1995年から1996年にかけてTVで放送され、社会現象となった「新世紀エヴァンゲリオン」。TVで放送されていた時代から謎が多い作品ではありましたが、その「エヴァンゲリオン」シリーズの新劇場版最終作となる「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」が遂に公開される予定になっております。
しかし、最新作で最終作となる本作品ですが、映画のタイトルについている最後の「:||」の読み方は何なのでしょうか?どういった意味があるのでしょうか?
そのあたりが大変気になるところです。
「:||」の読み方、意味について考察した内容を順番に紹介していきたいと思います。
シンエヴァ【:||】 読み方は?意味は?
本作「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」のタイトルについている「:||」について順番に考えていきたいと思います。
まず最初に劇場版作品の情報と以前の劇場版作品ではどんなタイトルが付けられていたのかを紹介していき、そのあとに「:||」の意味、読み方について考察していきたいと思います。
劇場版作品情報
総監督・企画・原作・脚本 | 庵野秀明 |
監督 | 鶴巻和哉、中山勝一 |
総作画監督 | 錦織敦史 |
作画監督 | 井関修一、金世俊、浅野直之、田中将賀、新井浩一 |
副監督 | 谷田部透湖、小松田大全 |
デザインワークス | 山下いくと、渭原敏明、コヤマシゲト、安野モヨコ、高倉武史、渡部隆 |
制作 | スタジオカラー |
配給 | 東宝、東映、カラー |
以前の作品のタイトルはどんな名前が付けられていたか
2007年公開の第一作は、
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』となっており、
2009年公開の第二作では、
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』となっておりました。
そして2012年公開の第三作として、
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』と続いていきました。
第四作目にあたる今回の作品が第三作から約8年ぶりに公開される作品となっております。
何かタイトルに共通点はあるのでしょうか。「序」「破」「Q」にはつながりはあるのでしょうか。
次に本作品「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」の「:||」について読み方、意味を考えていきたいと思います。
「‖」だけの意味とし、終止記号と考える説
「:」の記号は、新劇場版シリーズで共通に付けられている記号で、やはり今回の作品は、劇場版の最終作となる作品ということもあり、最終という意味を込めて楽譜の終止記号「‖」と考えるという説になります。最終作としていることもあり、かなりすっきりくる説になっています。
楽譜に出てくる反復記号を表しているという説
曲の最初に戻り繰り返すという意味を表す音楽のリピート記号「:||」と考える説もあるようです。
ここでいったん最終章を迎え、ストーリーが振り出しに戻るという展開を予想します。
もしかしてマヤ数字の12?とする説
「:||」がマヤ数字の12を表すという説になります。
こちらに関しては、マヤ数字の12に似ているだけで12の意味するところは分かっていません。こちらの説は説得力にやや欠ける気がします。
次にこの章で紹介してきた説について考察をしていきたいと思います。どの説が有力なのでしょうか。
シンエヴァ【:||】様々な説とその内容を考察
ここで上記で挙げてきた説とその内容について、考えていきたいと思います。
まず最初に「マヤ数字の12ではないか」という説についてですが、こちらについてはなんの根拠もない似ている記号だったというだけの説のため考察から除外してよいかと思います。残るは2つの「音楽に出てくる反復記号を表している」という説と「楽譜の終止記号を表している」という説になります。
う~ん、悩みますねえ。
どちらもあり得るかと思いますが、素直に考えて「:」の記号は、新劇場版シリーズで共通に付けられている記号と考え、最終という意味を込めて楽譜の終止記号「‖」と考える説が有力だと思われます。謎が多いアニメなので最初に戻るというストーリーも考えられなくもないですが、終止記号と考えます。
次章でここまで紹介してきた内容をまとめていきたいと思います。
まとめ
これまで「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」の「:||」について考えてきました。
楽譜の終止記号を表す「‖」と考える説、音楽のリピート記号を表す「:||」と考える説、マヤ数字の12と考える説について紹介してきました。
ここでは、楽譜の終止記号を表す「‖」と考える説が有力であると結論付けましたが、謎が多いアニメなのでまだまだ考える余地があるかもしれません。
1995年からテレビシリーズが始まり25年経っても人気があり続けるエヴァンゲリオンの魅力、凄さを感じることができたのではないでしょうか。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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