2020年12月4日に公開された映画です。
モデル・女優と幅広く活躍している池田エライザが、原案・初監督をつとめた作品です。
池田エライザが、自身の上京時のエピソードを基にしたストーリーで、自分の将来について考え始めた2人の男子高校生と不思議な魅力を放つ少女の関係を描いてます。
今回は、夏、至るころ|映画のあらすじは?池田エライザの出演は?(ネタバレなし)について紹介していきます。
- 「夏、至るころ」の登場人物(キャスト一覧)
- 「夏、至るころ」のあらすじ
- 「夏、至るころ」の見どころ
- 「夏、至るころ」の主題歌、音楽、曲
- 「夏、至るころ」のまとめ
予告動画
登場人物(キャスト一覧)
大沼翔(倉悠貴)
太我と親友で、幼いころから一緒に和太鼓を習っている。
突然、太我が将来を見据えて受験勉強を始めたことで、自分の将来について悩み始める。
平川泰我(石内呂依)
翔の親友。
夏祭りに向けて翔と一緒に和太鼓を訓練していたが、高校3年の受験勉強を理由に太鼓をやめてしまう。
都(さいとうなり)
東京で音楽の仕事に就くため上京していたが、あきらめて故郷に帰ってくる。
ギターを抱え、翔と太我に影響を与える不思議な少女。
今回、初監督として作品に参加している池田エライザさんは、女優としても活躍しているため出演もされるのではないかと思われましたが、今回は出演されていないようです。
あらすじは?
福岡県田川市で、高校生活をおくる翔と大我。
幼いころから親友で、一緒に和太鼓の練習を続けていた2人は、高校最後の夏祭りでその太鼓を披露するため練習に励んでいました。
そんなある日、太我が受験勉強に専念するため太鼓を辞めると言い出します。
太我といつも一緒で共に毎日を過ごしてきた翔は、その言葉に一瞬戸惑ってしまうのでした。
そして、自分の人生と向き合い受験勉強に励むことを決意した太我のように、自分は何を目標に励めばいいのかと悩み始めるのです。
そんな、翔の周りにはいつも見舞ってくれる家族がいました。
仕事と家事を上手にこなしていく母、思い悩む翔を同じ男として心配する父。
個性的な祖父とそんな家族たちを常に暖かく見守ってくれる祖母、そして大人の口マネにはまっている可愛い弟。
翔は、そんな大好きな家族に囲まれながらも、自分の将来に悩み孤独を感じてしまうのでした。ある日、青い鳥を勝っている祖父のお使いでペットショップを訪れた翔は、店で不思議な少女に出会います。
都と名乗るその少女は、音楽の仕事をやりたいと希望を持ち東京で頑張っていたものの、失敗し故郷に戻ってきていたのです。
そして彼女は、仕事道具であったギターを売りたいと話します。
そんな彼女の魅力に惹かれた翔は、彼女に振り回されながらも太我と共に町を案内して回り始めるのでした。
3人で町を回っていると、太我がこの町のある伝説について思い出します。
町に立つ二本の煙突。
その二本の煙突が一つに重なる場所があり、その重なった一つの煙突をみると幸せになるという言い伝えでした。
そんな他愛もない話をしていると都が自分の事を少しずつ話始めます。
そして都が、仕事をしていたためほとんど高校に通っていなかったと聞いた翔と太我は、都のために夜の高校に忍び込み、3人は誰もいない校舎を楽しむのでした。
そして、プールではしゃぐ都に、音楽を辞めた理由を問いただした翔。
都は、また少しずつ自分のことについて語り始めます。
そんな都に歌声を聞かせてほしいとせがむ翔。
そして、歌うのはこれが最後と言いながらゆっくり優しく歌うその都の声は、孤独を感じていた翔の心に響き渡るのでした。
その後、夏休みがゆっくりと過ぎていき都や太我と過ごした日々を思い返す翔は、ある場所へと向かいます。
自分の目標や将来について考え決意した翔が降り立ったのは・・。
見どころ
この映画の見どころは、この映画が自治体・企業・市民が一つになり作り上げた作品であるというところです。
青春映画制作プロジェクトとして制作された本作は「ぼくらのレシピ図鑑」というその地域の「食」と「高校生」がコラボレーションして、オリジナルの作品としてつくられました。
今回の「夏、至るころ」は福岡県田川市を舞台にしており、田川市の観光名所が随所に盛り込まれています。
新人俳優達の演技を引き立ててくれるそのローケーションに注目です。
主題歌、音楽、曲
主題歌・崎山 蒼志『ただいまと言えば』。
今回主題歌を担当するのは、静岡県出身の18歳、崎山蒼志です。
2015年から音楽活動を開始した彼は、2018年にAmebaTVの番組に出演しその歌声で注目をあびました。
今回「夏、至るころ」で主題歌を担当したこと皮切りに、来年1月に発表されるアルバムでデビューを飾り、今後が期待のアーティストです。
まとめ
その可愛らしいルックスで人気を博し幅広く活躍する池田エライザが、初監督した作品といことで注目を浴びている映画「夏、至るころ」。
等身大の高校生たちの日常や抱える悩みを、池田エライザが自身の過去と重ね合わせて描いたストーリーは、誰にでも重なる部分があるのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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