テレビアニメ化された大人気コミック「約束のネバーランド」が、浜辺美波・城桧吏・板垣李光人が主演を務める実写映画化し、2020年12月18日(金)に劇場公開されました。
「僕だけがいない街」を手掛けた平川雄一朗が監督を務める本作の内容は、果たして面白いのかつまらないのか、映画を観ようか悩んでいる人にとって気になる情報ですよね。
今回は、実写映画「約束のネバーランド」が面白いのか酷いものなのかについて紹介していきます。
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- 「約束のネバーランド」の予告動画
- 「約束のネバーランド」の面白い理由
- 「約束のネバーランド」のひどい理由
面白い理由は?
キャストの演技が素晴らしくて楽しめた
原作漫画「約束のネバーランド」のストーリーを、シンプルかつストレートになぞった内容が描かれた本作は、キャストの演技が素晴らしかったから楽しめたという意見が多かったです。
まずは主要人物であるノーマン、彼を演じたのは板垣李光なのだが、ノーマンの知的な喋り方や仕草を完璧に真似して演技したからか、ノーマンそっくりに思えました。
次に主人公のエマ・ノーマン・レイたち孤児院の子供たちを追い詰めていく、母親代わりの飼育監「イザベラ」、彼女を演じた北川景子の演技もイザベラそっくりで、ビジュアルも美しく素晴らしかったと高評価でした。
そしてクローネを演じる渡辺直美、存在感と圧がドカンとあり、そのはちゃめちゃさに物語の中盤を盛り上げたようで、大笑いしたファンが多いです。
この3人の演技が特に素晴らしかったようで、「約束のネバーランド」を鑑賞したファンの高評価の理由のほとんどが上記の通りでした。
キャラクターを演じているキャストが、キャラクターを忠実に演じてくれると、実写映画だったとしても大いに楽しめますね。
世界観と物語がちゃんと作られていて良かった
実写映画ならではのオリジナルストーリーを描いてくるかと思いきや、ちゃんと原作どおりの物語と、原作を再現した世界観がちゃんと作られていて良かったという意見も、高評価の理由でした。
2時間の映画に収めようと焦ったからか、少し駆け足になってしまう部分はあったけれど、おおむね原作どおりで良かった、充分観られる映画だったというのが原作ファンの意見です。
さらにエマたちが暮らす孤児院など、物語の世界観に合った建物も忠実に再現されており、多くの原作ファン・アニメファンは喜んでいました。
想像以上に再現度が高く、面白かった
アニメを全て観たというアニメファンにとって、キャラの年齢設定に変更があったが、想像していたよりかは原作の内容・世界観・キャラクターの再現度が高く、面白かったという意見が多かったです。
原作どおりに描かれた本作の内容は、忠実なまでに再現された世界観もあいまって、怖い部分はちゃんと怖く、感動できる部分は本当に泣いてしまったようでした。
確かに原作漫画もアニメも、孤児院で育てた子供を、最上級の食用児として鬼に献上される少し怖い話です。
それがとても良く再現されたなら、アニメを見ていたなら尚更ドキドキハラハラして楽しめることでしょう。
ひどい理由は?
レイ役の城桧吏の演技が酷い/違和感がある
本作を低評価にした理由として、レイ役の城桧吏の演技がひどい、という意見が多く挙がっています。
セリフを棒読みしたことによる演技、同い年の設定であるはずのエマとノーマンに比べると、一回り若く見えてしまった違和感を覚えたことによって、「レイ役の城桧吏がひどい」という批判が多かったです。
確かに、同い年であるはずのノーマンたちよりも幼くなってしまってはダメですし、実写映画に限らず棒読みの演技は、そのキャストどころか演じたキャラクターイメージや世界観を台無しにしかねません。
アニメや原作漫画で人気だったからこそ、実写映画「約束のネバーランド」を観てくれるファンに失礼が無いよう、忠実なまでの再現度と演技力が必要ですね。
年齢設定を変更したことに批判が殺到→ネット大炎上
本作では原作とは異なり、鬼に出荷される孤児の年齢が12歳から16歳へ年齢が引き上げられています。
「約束のネバーランド」の実写化発表に伴い、この年齢設定の変更もファンに知らされたのだが、ネットでは「原作の世界観が崩壊する」「”脳が一番おいしい時期=12歳”という設定なのに、そこを忘れたらダメだろ」「12歳までに出荷、という設定だからこそ、孤児にとってのママの存在感の大きさを感じられるのに」と批判が殺到したようです。
確かに原作・アニメファンからしたら、その設定だからこそ「約束のネバーランド」が怖いけど、面白いと楽しめるのに、それを無視した年齢設定では世界観が崩壊しますよね。
実際に年齢設定を変更したことにより、ノーマン役の板垣李光の実年齢は17歳、エマ役の浜辺美波さんの実年齢は19歳と、かなり原作のキャラの年齢より上です。
これには原作・アニメファンも、「せめて子供を使ってくれ」「年齢引き上げたの許さない」「12歳の天才たちだからこそ、優遇されていたのでは?」「約束のネバーランド好きだがこれはダメ」と批判が高まり、ネットが荒れたほど大炎上しました。
「約束のネバーランド」を愛しているからこそのファンの批判の声だが、原作者の白井カイウは、全然問題なく楽しめると太鼓判を押していました。
まとめ
さて、実写映画「約束のネバーランド」が面白いのか否かについて、詳しくご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
ノーマン・イザベラ・クローネ役のキャストの演技が上手く、作品の世界観も絶賛される中、一部のキャストの演技の下手さや年齢設定の変更による批判が殺到するほど、ひどいと酷評もされていましたね。
この記事で面白い理由も酷い理由も知った上で、実写映画「約束のネバーランド」を観てどう感じるのか、ぜひ劇場まで足を運んで確かめてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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