川下りで出会った青年は凶悪犯でした!
楽しいはずの川下りが、犯人たちと共に危険な激流を下ることになった、家族の危機を描いた映画です。
逃げることができない状況で、ゲイル一家は助かるのでしょうか?
川下りは、ゆったりとしている流れの場所は、素晴らしい自然を感じることができ、流れの速いところはスリルが楽しめます。激流を下るのはすごく体力が必要でとても危険です。
ほとんどを実際の川で撮影されいますが、主人公役のメリル・ストリープのアクションは本人なのでしょうか?
映画「激流」のあらすじネタバレ!メリルのアクションは本人!?を紹介していきます。
『激流』作品情報
タイトル | 激流 |
原題 | The River Wild |
日本公開日 | 1995年4月22日 |
上映時間 | 1時間52分 |
ジャンル | サスペンス・アドベンチャー |
監督 | カーティス・ハンソン |
脚本 | デニス・オニール |
製作 | デヴィッド・フォスター / ローレンス・ターマン |
製作総指揮 | レイモンド・ハートウィック / イロナ・ハーツバーグ |
製作国 | アメリカ合衆国 |
配給 | ユニバーサル・ピクチャーズ |
『激流』主な登場人物(キャスト)
ゲイル・ハートマン(メリル・ストリープ)
主人公です。川下りの経験豊富な彼女は、息子のロークの誕生日に川下りの旅行を計画します。離婚を考えています。
トム・ハートマン(デヴィッド・ストラザーン)
ゲイルの夫です。仕事一筋で家庭を顧みないので、家族や飼い犬のマギーから疎まれています。
ローク・ハートマン(ジョゼフ・マゼロ)
ゲイルの息子です。小学生くらいです。しっかりした性格をしています。
マギー(犬)
ハートマン家の飼い犬で、雌犬です。性格はおとなしいです。
ウェイド(ケヴィン・ベーコン)
強盗犯です。ゲイル達を利用して、逃げる作戦です。初めは好青年でしたが、本性を現していきます。
テリー(ジョン・C・ライリー)
ウェイドの仲間です。
『激流』あらすじ解説(ネタバレあり)
起:楽しみの川下り
ゲイルは息子のロークの誕生日を祝うため、故郷で川下りの計画を立てます。しかし、仕事のため、夫のトムは一緒に行きません。ゲイルは、仕事ばかりで家庭を顧みないトムに嫌気がさし、離婚を考えています。
故郷につき、出迎えてくれた両親に幼い娘を預け、ゲイルはロークと愛犬マギーと一緒に川下りに出発します。
ゲイル達は、川下りの申し込みをする監視所で好青年のウェイドと出会います。ウェイドも3人で川下りをするそうです。そこへ、文句を言いつつトムも合流します。ロークは父に反発心を持っているため喜びません。
承:凶悪犯のウェイド
ゲイル一行は川下りを始めます。ウェイド達も出発します。
次の日、ウェイドとテリーは途中の岸で待っていました。ガイドに逃げられて困っていると言います。そこで、ゲイルがガイドをすることになります。
ロークはウェイドと仲良くなります。しかし、トムはウェイドの事は気に入りません。
やがてゲイルもウェイドの様子に不信感を抱くようになります。ゲイルとトムは、ウェイド達をまいて逃げようと相談しますが、失敗します。
ウェイドは遂に恐ろしい正体を表します。ウェイドとテリーは、牛の競売場から売上金を強奪して逃亡中の凶悪犯だったのです。実は、ガイドは彼らに殺されたのでした。
転:ボートジャック
ウェイドはゲイル達のボートに乗り込み、銃で脅しブライダル・クリークの先まで行くことを強要します。
マギーはおびえて逃げていしまいます。
やがて、”ガントレット”と呼ばれるとても危険な激流の場所にさしかかってきます。ここはゲイルが、かつて辛うじてぬけることが出来た難関です。現在は危険すぎるためボートで行くことは禁止されています。
ウェイドは突破するよう命令します。ゲイルは、ロークやトムを守るため承諾します。
結末・ラスト:大激流
途中、岸で一泊します。その時にトムはウェイドから銃を奪おうとしますが、失敗し銃撃され川に落ちてしまいます。
なんとか生き延びたトムはマギーと合流します。そして、陸路でガントレットへ先回りします。
ボートがガントレットに近づいた時、監視員が引き返すよう促しますが、ウェイドに銃で撃たれて監視員は殺されてしまいます。
いよいよ落差2km、幅90mの大激流にさしかかり、ゲイル達は必死にボートをこいで、奇跡的に突破します。
先回りしていたトムは、罠をしかけていてボートは転覆します。ゲイルはオールでウェイドを殴り川へ落とし、奪った銃でウェイドを撃ちます。そして、テリーは降参します。
事件は終わり、ゲイル家族は絆が強くなったと実感します。
『激流』見どころ解説・メリルのアクションは本人!?
メリルのアクションは本人!
この映画の最大の見どころは、大迫力の川下りシーンです!川下りのシーンはほとんどがロケ撮影です。実際の川で撮影しているので、CGではない見応えがあります!
メリル・ストリープはこの撮影のため、体重を増量して筋トレをし、オリンピック代表選手からボードの特訓を受け、90%をスタントなしで演じました。本当に危険な場所以外はメリル・ストリープ本人のアクションです!
メリル・ストリープはこの映画の出演を承諾のは、40代の女優が演じるアクションを自分の子供に見せたかったという理由からです。
なぜ、子持ち40代の女性ではいけませんか?
と、メリル・ストリープは言っています。
メリル・ストリープは危険な目にも合っています。
激流下りのシーンは午前中から何度も撮影されています。一旦、休憩を撮ってすぐ午後からも撮影でした。メリル・ストリープが休憩を要求しても受け入れられず、疲れ果てて、ゴムボートが横転し川へ投げ出されてしまいます。
メリル・ストリープは気を失ったまま流されました。奇跡的に助かったのは、ライフジャケットの着用とケヴィン・ベーコンの素早い救助のおかげだそうです。
メリル・ストリープは
もし、次に私が「これはできない」と言ったら、私を信じるべきじゃないかしら?
と監督に言ったそうです。
ダイナミックな自然
ダイナミックな自然は、この映画の魅力です。
川下りの多くは、モンタナ州のクートネー川で撮影されています。他にはモンタナ州フラットヘッド川の分岐点やコロラド川のルビー渓谷、オレゴン州の南西部のローグ川などで撮影されました。
この迫力を実感するのは、映画館で観るのが一番だろうなと思いました。
『激流』ネタバレあらすじ、見どころ解説まとめ
川下りのシーンは、実際の川で撮影されていて本当に迫力満点です!
ダイナミックな自然をストレートに感じられる、シンプルなストーリだと思います。
それにしても、メリル・ストリープはカッコよすぎです!
映画の中でもカッコいいですが、この映画に臨む意気込みがすごくカッコいいです。アスリートみたいです!
これを機会にラフティングをしてみたくなりました!
最後までお読み頂きありがとうございました。
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