休暇で訪れた先に、凶悪犯がいればどうしますか?愛する家族の命に危険が及べば、冷静を保つのは不可能です。
CG技術が発達し、迫力のある映像は簡単に制作できるようになりました。しかしどんなにCGが発達しても、本物の自然には敵わないものです。
大御所女優メリル・ストリープが自ら体を張り、ケヴィン・ベーコンが悪役に挑んだ映画「激流」。
「激流」で起用された音楽について、ご紹介します。
『激流』で使用されている曲は?
出典:IMDb「激流」で使用された曲について、サウンドトラックを参考にご紹介します。
音楽担当:ジェリー・ゴールドスミス
「激流」の音楽担当は、ジェリー・ゴールドスミスです。雄大な自然を表現する一方で、大激流の様子を音楽で表現したのは、さすがです。
ジェリー・ゴールドスミスは、映画音楽界の巨匠です。「ランボー」「エイリアン」「L.A.コンフィデンシャル」など、手掛けた映画音楽は名作ばかり。
「激流」の音楽で注目したいのが、「Gale’s Theme」でしょう。最初は穏やかな曲が流れますが、途中から大きく変化するのが特徴です。
どこにでもいる普通の家族が、事件に巻き込まれる!映画の内容を音楽で表現しているかのようでした。
Cowboy Junkies 「The Water is Wide」
「The Water Is Wide」は、エンドクレジット曲です。インスト版も劇中で流れており、「激流」を象徴する音楽となりました。日本では、「広い川の岸辺」というタイトルで知られています。
手掛けているのは、カナダのフォークロックバンド、カウボーイ・ジャンキーズ!彼等のオリジナル曲ではなく、スコットランド民謡のカバー曲という形になります。
「激流」の内容はかなり激しいので、「The Water is Wide」のようなゆったりした曲は、ワンクッションを置くのに丁度良いかもしれません。
Gigolo Aunts「Cope 」
「Cope」を手掛けているのは、ポップ・ロック・バンドのジゴロアンツです。1981年に結成されたバンドで、2020年8月現在も絶賛活動中!
「Cope」は、アルバム「Flippin’ Out」に収録されております。曲そのものはロックではありますが、ポップなメロディーにもなっています。
当初は善人のような顔をしていた、ゲイルの人物像を表しているかのような曲です。
Screaming Trees「Dollar Bill」
「Dollar Bill」を手掛けているのは、グランジバンドであるスクリーミング・トゥリーズです。日本での知名度は、どちらかと言えば低い方と言えるでしょう。
「Dollar Bill」を翻訳すると、1ドル札。内容は別れの曲で、美しいメロディと共に悲しい詩が心に染み入ります。
Ministry「Psalm 69」
「Psalm 69」を手掛けているのは、インダストリアルメタルバンドグループのミニストリーです。81年に結成。一度は解散したものの、再結成して現在も活動中です。
「Psalm 69」が収録されているのは、アルバム「KE・AH‐詩篇69‐」です。曲調や詩の内容は、まさしく激流!「メタルとはこういうものだぞ!!」と、聴衆に突きつけるような雰囲気があります。
『激流』の使用曲に関する口コミ評判は?
出典:IMDb「激流」の音楽に関する口コミや評判について、SNSの投稿を元にしてご紹介します。
ジェリー・ゴールドスミスあっての作品
激流
鑑賞日 1/8 95点
約20年ぶりに鑑賞。全てがリンクする見事な伏線、修復してゆく父子の絆、緊張感溢れる川下り、時には脆く強く艶やかなメリル・ストリープの変幻自在の演技、クセ者ケビン・ベーコンがハマり役の強盗犯、ジェリーゴールドスミスの重厚な楽曲…無駄がない作品とは、正にこの事!— ぴいたん (@paul5963vai5963) January 8, 2018
奏でる音楽は観客達を雄大な自然の中へと誘い、時には激しい激流の真っ只中へと突き落としてくれるでしょう。
自然の前には善人も悪人もなく、あるのは小さな人間の存在のみです。
「激流」の主題歌「The Water is Wide」の評価
The Water is Wide
久しぶりに聞いた。好きだなぁ。
激流のテーマ曲かと思ったけど、民謡なのね。— Youichi Gotou🐛🦎🐝🐬 (@que_you1) December 15, 2019
激流のテーマ曲はほんといいよねー「The Water is Wide」花アンで聞いた気が。フィギュアとかにもよく使われてる気がする。もとはスコットランド民謡らしい。いい曲。
— 中村ユキチ@8/5恋愛作家のかくしごと5 (@yukichi7) November 10, 2014
「The Water is Wide」の評価は、かなり高くなっています。ゆったりとした音楽に美しい歌声が相まれば、評価が高くなるのも納得でしょう。
自然は恐ろしくもあるが、癒やしも同時に与えてくれることを示しているかのような曲です。
『激流』使用曲・音楽についてのまとめ
いかがでしたでしょうか?
「激流」で使われた音楽は、激しさがある一方で自然の雄大さを感じさせるものになっていました。
休暇中の家族を凶悪犯が襲いかかるだけでも一大事なのに、更に自然の脅威が彼等を襲います!
巨匠ジェリー・ゴールドスミスの、本領が発揮された映画と言っても良いでしょう。
以上「激流|1994年映画の曲(音楽、主題歌、挿入歌、劇中歌)は?」についてご紹介しました!
最後までお読み頂きありがとうございました。
コメント
[…] […]