映画「ばるぼら」は2020 年11月20日より劇場公開しています。
原作はあの手塚治虫さんの漫画を実写化した作品です。この漫画は、一説では主人公の美倉洋介は手塚治虫さん自身がモデルとも言われています。
キャストは今回が初共演の稲垣吾郎さんと二階堂ふみさん、監督は手塚治虫さんのご長男の手塚眞さん。また、この映画は日本・ドイツ・イギリスの国が共同で制作しており、撮影監督はクリストファー・ドイルさんが務めています。
手塚治虫の世界観を初めて映像化しているとあって、国内だけでなく海外からも注目の作品です。
今回は、「ばるぼら」の作品内容と撮影場所や目撃情報について紹介していきます。
- 作品内容
- 映画のロケ地撮影場所
- 目撃情報
STORY
美倉洋介(稲垣吾郎)は人気小説家。新宿の駅の片隅で酔い潰れた少女(二階堂ふみ)と出会うことから始まる物語。この少女は自称『ばるぼら』。美倉はばるぼらを放っておけず自宅へと連れて帰る。妖しくも不思議な魅力がある彼女に美倉の心は奪われていく。小説への創作意欲にも影響を与えていく彼女。ついにばるぼらと結婚してしまった美倉だったが、そこは破滅への入り口だった。このばるぼらとは一体何者なのか…
ロケ地撮影場所は?
美倉が地下街を歩いていると、その片隅で酔い潰れている少女と出くわします。その少女は『ばるぼら』だと名乗ります。
このシーンの撮影場所は新宿の地下街です。この場所で二人は初めて出会い物語が始まります。
この映画は他のシーンも新宿のいたるところで、また他のエリアでも撮影されています。どのような場所で撮影されたのか気になります。
新宿区|新宿ゴールデン街
美倉とばるぼらが寄り添って歩くシーン。このシーンのロケ地には新宿ゴールデン街が使われています。
新宿ゴールデン街はおよそ200坪の広さがあり、200軒以上の小さい飲食店が密集しています。かつてはゴーストタウンと化して衰退した時代もありましたが、店主たちが『新宿花園ゴールデン街を守ろう会』を結成。文化人などから圧倒的な支持を受けたこの街は、東京のサブカルチャーや芸術の発信地として有名になっています。
新宿ゴールデン街には”ばるぼら屋”とういう名前の居酒屋が実在します!
こちらのお店はお好み焼き、鉄板焼き、やきそばチャーハンが自慢のお店です。口コミも★4.3と高評価です。映画とは関係しないようですが、訪れてみたくなりますね。
新宿区|新宿駅付近
映画の中盤、ばるぼらが雨の街を一人彷徨い歩き回るシーンは、新宿区のギラギラガールズ前の通りや、新宿駅付近や構内でのシーンも多く、新宿のランドマークである『東京モード学園』なども映っています。
これらのシーンは手塚眞監督が『一日かけて歌舞伎町で好きなように撮影して欲しい』と、ドイル撮影監督に二階堂さんを預けて出来たシーンです。新宿の街が儚く美しく映し出されています。
他にも『NPC24H新宿3丁目パーキング』では貸し切って撮影したとの情報もありました。
この映画は新宿の広範囲で撮影が行われています。
池袋|喫茶『サロメ』前の通り
遅まきながら
やっとロケ地
(ほぼ撮影アングルに近い)に
たどり着きました#ばるぼら(電信柱の眼科がわたしが定期検診に行ってるところなので、あああの辺ねまではなんとかわかってました) pic.twitter.com/QUFod4asMH
— 🐞miwa🐞 (@miwa244_2) August 6, 2019
この場所は池袋駅の西口側にある通りです。
複数の飲食店が連なっていますが、『喫茶サメロ』という目につきやすいお店があります。
サングラスをかけた黒のスーツ姿の美倉洋介の歩いているシーンの撮影場所です。このシーンは映画の予告にも登場し印象的です。
台東区|鶯谷駅付近
台東区の鶯谷駅付近でも撮影が行われているようです。
場所の特定は出来ませんでしたが、美倉とばるぼらが逃げるように歩くシーンでの撮影場所です。
この場所は主演が稲垣吾郎さんの映画、『クソ野郎と美しき世界』や、木村拓哉さんと二宮和也さんのダブルキャストで話題となった映画、『検察側の罪人』の撮影でも使われています。
ロケ地の目撃情報は?
目撃情報|稲垣吾郎
ごろーちゃん、なんの撮影でしょう?#稲垣吾郎#ごろーちゃん pic.twitter.com/sriJtpptjO
— mana (@_m_a_n_a_2830) June 26, 2018
吾郎さんがロケしていたのを見てしまた!!
ロフトー!!
ささっと終わりもうお帰りになられてしまいましたが、
遠からず近かからずで生吾郎さんを…
お綺麗、品のある姿…
よく声が響いていたどす。
どす、、って、、ああ…
あー、今更ドキドキ💗してきた。#BISTROJ_O— ちかぶん (@chikabunta) November 6, 2020
稲垣吾郎ちゃん
池袋西口繁華街で撮影🎬してますよ(^○^)
建物入っちゃったから写メ📷✉撮れなかった(。>д<)
知り合いに言われて来たけど(>_<)
仕事さぼろうかな(^_^;)
— ホンキのブラックイナズマ@相互フォロー (@honkinoinazuma) June 19, 2018
映画の撮影時期は2018年6月に行われ、エキストラ募集などはされていませんでした。目撃された方も何の撮影なのか分からない状態だと考えられます。
原作ではややマッチョな感じの美倉洋介はですが、稲垣吾郎さんの演じた美倉洋介は、繊細な印象の美倉洋介として映ります。また、異常な性欲に悩まされるという男ですが、稲垣さんの美倉は魅力的なエロチックさがあり、この映画ではハマり役です。
目撃された方は、黒いサングラスに黒いスーツ姿の稲垣さんに、やはりオーラを感じたようです。何かの撮影だと気づいた方は多かったようです。
目撃情報|二階堂ふみ
二階堂ふみが池袋で撮影してる。びっくりするくらい顔小さい。少し盛って手のひらサイズ笑
— にーだ (@Niida0225) June 4, 2019
新宿の街を歩くばるぼらのシーン。
周りの人が写メ撮りはじめたらどうしようと心配したが、まわりの人は誰もは二階堂ふみと気づかず、誰も振り返らなかった。#かわさきFM#岡村洋一のシネマストリート#ラジオ#映画
#ばるぼら #稲垣吾郎 #二階堂ふみ #手塚眞 #クリストファー・ドイル— ドルチェ (@loveGdolce) November 9, 2020
二階堂ふみさが演じたばるぼらは酒に溺れ退廃的な女性。ことある毎に美倉のマンションを出て街をひとり彷徨うといったシーンが、新宿の有名なスポットなどで撮影されています。
目撃情報も多いのではと思われましたが、意外と気づかれていなかったようです。
稲垣吾郎さんに比べると目撃情報は少ない気がしました。この映画のばるぼらという役柄は、普段の二階堂さんの雰囲気と違っていたせいでしょうか。
まとめ
この映画のロケ地撮影場所は、主に新宿エリア。また、池袋エリアや鶯谷駅付近でも行われていました。
この映画の撮影監督はクリストファー・ドイルさんです。中国・台湾・日本を中心に活躍し、代表作『花様年華』でも知られています。
手塚眞監督はドイルさんを起用した理由について次のように語っています。
「日本の東京が舞台だが、異国、またはこの世ではないように撮りたかったので、日本人と異なる視点を持っていて、かつ、日本をよく知っている人。『街』が重要な要素となるので、街並みを美しく撮れる人。そして、この映画はシンプルに考えるとラブストーリーなので、男と女を美しく撮れる人」
この映画では東京が妖艶な美しい街並みに映っています。
ぜひこの映画を観た後に、余韻を楽しみながらロケ地を巡ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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