2020年11月7日から公開されている中国製作の大ヒットアニメ「羅小黒戦記ロシャオヘンセイキ」
本国中国で2019年に製作され公開されると興行収入49億円と叩き出し、日本で公開されるとすぐさまかわいい妖精と人とのバトルやアクションが凄い!と話題になっています。
実は以前にも日本で小規模ながら上映が行われていて話題となっていたことをご存知でしたか?
アニメ関係者やアニメファンの中で「これはすごいぞ…」と話題になったので気になっていたけど見逃していた、なんて方もいらっしゃるかもしれません。
あらすじは、現代を舞台に、土地開発によって住んでいた森を追われてしまった猫の妖精・小黒シャオヘイが自分の居場所を求めて街をさまよっていた、そんな時現れたのは同じ妖精の風息フーシーたちと、彼らを追っている人間の執行人・無限むげんだった。彼らの出会いは人間と妖精を巻き込む大事件へと発展していく…といったお話になっています。
今回はこの羅小黒戦記ロシャオヘンセイキが面白い理由と、つまらない理由を口コミ交えて書いていきたいと思います。
- 映画『羅小黒戦記』の面白い理由は?
- 映画『羅小黒戦記』のつまらない理由は?
- まとめ
面白い理由は?
子どもも大人も楽しめる作品
優しいタッチでファンタジーな世界感の中の森や動物たちを描いているアニメ映画なのですが、かっこいいバトルシーンもあったり、魅力的で個性的なキャラクターはキャラが立っていて飽きることがない映像づくりになっています。
背景美術も美しく、メッセージ性のあるストーリーもさながらジブリ映画のような魅力があります。
「現代文明と自然の共存」といった王道的なストーリーも、人間世界の中での少数の妖精から妖精世界の少数の人間といった目線を変えることで立場が変わると逆にまた差別が生まれることの問題に触れることも慧眼でした。
住んでいた森を追い出されてしまった猫の妖精の小黒シャオヘイはネコの子どもでかわいらしいキャラクターで、シリアスな展開ばかりではなくちょっとしたギャグシーンも挟まれるのでこどもが見ても楽しいと思います。
面白かったという口コミ
ひと足早く
『#羅小黒戦記 』吹替え版を観ました。
だって黒猫です、しかもポケモンのように進化するんです。そこに神話要素を盛り込んだ対戦ものときたら、つまらないわけがない。
安心のキャスト陣の聴覚からの感情直撃、可愛らしい絵と魅惑の大自然と神秘の世界で視覚からの満足。
子供も喜ぶ映画。 pic.twitter.com/wMhAHbu4Kd— 伊藤さとり(映画パーソナリティ) (@SATORIITO) October 2, 2020
めちゃくちゃ面白かった〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!映画館で観ることが出来て良かったです。『体験』なのだな、と改めて❗️いや〜!面白かった!
ぽんぽこ大友バトル合戦、次は立川とかで観たいな。気持ちいい作品でした、円盤絶対買う!#羅小黒戦記 #ロシャオヘイセンキ https://t.co/YH5N7lnQ6S pic.twitter.com/WN3QrKkJZH
— オモチャンコ先輩(関口) (@1125344) November 10, 2020
つまらない理由は?
ところどころ絵が雑…?
バトルシーンのコマ数が少なくスピード感があるけど少し絵的に物足りないという意見や、所々の絵がちょっと微妙という意見が見られました。
ただし、ストーリーも面白いし、日本語吹き替え版はアニプレックスが製作を担当して、声優の花澤香菜、宮野真守、櫻井孝宏、 大塚芳忠など豪華声優陣を迎えているので気にならないかもしれません。
字幕が少し変?
字幕ブラッシュアップされたからかPVみたいな微妙に怪しい日本語はなかったと思うけど、漢字はちょくちょく日本で使われてない字体があったな。まあほぼ同じ形だから普通に読めた #羅小黒戦記
— 双子座のひよこ (@ChickRabi) October 29, 2019
敢えての「初期字幕」上映ですと・・・!?
初期字幕はシャオヘイの口調が丁寧だったり、ちょっと女の子っぽかったりな記憶 #羅小黒戦記 #ロシャオヘイセンキ https://t.co/lOwqfKlBLq— ちゃに丸@中国アニメブログちゃにめ! (@chanimaru) December 22, 2020
映画は字幕でみる派!という方はちょっと待ってください!
ブラッシュアップされた最新字幕版と初期字幕版というのがあって、初期字幕版は機械翻訳のようなちょっとぎこちない翻訳になっているそうです。
しかし調べてみると初期字幕版もとても人気があって、微妙なセリフの違いや細かな言い回しの違いなどを楽しんでいるファンの方も多かったです!
もしBlu-rayやDVD化する時は中国語、初期字幕、最近字幕全部入れてほしいとの声が多かったです。
つまらなかったという口コミ
後味わる…
ストーリーや細やかなエピソードが途中から違和感しかなくて、主人公と人間サイドに全く感情移入ができず。
ラストが最高に後味悪すぎて腹立たしかった。あれで泣ける人とは感性が絶対合わないと思ってしまいました…Yahoo!映画 総合評価星1 pso*****さんの投稿から一部引用
友人の言う通りだった
友人が「どっかで見たことあるような内容がいっぱいくっついたような、そんな映画だった」と言っていたので、あまり期待しないで見に行った。
結果、本当にいろんな日本のアニメのいいところをくっつけたような、そんな既視感を感じるアニメだった。
Yahoo!映画 総合評価星1 dog*****さんの投稿から一部引用
アニメ作品ということもあってか、やはり日本の作品と比べてしまいがちなのでしょうね。
パンフレットによれば監督のMTJJいわく、日本のアニメーションに影響を受けているとコメントしていて様々な映像作品に影響を受けているのは間違いないのではないでしょうか。
1クールで1作品とするテレビアニメとは違い、映画サイズで描き切ることの難しさも感じます。
元は2009年に漫画の連載を始め、2011年にwebアニメを製作したところ、想像を超える人気となって今回の劇場版アニメ化になったということもありますので、それも含めて楽しめる内容なのかもしれません。ちなみにweb版と映画版ではストーリーはだいぶ違っているので興味ある方は見てみてはいかがでしょうか。
他にもストーリーに関して少し引っかかる方も少なからずいらっしゃったようです。
文化の違いなどもありますので難しいところですね。
まとめ
いかがでしたか?
鬼滅の刃ブームに押されて、少しばかり目立たない感じにはなっていますが圧倒的に評価の高いアニメ作品となっています。
オススメするとしたらこんなところというのをまとめてみます。
・豪華声優陣を迎えた吹き替え版のクオリティが高くてわかりやすい
・王道ストーリーで大人も子どもも楽しめる
・戦闘シーンが楽しい!
話題になっているだけあってTwitterもかなり盛り上がりを見せていました。
web版もあったり、snsでイラストを投稿している方も多かったので、映画を見終えたあともまた楽しめそうですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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