『レディ・プレイヤー1』は、2018年公開されたアメリカ映画ですが、内容としては日本のサブカルチャーへの敬意がたっぷり!
アニメや漫画が好きな方なら、洋画に興味がなくてもぜひ見ていただきたい作品です。
そんなポップな作品を撮ったのは、90年代から00年代に超特大級のヒットを連発した巨匠・スティーブン・スピルバーグ。この作品は、スピルバーグ監督の新たな1ページともいわれています。
今日は、そんな『レディ・プレイヤー1』について、概要、あらすじ、感想・評価、口コミについて、ネタバレを含みつつ紹介していこうと思います。
『レディ・プレイヤー1』作品情報
製作年 | 20181年 |
上映時間 | 140分 |
原題 | Ready Player One |
ジャンル | アドベンチャー映画 |
監督 | スティーブン・スピルバーグ |
脚本 | アーネスト・クライン、ザック・ペン |
キャスト | タイ・シェルダン、森崎ウィン、オリヴィア・クック、他 |
『レディ・プレイヤー1』登場人物・キャスト
ウェイド・オーウェン・ワッツ=パーシヴァル(タイ・シェリダン)
ウェイドはスラム街で叔母の家に居候している青年ですが、オアシスの世界ではパーシヴァルとしてイースターエッグを狙っています。
『レディ・プレイヤー1』の主人公、を演じるのはアメリカ人俳優のタイ・シェリダン。
X-MENシリーズで、若き日のサイクロプス(スコット・サマーズ)役を好演するなど、注目の若手の一人といえます。
ちなみにタイ・シェリダンさん自身も日本のアニメが好きだそうで、この作品への出演は相当楽しかったようです。
トシロウ=ダイトウ(森崎ウィン)
ダイトウは侍の鎧兜をまとったオアシスユーザー。
パーシヴァルだけでなく、忍者姿のゾウとも親しくしています。
森崎ウィンさんは日本枠としてトシロウ(ダイトウ)役を演じています。
私はこの作品で森崎ウィンさんを知ったのですが、とってもかっこよかったです。
森崎さんはミャンマー出身で、現在は日本で俳優・モデルとして活躍しています。主演ドラマの『彼女が成仏できない理由』の放映も決まり、これからの活躍にますます期待できそうです。
ノーラン・ソレント(ベン・メンデルスゾーン)
オアシスのライバル企業、IOIの社長。
オアシスの経営権を握るため、従業員たちをイースターエッグハンター『シクサーズ』としてオアシスへ送り込む。
ノーラン・ソレント役はベテラン俳優のベン・メンデルスゾーン。
『スターウォーズ ローグ1』でもヴィラン役を好演しましたが、今回も憎い敵役を演じています。
『レディ・プレイヤー1』予告動画
『レディ・プレイヤー1』あらすじ
2045年、度重なる環境汚染や気候変動により、地球は荒廃しきっていた。貧困状態に陥った人類の、唯一にして最大の娯楽は「オアシス」と呼ばれる、巨大VR空間だった。
「オアシス」の魅力は、現実では到底成しえない経験を体感できることだけではない。
「オアシス」の創始者、ジェームズ・ハリデーは死に際に、「オアシス」のなかにイースターエッグが三つ隠れていて、その三つをすべてそろえた勝者には、「オアシス」の所有権と5000億ドルの遺産を与えると言い残していた。
一攫千金を目指し、多くの参加者が「オアシス」を毎日探索していたが、その中にはライバル企業の従業員「シクサーズ」たちもいた。
ウェイドはとある機転から第一の関門をクリアし、一つ目のイースターエッグを得るが、そのことで現実世界でも狙われるようになり…。
オアシスとは?
ジェームズ・ハリデーによって作られた巨大VR空間。ハリデーの死後、遺産がオアシスの中に隠されていると公表され、一攫千金を狙うユーザーたちを虜にしている。
イースターエッグとは?
オアシス内に隠されているという、ハリーデーの遺産へとつながる3つの鍵。
アメリカやヨーロッパではイースター(復活祭)に、庭などに隠した卵を隠す遊びをするため、この名が使われている。
『レディ・プレイヤー1』感想・評価
ここでは、『映画名』の感想・評価について書いていきます。
※一部ネタバレ要素を含む場合もございますのでご注意下さい。
最初に見た感想は、『これぞ娯楽大作!』でした。
特に80年代~00年代の、いずれかの時代にサブカルチャーにはまっていた人にはたまらないと思います。
仮想空間の中では(課金次第で)好きな姿になれるので、有名キャラの姿でプレイする人たちもいるようで、いろんなキャラを確認することができます。お金がかかったことでしょう…。
特に、ガンダムとゴジラが好きな方には、たまらない見せ場があるのでぜひ見て貰いたいです!
スピルバーグ作品らしく、ストーリー全体もスピード感があり、最初から最後までハラハラドキドキすることができます。
特に、ウェイドが3個目のイースターエッグを得るために、ライバルでもある「オアシス」の参加者全員に協力を求める展開は胸が熱くなりました。
サブカルチャーなんて、子供向け。と思ってしまったあなた。ひょっとしたら、会社のために毎日「オアシス」にログインしなければいけない、「シクサーズ」やノーランに共感できるかもしれません。
オチには賛否両論ありましたが、全体の流れはテンポがよく、外れるところがありません。
やっぱり、これが巨匠・スピルバーグの力なのでしょうね。
ちなみに、この作品を見る前に「シャイニング」(1980年公開)を見ておくと、さらに楽しめるのでお勧めします!
『レディ・プレイヤー1』まとめ
以上、ここまで『映画名』のキャストやあらすじ、感想を紹介させていただきました。
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