にヒントがあると聞き、木の下からきのねっこ、と閃きたまたま「誰かもらってください」と書かれたペットキャリーを抱えたおばさんがタクシーに乗り込むところを発見。
近くにいた少年に自転車を借り追いかけキャリーを受け取ると何故か爆弾のカウントが一瞬止まります。

コナンは空き地を見つけ爆弾を投げると爆発し、爆風で飛ばされて頭を打ったコナン以外被害者を出すことはありませんでした。

犯人の手がかりを探すコナンのもとにさらに犯行予告を重ねる森谷帝二は、次は電車が通る東都環状線に5つ爆弾を仕掛けたと言います。
ヒントに「××の×」と出し、×の部分には漢字が当てはまるといい電話を切りました。
線路の間に爆弾をしかけ、電車が通ることで太陽の明かりをほんの数秒遮るだけで爆発するようにセットをしたのですがコナンの推理により5つの爆弾はすべて解除されました。

それでも盗んだ爆薬に対して量が少なすぎると踏んだコナンでしたが5つ仕掛けられた爆弾のうちの1つは隅田川にかかっている橋で、森谷帝二が設計をしたものと気付くのです。

放火された黒川邸も森谷帝二によって設計された建築物だということをコナンの一言によって気づいた警察の目黒と白鳥、そして毛利とともにコナンは森谷邸へと向かいます。

犯人が分かったコナンは蝶ネクタイ型変声機で新一の声にして目黒警部の携帯に電話をして推理をします。

最近放火された4件、あの東都環状線爆破予告のあった橋を設計した森谷が犯人だと言い放ちます。

森谷帝二が過去に手掛け建築した建物が「完全なシンメトリーではなかったから」と納得がいかずある会社から大量の爆薬を盗み爆破しようとしていたのです。

工藤新一にも恨みを持っていたのは自身が手掛けるはずだった「西多摩ニュータウン」を作る計画を高校生探偵の新一の活躍によってとん挫してしまったからでした。
完璧で美しい街を作りたいという夢を奪われてしまったことを逆恨みして、爆破事件を起こし高校生探偵・工藤新一の顔に泥を塗ることで復讐をしようとしていたのでした。

まだ終わりではなかった!?

森谷帝二が逮捕され事件解決かと思われたはずだったが「私が破壊したかったものはこれだけではない」と笑い出して、米花シティービルにも爆弾を仕掛けたというのです。
バブルが崩壊したことで予算がなくなり建築バランスを崩したため左右対称ではなくなってしまったというだけの理由でした。

米花シティービルには蘭が新一と誕生日を祝うデートをするために映画館のロビーで待っています。
コナンがロビー受付に蘭宛てで電話をかけ「今すぐそこから出て」と叫ぶも間に合わず爆発してしまいます。

コナンは森谷に飛び掛かり爆弾の設計図を奪い駆け出します。

瓦礫や土煙の中を駆け上がっていき映画館に向かったコナンは携帯で受付に電話をかけ蘭につなぎます。

新一の声を聞いて安心したのか泣き出す蘭は非常口の先に新一が来ていることを喜びました。
コナンに周りに怪しい物はないか聞かれた蘭は紙袋に入った爆弾を発見し残り時間が進む中、蘭に指示を出して爆弾を処理するしかないと決断します。

ハサミを持っているか聞くと蘭はソーイングセットを持っていました。
電話しながらだとうまく作業が出来ないと蘭は非常口に向かい、ドア越しに新一の指示を聞きます。

あちこちで爆発が起きている中で設計図を見ながら指示をするコナンはあと5分という時、最後の黒いコードを切れば解除できるといいますが蘭は「あと2本残っているよ」といい焦ってしまいます。

残された2本の線は

残された時間があと3分という時、蘭はドア越しに「新一、ハッピーバースデー。もう言えないかもしれないから…」と言います。
その声を聞きその場に座り込んだコナンは「好きな色を切れ。俺もここにいるから」と伝えたのです。

(この先は名シーンなので是非ご覧になってみてください!)

キャスト(声優)紹介

 

 江戸川コナン(工藤新一) CV:高山みなみ(山口勝平)

https://twitter.com/arcobalenm/status/1355445792912277510?s=20

主人公。本来は高校生探偵の工藤新一であるが、とある薬の影響で小学生くらいの体になってしまった。
爆弾魔の犯人から犯行予告の電話を受け、阻止するために奔走する。

毛利蘭 CV: 山崎和佳奈

ヒロイン。新一の幼馴染でガールフレンド。新一の誕生日を祝うために米花ビルで上映される映画に誘う。あるきっけけで爆弾魔に目を付けられ、爆弾による危機に巻き込まれてしまう。

毛利小五郎 CV:神谷明

蘭の父親。「眠りの小五郎」として有名な探偵で、コナンの保護者でもある。警視庁捜査一課強行犯係の刑事。

目暮警部 CV:茶風林

警視庁刑事部捜査一課強行犯捜査三係の警部。
連続爆破事件の捜査指揮を執っている。

森谷 帝二 CV:石田太郎

日本屈指の建築家で大学教授も務める。古典建築のシンメトリー(左右対称)に強いこだわりを持っており自ら手掛ける建築物は全てシンメトリーになっている。過去に手掛けた建築物に不満を持っており、工藤新一に対しても何かしらの思いがあるようだが…

 

まとめ

 

いかがでしたか?

劇場版名探偵コナンシリーズの中でも1番といっていいほどの名作です。
なんと24年前の作品なのですね、今と比べるとだいぶ絵柄も変わっていますが作画は劇場版なので間違いなく力が入っています。
実は作者の青山剛昌さんはこの映画が決まる前に漫画「名探偵コナン」の連載を打ち切ろうと思っていたそうです。
それまで稼いだお金を全て使い切るつもりでアシスタントさんたちと休みを取ってラスベガスに旅行に行って帰国したとき映画化決定の旨を伝えられたそうで、映画好きだった青山剛昌さんは「これは改めて頑張らないといけないな」と打ち切りを辞めたそうです。
この映画がなかったら2021年現在までに98巻も発行する長期連載はなかったかもしれないと考えると本当に大切な映画になっていると思います。

新一と蘭とドア越しのロマンスや、蘭の最後の選択を是非ご覧になってみてくださいね。

以上、名探偵コナン時計じかけの摩天楼|ラストの犯人とその動機をネタバレについてご紹介しました!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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