2011年製作のアクション・SFパニック映画、ポール・ジラー監督の「アイス・クエイク(Ice Quake)」についてご紹介します。
タイトルの「Ice Qake」は地表の水分が急速に凍る事から引き起こされる揺れ「氷震」を指します。
日本では耳慣れない方も多いと思いますが、過去トロントでは、マイナス20度を記録した晩にこの氷震による爆発音が観測された事例があるそうです。
映画アイス・クエイクのあらすじは?
#アイス・クエイク
注目すべきは、何故かいつもマグカップ持ってるマグカップ大佐がいつマグカップを手放すか。地下のメタンが噴出して大災害とか、人物描写とか、カップルが死ぬとか、パニック映画の教科書みたいな設定でつまんなくもないけど印象にも残らない。
っていうか2回目だったわ。 pic.twitter.com/pWt3uJpBGd— 水のようなつけ心地。(ゾンビーバー部平部員) (@mrkoikelovesmen) December 12, 2018
クリスマス・イブの日。アメリカ陸軍アラスカ基地に勤務している地質学者のマイケル・ウェブスターは仕事が忙しく、クリスマス・ツリーの用意も出来ていなかった。その為、久しぶりの休日に、妻のエミリー・長女のティア・末っ子のシェーンと一緒にフェートン山へもみの樹を探しに行く約束をする。 しかし、ここ2日連続で発生している群発地震と前日にロシアで起きた棚氷の崩落との関係が気になったマイケルは、基地に一旦顔を出すことにした。
基地に着き、ビル・ヒューズ大佐よりロシア軍の北極圏基地倒壊の知らせを受けてますます関係性を強く疑うものの、まずは調査に行った工兵の報告を待つことにして家族の元へ向かった。 家族と合流したマイケルはフェートン山へと向かったが、山登りの途中で突然、雪原に巨大なクレバスが出現した。
彼らは軍の観測所へ逃げ込むが、直後に雪崩が発生し観測所と車が雪に埋まってしまう。歩いて道路を目指すが再び巨大なクレバスが走り夫婦と姉弟を離れ離れに引き裂いてしまう。クレバスからはすべてを一瞬で凍らせる超低温のガスが噴き出していた。マイケルは子供たちに丘で待つように指示し、エミリーと2人で山を越え迂回して子供たちの元へ向うことにした。
引用:Wikipedia
映画アイス・クエイクのネタバレラスト結末は?
何か面白みがないとか意見あるけど面白みは必要ないと思。作品が作品なんで身罷る方が出るのは仕方ないけど出来れば出ないで欲しいと毎回思。 #アイス・クエイク
— 無名@ (@x9vscscTmjQKfgZ) August 8, 2018
結論は、ウェブスターと基地の大佐らが協力し合い、地球の滅亡を救います。
その内容としては、まず基地で地下に広がる洞窟にあるトンネルをを発見します。液体メタンガスは、このトンネルに沿って流れていたのでした。このまま放置しておくと、液体メタンガスが洞窟中に広がる事で、地球全体が凍ってしまう恐ろしい事態に。
主人公たちは、洞窟を爆破することで、地球を凍結から守る事になりました。家族を避難させたウェブスターは、基地のメンバーとともに爆破ポイントに向かいます。計画は無事に成功し、液体メタンガスの流れは止まり、吹き出たガスは燃焼します。
一方、クリスマスに沸き立つ街で待つウェブスターの家族。一家のもとに、飼い犬ともみの木を抱えたウェブスターが戻ってきました。抱き合う家族たち、地球の平和は守られたのです。
まとめ
クリスマスツリーを伐採するために山に行く、というのは普通に行われることなのでしょうか。日本とかけ離れた日常や街の雰囲気から、クリスマスシーズンへの思い入れの強さを感じます。
今回はそんな大切なクリスマスに起きた騒動です。直接クリスマスは絡みませんが、世間の浮かれた雰囲気との対比や、家族の絆が上手く伝わってきたと思います。
内容は、「ホッとした途端にピンチに!」の繰り返しで、飽きる事がありません。パニック映画が好きな方なら興味深く鑑賞できると思います。
監督のポール・ジラーは「スネークヘッドテラー」をはじめ、モンスターから災害ものまで、多彩なジャンルにまたがるパニック映画の製作で活躍を見せる、知る人ぞ知る存在。
「氷震」という耳慣れない災害を扱ったこの映画ですが、クレバスに液体メタンガスと地下トンネルを絡めて地球滅亡の危機にまで話を膨らませており、最期まで気が抜けない構成となっていると感じます。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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