2020年12月18日から大ヒット公開中の『ワンダーウーマン1984』
監督:パティ・ジェンキンス
キャスト:ガル・ガドット、クリス・パイン、クリステンウィグ、ペドロ・パスカル、他
概要:2017年に公開された大ヒット映画『ワンダーウーマン』の続編。
ワンダーウーマン1984 は前作を見ていない人でも楽しめるのか、不安に思う方もいらっしゃると思います。
また、どんな予備知識があればより本作を楽しむことができるのか気になりますよね。
今回は、『ワンダーウーマン1984|の映画を見ていない人は予習や復習が必要?』について紹介していきます。
- 「ワンダーウーマン1984」は、前作を見ていなくても楽しめるのか
- 「ワンダーウーマン1984」の予習や復習は必要なのか
- 「ワンダーウーマン1984」の知っておいた方がいい予備知識
前作見てないけど楽しめる?
最新作を見る前に、前作を見ていない人も楽しめる内容になっているか、チェックしていきましょう!
※※※以下、最新作のネタバレも含んでいますので、ご注意下さい※※※
結論から言うと、前作を見ていなくても楽しめる内容になっていると思います!
前作の『ワンダーウーマン』は第一次世界大戦中を舞台にしていましたが、
今作はタイトルに示している通り1984年が舞台です。
まず、冒頭のシーンで主人公ダイアナの幼少期が描かれます。なので、前作を見ていない人でも、ある程度彼女の事が分かるかと思います。
そして、今作は1984年が舞台です。時代が変わり、少し現代に近付きました。
この頃のアメリカはベトナム戦争が終わり、社会が落ち着きを取り戻しはじめた頃です。好景気に転じていくところアメリカはとても活気があります。
個人的には、こういった雰囲気も感じながら見るのも面白いと思います。
予習や復習は必要?
今作でダイアナは、アメリカの首都ワシントンD.Cにあるスミソニアン博物館というところで働いています。そこに学芸員のバーバラという女性が新しく赴任してきました。
バーバラはとても優しくて優秀な女性でしたが、よくドジをしてしまいます。ある日、バーバラはまたドジを踏んでしまい、あたふたしていました。
他のスタッフは無視する中、ダイアナだけは彼女を助けます。そこから、2人の交流が始まり、FBIから依頼された“とある宝石”を一緒に鑑定する事になりました。
そして、食事の席です。バーバラとダイアナが話をしています。
様々な話をしていく中で、バーバラはダイアナに恋人はいるかと聞ききます。
彼女は『遠い昔にね』と言葉を濁しました。
この『遠い昔にね』という言葉、気になりませんか?
FBIの依頼で2人が鑑定する事になった“宝石“。
実は、この宝石が”願いを何でも叶えてくれる宝石”でした。
無意識にダイアナは、昔愛していた恋人のスティーブに生き返ってほしいと願っていました。そして、スティーブは生き返って(他人の体を借りましたが)二人は再会する事ができます。
こういうシーンからもダイアナには昔、恋人がいて何らかの原因で亡くなってしまった事が分かりますね。
予習で前作を見た方が良い理由
予習で前作を見ておくと
・ダイアナとスティーブの馴れ初め
・スティーブはなぜ亡くなったのか
が分かるので、ダイアナがスティーブと再会できたシーンの喜びも倍増です。
前作の第一世界大戦から1984年までは約70年あります。
70年ってすごいですよね。人間だったら一生涯で一人の人を想い続けるという事です。
ダイアナにとってスティーブがどれほどの存在だったのか、70年もの間亡くなった恋人を孤独に想い続けた事を思うと、さらに胸が打たれます。
前作を知っているとこのように感動する場面もあります。
ダイアナとスティーブの馴れ初めなどが気になった方は、ぜひ前作も見てみて下さいね。
見る順番的には、最新作を見てから前作でも良いと思うのですが
前作を見ておくと、先程書いたようなシーンでさらに感動するので、前作を先に見ておくのもおすすめです。
知っておいた方がいい予備知識は?
さて、今作を見たくなったけどその前に『予備知識として関連作品も見てみたい!』という方へ。
ワンダーウーマンはアメリカのDCコミックを原作にした映画です。
DCコミックを基にした映画を見た事がない方は、予習で他のDCコミックシリーズの映画を見るのもオススメです。
DCコミックの映画は、基本スーパーヒーローが地球の危機を救うという世界観で様々なヒーロー達が存在します。
おすすめ順に
・ワンダーウーマン(前作)
・バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生
・ジャスティスリーグ
前作のワンダーウーマンは、前述でおすすめした通りです。
バットマンVSスーパーマンでも、ワンダーウーマンは登場します。
バットマンがダイアナの正体を見抜いていたり、他にもたくさんのヒーロー達が出てきますよ。
ジャスティスリーグは、バットマンVSスーパーマンの戦いの数ヶ月後の物語です。
自分の好きなヒーローと他のヒーロー達との絡みがあるとファン的には嬉しいですね。いろんなヒーロー達のカッコいい場面をたくさん見れちゃいます。
さらに知っておいた方が楽しめる事
続いて、
・ダイアナの正体
・エンドロールにおまけ!
この2点を知っているとより今作が楽しめると思います。
ダイアナが70年もスティーブを想い続けていた事は先ほど書きましたが、
普通の人間だったら70年経っていると流石におばあちゃんですよね(笑)
しかし、彼女は美しく強いままです。冒頭のシーンでも分かるように、彼女は普通に生まれ育ったわけではなさそうです。
前作で詳しく描かれますが、ダイアナはアマゾネス族の女王ヒッポリタとゼウスという神の子供です。ヒッポリタとゼウスは愛し合っていたのもありますが、アレスという神と戦わせる為、子供(ダイアナ)をつくる事を決めたのです。
恐らくですが、ダイアナは半分人で半分神という事でしょうね。
そして、エンドロールの最後におまけ!についてです。
TVドラマシリーズでワンダーウーマン役を演じた女優のリンダ・カーターさんが登場します。
終盤でダイアナが見に纏う金の鎧『ゴールドアーマー』がありますよね。
このゴールドアーマーと深く関係する人物です。
もちろんダイアナとも関係がありますし、続編の予感も!
ファンの方は大興奮だと思いますので、最後の最後までぜひご覧下さい!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
女性が主役で活躍する映画は同じ女性として勇気やパワーがもらえるので好きですね。強く優しく愛に溢れたダイアナは多くの女性の憧れの対象になるのではないでしょうか。
コロナ禍ではありますが公開されてから約1ヶ月、アメリカでは3週連続で興行収入1位を獲得した『ワンダーウーマン1984』ぜひご覧になってみて下さいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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