出典:yahoo!映画
映画「ロストバケーション」は2016年にアメリカ合衆国で製作されました。
原題の「Shallows」は「浅瀬」という意味です。
ジャンルで言えば、パニック映画もしくは、ザ・サメ映画といったところでしょうか。
ストーリーは簡単に説明すると、
と、このような感じになっています。
ロストバケーションのロケ地に選ばれたのは、ロードハウ島というところです。サメは怖いけど、こんな綺麗な秘密のビーチ、私も行ってみたい!と思いますよね?
そこで、このロードハウ島はどこなのか?どんなところなのか調べてみました!
ロストバケーションのロケ地ロードハウ島とは?
出典:www.australiangeographic.com.au
映画の中では、メキシコの秘境という設定です。
軽快な音楽に乗せてジープで林の中を進むシーンからスタートします。
木々の間を抜けると、息をのむような美しいビーチが広がります。
サーファーで医学生のナンシーは、この静かでキラキラ光る砂浜、真っ青な海の景色に魅了されています。
地形や波、風景、風などすべてが完璧なビーチに選ばれたのが、サーフィンの名所で知る人ぞ知る、オーストラリア・シドニーの東600kmに浮かぶ小さな島、ロードハウ島です。
ユネスコ世界遺産にも登録されています。
南北約12km、幅は最大でも2.8kmほどの火山島で、島のほとんどの地域が海洋公園として保護されています。
また、亜熱帯の森が広がっていて、環境保護のため1日約400人しか滞在できない厳しいルールがあります。
オーストラリアのガラパゴスとも呼ばれ、この島の大半はこの島でしか見られない珍しい動植物がいます。まさに大自然の宝庫です。
海では色鮮やかなサンゴ礁や様々な海洋生物に出会うことができ、まるで楽園のようです。
このロードハウ島がなぜロケ地として選ばれたのでしょうか?ちょっと知りたくなりますよね!
なぜロードハウ島がロケ地になったの?
出典:www.australiangeographic.com.au
主人公のナンシーはビーチから180mという近いところにいるにもかかわらず、決して届かない絶望感に襲われます。目の前に癒されるべき楽園が見えているのに。
この状況に合うロケ地とは?
製作のマティ・レシェムは、
・自然な入り江が必要だった
・それ以上に今まで誰も見たことのない場所で撮影したかった
ということにこだわり、ロードハウ島をロケ地に選んだのでした。
ナンシーの視界には常にビーチが入っていなければならなかったし、誰も知らない秘境の楽園でなければなりません。
今ではなかなそのような場所が残っていないそうです。ビーチはもちろん、島全体のすばらしさも必要です。
最高の地形と未知の楽園。それにぴったりだったのがロードハウ島でした。
ナンシーを演じたブレイク・ライブリーも、
「今まで1度も撮影されたことがなく、地球上の楽園をスクリーンで見てもらえることは素晴らしい。」
「きっと、みんなあの島に行きたくなるでしょうね。」
と、初めてロードハウ島で撮影したことを明かし、その美しさと映像美に太鼓判を押しています。
美しい島を美しく映像にすることも、とても重要なことです。監督のコレット=セラはカメラマンのサイモンを大絶賛し、
「あのビーチの4フレーム分だけで、完璧とは言えない他のビーチの映像2時間分よりずっと価値がある。」
「午後になると、どんなに美しい映像が撮れているかワクワクしながらサイモンのところに走って行ったもんだよ。」
「サーフィンのシーンは驚くほど素晴らしい。」
と、ビーチの美しさとすばらしいスタッフのことを語っています。このビーチを見つけた時は、とても感動したそうです。是非、絶景を映像で堪能してみたいです。
ちなみに撮影エピソードで、外海からサメが入ってこないように、沖合にシールドを作ったそうです。本物のサメで撮影するわけにはいけませんからね。
まとめ
登場人物が非常に少ない「ロストバケーション」ですが(ほとんど主人公のナンシー1人!)、映画にくぎ付けになるのは、ストーリーの面白さに加え、ロケ地のロードハウ島の素晴らしさがあるのは言うまでもありません。
楽しみの休日から恐怖のどん底へ。目の前にビーチがあるのに届かない絶望感、絶景と血なまぐささ、恐ろしいサメと心の救いになったかわいいカモメ。ギャップがこの映画の魅力ではないかと思います。
サーファーにとって、サメの恐怖は常につきまといます。それでも、自然と一体になる感動はやめられません。さらに秘境を求めることになるでしょう。
私も日ごろのストレスを忘れるために、ロードハウ島にぜひ行ってみたくなりました!人食いサメが待ち構えているかもしれませんが。
以上、ロストバケーションのロケ地ロードハウ島はサーフィンの名所?どんなところ?についてお伝えしました!
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント
[…] […]