名探偵コナン 純黒の悪夢|ネタバレ・あらすじと感想。赤井秀一と安室透の関係とは?

 

名探偵コナンの劇場版として20作品目となった「純黒の悪夢(ナイトメア)」は、2016年に公開され、興行収入が63億円を記録したシリーズの中でも大ヒット作。
 
記憶を失ったオッドアイ(左右の瞳の色が違う)の不思議な女性を巡り、コナンたちが黒ずくめの組織に迫るストーリーです。
 
また、赤井秀一と安室透の関係や、迫力満点のアクションにも注目したい作品になっています。
気になるあらすじや見どころを紹介していきます。
 

名探偵コナン 純黒の悪夢|あらすじ

 

 
ある夜、警視庁に女が侵入し機密情報を閲覧、盗み出すところから始まります。
盗まれた機密情報とは、黒ずくめの組織に潜入しているスパイの“NOC”リスト。
これを察知したFBIの赤井秀一と公安の安室透が激しく追跡する中、その女は“NOC”の一部を仲間にメールしたところで狙撃され海に転落します。
海から這い上がるものの、女が意識を失う前に見たのは、色鮮やかに光る観覧車のイルミネーションでした。
 
 
 
翌日、コナンは少年探偵団のメンバーや蘭たちと東都水族館を訪れます。
そこで記憶喪失になっているオッドアイの女性に遭遇します。
朝から報道されている謎の爆発事件の現場から近く、コナンは事件の関係性を疑いますが、警察に連絡されるのを女性は嫌がります。
少年探偵団は東都水族館で何か女性のことを知る手がかりはないか調べることにしますが、歩美や光彦、元太たちは聞き込みそっちのけで女性と水族館内を遊び歩きます。
コナンは蘭や警察に記憶喪失の女性のことを伝え、灰原と情報収集を続けます。
オッドアイであることや、ダーツの腕前、動く歩道から転落した元太を助ける驚異的な身のこなしを見た灰原は、その女性が黒ずくめの組織のNO.2であるラムではないかと疑います。
一緒にいるのは危険だと思ったときには、歩美たちと女性が東都水族館の目玉である二輪式観覧車に乗り込んでしまいます。
観覧車のゴンドラ内で急に苦しみだした女性は、「NOCはバーボン、キール、スタウト、アクアビット、リースリング・・・」と呟きます。
歩美から連絡を受けたコナンは、女性が呟いているのは全て酒の名前だと気づき、女性がやはり組織に関係していると確信します。
 
 
 
一方、黒ずくめの組織は、NOCリストの一員を暗殺しようと各国で動いていました。
東都水族館でオッドアイの女性を探していた組織の一員ベルモットは、女性の足取りを掴み、組織に報告。
その情報を受け、東都水族館へ急遽向かうのは、コナンの因縁の相手ジン・・・
 
はたして、女性の正体とは・・・?
コナンたちに危機が迫る!
 

名探偵コナン 純黒の悪夢|赤井秀一と安室透の関係とは?

 
ライフル射撃が得意な赤井秀一はFBIに所属しており、極秘捜査を行うため、日本で身元を隠し潜入している。
以前は黒ずくめの組織にライというコードネームで潜入していたが、あることがきっかけでスパイであることがバレ、組織を後にします。
 
 
 
 
安室透は、公安に属していながら、バーボンとして黒ずくめの組織に潜入しています。
推理力に長けていて、組織内でも探り屋として活動しています。
 
赤井と安室は、過去に組織にいた頃に確執があったこともあり、互いに実力を認めるライバル関係となっています。
本作では、そんな二人の過激なアクションシーンが見ごたえバッチリです。
冒頭では、謎の女を追跡する二人が繰り広げるカーチェイス。
後半では、立場も謎の女のこともそっちのけで始めるバトル。
そのバトルも、観覧車に仕掛けられた爆薬のことを聞き、中断します。
決着がつかないライバル関係ですが、今後の二人の動きが気になるところです。
 

名探偵コナン 純黒の悪夢|見どころと感想

 
本作は劇場版20作品記念といこうことで、大規模な作品となっているように感じました。
とにかくアクションシーンや爆発シーンがド派手です。
それは赤井に安室、黒ずくめの組織が実力を発揮しているからこそなのですが、ハリウッド映画さながらのシーンに、やりすぎでしょと筆者は思ってしまいました。
 
しかし、殺人事件の推理中心だったコナンシリーズでは珍しく、アクションに力を入れている作品です。
カーチェイス、銃撃戦、巨大な二輪式観覧車の迫力・・・
どれも普段のコナンシリーズではあまり出てこない緊迫感がありました。
首都高を猛スピードでカーチェイスしていたり、一般車を何台も海に落としたり、逆走したり・・・
カーチェイスのシーンだけでも製作期間が半年かかったとか?!
 
 
 
後半は、オスプレイも登場します。
そして破壊され、転がる巨大観覧車の車輪。
 
どうなってしまうのか、後半は展開が次々と変わります。
 
 
また、オッドアイの女性については、“色”が鍵を握ります。
観覧車のイルミネーションと彼女が持っていた5色の半透明シートによって、彼女の正体と気持ちの変化がわかり、ぐっとストーリーに引き込まれます。
大胆なアクションのあとの意外なラストシーンに、心を動かされました。

名探偵コナン 純黒の悪夢|まとめ

 

本作は、今までのコナンの劇場版シリーズとは一味違う映画となっています。
 
とはいえ、ミステリーというよりアクション映画でありながら、少年探偵団のマイペースさや鈴木財閥のコネの使い方、小五郎が二日酔いだったりと、コナンシリーズらしさを残していて、十分楽しめる作品でした。
 
 
最後までお読みいただきありがとうございました。

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