コピーキャット|映画の犯人は意外な人物だった?ネタバレラスト結末を解説

1995年公開、コピーキャット(模倣犯)をテーマにしたアメリカのサイコ・スリラー映画です。

屋外恐怖症を患う犯罪学者(シガニー・ウィーバー)が、刑事と協力しながら、連続殺人事件の犯人を追いつめていきます。

 

出典:IMDb

 

 

女性ばかりを標的とした連続殺人事件の手口は、実際に起きた猟奇殺人をモデルにしたものとのこと。

残忍な手口であり、卑劣な犯罪に深い憤りを覚えます。

 

本作が扱うのは猟奇殺人をはじめとする異常犯罪です。

90年代を代表するサイコスリラーと言える本作について、みどころや驚きのラストまでをご紹介します。

 

・「エイリアン」のリプリー役が有名なシガニー・ウィーバー主演
・「コピーキャット」は「模倣犯」という意味
・劇中の殺害方法はジェフリー・ダーマ―らによる実際の猟奇殺人がモデル

コピーキャット映画の犯人は意外な人物だった!?

出典:IMDb

 

結論から言います。

 

実行犯はピーター・フォーリーです。

 

仕事にも真面目、多少口うるさい母親と一緒に暮らす青年です。

仕事は試験管や顕微鏡を扱うような、科学系の仕事のようです。

一見穏やかな青年である彼に殺害の指示を出す黒幕は、刑務所に収監されているダリル・リー・カラム。

黒幕は、映画の冒頭にトイレで主人公を襲った犯人だったのです。

タイトル「コピーキャット(模倣犯)」の意味する通り、今回の犯行は過去の模倣。

実行犯と黒幕の関係を見抜き、その犯行を防ぐ事はできるのでしょうか。

コピーキャット映画のネタバレラスト結末を解説

出典:IMDb

 

実行犯はピーター・フォーリー。

仕事にも真面目、多少口うるさい母親と一緒に暮らす青年です。

仕事は試験管や顕微鏡を扱うような、科学系の仕事のようです。

一見穏やかな青年である彼に殺害の指示を出す黒幕は、刑務所に収監されているダリル・リー・カラム。黒幕は、映画の冒頭にトイレで主人公を襲った犯人だったのです。

ダリルは本も出版するようなカリスマ性ある凶悪犯。

ピーターはそんなダリルを崇拝しています。

そして、手紙のやり取りを通じ、ダリルの指示により殺人を行なっていたのです。

ピーターの目的は、ダリルのコピーキャットとしてヘレンを殺害する事。

ピーターは警官に扮してヘレンの自宅を訪れ、誘拐します。

残されていたのはモナハン刑事に宛てたメッセージ。

ヘレンを救出に向かうモナハン刑事は、刑事に扮したピーターに撃たれてしまいます。

屋上に追いつめられたヘレン、ピンチと思いきや防弾チョッキに守られたモナハン刑事がピーターを射殺します。

映画のラストは、黒幕であるダリルが別の人物に手紙を送るシーンとなっています。

ダリルの弟子はピーターだけではありませんでした。

「ピーターのような失敗は、するな」

本当のラスボスはバレないままにエンディングを迎えます。

コピーキャット映画の犯人は意外な人物だった!?ネタバレラスト結末の口コミ・評判は?

出典:IMDb

 

実行犯は、表向きは穏やかに暮らす青年であり、裏の顔は被害者を監禁・殺害するサイコパス。

この映画の面白いところは、さらにその裏に黒幕が控えていることでしょう。

犯人を逮捕し、刑務所に収監していれば安心。

そんな常識の裏をついた設定であり、執拗に主人公を狙うサスペンスを盛り上げる設定だと感じました。

サイコスリラーの王道作品

懐かしすぎ!て楽しめました。当時はけっこうスリリングでハラハラした覚えがあります。今観ると王道な感じに見えるから不思議。

シリアルキラーを題材にした映画が台頭して来た90年代、今観ると懐かしいですね。

連続殺人犯を知るきっかけになった作品

 
模倣犯と犯罪心理学者が対決。昔に観た映画ですがハラハラしました!
この作品で連続殺人犯を知りましたが、恐ろしさを感じます。

犯人と対決するのが、屋外恐怖症を持つ犯罪心理学者という設定は斬新だと感じます。

実際に起きそうなドキドキ感

過去の異常殺人犯になぞらえた犯行。現実味ある恐ろしい設定の殺人鬼と思う

実際に起きた殺人の手口がモデルと考えると、観ていて恐ろしい気持ちになります。

コピーキャット映画の犯人は意外な人物だった!?ネタバレラスト結末を解説のまとめ

屋外恐怖症を患い自宅から外出できない犯罪心理学者と、刑務所に収監されている連続殺人犯の対決を描いた本作。

実際のシリアルキラーの犯行をモデルにしたとあって、全体的に重苦しい雰囲気や、やり切れなさも感じます。

とはいえ、主演は「エイリアン」のリプリー役など、戦う女性のイメージが強いシガニー・ウィーバー。本作でもピンチの時に一方的にやられるだけではなく、どことなく安定感を持って観る事ができました。

また、主人公が屋外恐怖症とあって、自宅のインテリアは素敵なものとなっています。細部にもこだわりを感じますし、外出できない女性の暮らしぶりを感じる事もできます。

90年代は、それまでの派手なホラー映画から一転、猟奇殺人をテーマとしたサイコスリラーが台頭してきた時期となります。

代表的な同時代のサイコスリラーは「羊たちの沈黙」「セブン」「ミザリー」など。

その中において、本作は王道と言えるストーリーだと感じます。サイコスリラーの入門編、または90年代の雰囲気を味わいたい方にオススメの映画と言えるでしょう。

 

以上、コピーキャットについて紹介しました!

最後までお読み頂きありがとうございます。

 
 

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