『小説の神様 君としか描けない物語』は2020年10月2日より劇場公開されています。
この映画は佐藤大樹さん(EXILE/FANTASTICS)と橋本環奈さんのダブル主演です。
高校生作家である真逆の二人が小説を共作してベストセラーを目指すというストーリー。
『小説の神様』はシリーズ作品です。原作は相沢沙呼(あいざわさこ)さんの書下ろし長編小説。その後『小説の神様 あなたを読む物語』上巻・下巻のシリーズ化。漫画版『小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー』作画は手名町紗帆(てなまちさほ)さん。いずれも作品も講談社の講談社タイガより刊行された人気の作品です。
この映画版は話題になっていますが、その内容は面白いのでしょうか?
『小説の神様 君としか描けない物語』を観に行くか、ぜひ参考にしてみてください!
・『小説の神様 君としか描けない物語』の作品内容
・『小説の神様 君としか描けない物語』の感想と評価
『小説の神様 君としか描けない物語』予告動画
売れない高校生作家の千谷一也(佐藤大樹)はナイーブな性格。中学生で作家デビューしたものの、その作品は酷評され自信を持てないでいる。一方、売れっ子高校生作家の小余綾詩凪(橋本環奈)は一也のクラスメイトで人気者、ドSな性格。立場も性格も真逆な二人は編集者の勧めで小説を共作することに。反発し合う二人はベストセラー小説を生み出すことができるのか…。また詩凪は誰にも言えない大きな秘密を抱えている…。物語の中では主人公たち、その周りの登場人物もぶつかり合い葛藤します。様々な葛藤を乗り越えて大人へと成長していく物語です。
小説の神様|面白い理由は?
『小説の神様』の原作を読んでみたくなった!
小説の神様の映画みてきた!見終わった後凄く爽やかな気分で映画館を出られる映画。環奈ちゃん目当てで観に行ってかわいい環奈ちゃんが色々見られて幸せです。ちょっと気になる役者さんの文芸部部長が人気者キャラクターしかも良いやつだったので幸せになった。小説読みたくなってきた。
— とりす (@inazou8fun) October 21, 2020
相沢さんは『小説の神様』の原作で、小説を書くことを題材にして執筆したそうです。「小説ならではの表現、小説だからこその構成。つまり、これは映像化されることなんて、まるで考えていない話でした。」と語っています。
『小説の神様』監督は久保茂昭さん。主にアーティストのミュージック・ビデオを監督をされており、これまで500作品以上を手掛けています。映画では『HiGH&LOW』シリーズを監督。この映画での圧倒的なアクション映像は高い評価を得ています。
久保監督はこの相沢さんの『小説の神様』の原作に出会い、映画化してみたいという夢を持ったそうです。
映画『小説の神様 君としか描けない物語』は小説という能動的な美しい文体の芸術を、映像という受動的な芸術で表現するという久保監督の新たな挑戦となった作品です。
小説の世界感を大切にしながら、その上でどのように映像化しているのか気になる映画です。またこの映画を観て、小説や漫画も読んで、小説の神様を堪能したくもなります!
『小説の神様』はイメージ通りで適役
映画、文芸部時代の友達と見てきました!
色々感動したところはたくさんあるけど、最後の大樹くんの〝一也走り〟、何回でも見たくなるし、夕日に照らされる小余綾さんの横顔は本当に橋本環奈しか勝たんなの気持ちでした。
最高。何度でも見てくれ。— 手名町紗帆@小説の神様3巻発売中🕊 (@tenacitysaho) October 17, 2020
千谷一也役の佐藤大樹さんは、自分の性格とは真逆の一也という役柄に戸惑いもあったようですが、久保監督と密に話し合いながらその役作りができたと語っています。
小余綾詩凪役の橋本環奈さんは、これまでも高校生の役は演じてきたものの、高校生作家という設定の詩凪は彼女にとっても初めての役柄で、新しい挑戦だったそうです。
この映画では主人公以外の役柄もそれぞれのストーリー構成があります。
同じ高校の生徒役である佐藤流司さん、杏花さん。編集者役の山本未來さん。一也の家族は片岡愛之助さんや和久井映見さんらが演じています。
- ダブルキャストの二人はイメージ通りで適役
- ストーリー構成で登場人物が分かりやすかった
- 愛之助さん役の父親が良かった
キャストの方たちは高評価をされています。
主役以外のキャストの方にも注目したい作品です!
小説の神様|つまらない理由は?
映画よりも漫画の方が良かった
#小説の神様 映画見て来ました。良い映画でした。音楽はもっと控えめの方が良かったなぁ。コミック版の描写が如何に素晴らしいかも分かりました。
— panapet70 (@panapet_70) October 22, 2020
原作小説、漫画版、映画と体験してきたけれど
一番しんどい場面のしんどさは漫画版の表現がいちばんきつかったな…。 #小説の神様— 御霞月@本を食べて生きてる (@mkzk_CRESCENT) October 14, 2020
この映画はアーティストのミュージック・ビデオを手掛けている、映像のプロである久保監督なだけあって、映像や音楽は独特なこだわりが感じられる作品です。
そのため、映像と音楽が合っていて良かったという感想と、音楽が前に出過ぎて気になって集中できないという感想にはっきりと分かれてしまう傾向があります。
また、この映画を実写ではなく、アニメ映画として観たかったという感想や漫画の方が伝わるといった感想も多くあります。
やはり小説の世界観を映像で表現するところの難しさを感じます。
この映画は観た人が小説派、漫画派、映画派に分かれてしまう作品のようです。
- 音楽はもっと控えめのほうが良かった
- 漫画のほうが表現力は強かった
小説の神様|映画は面白い?つまらない?理由は?感動する?
いかがでしたでしょうか?
『小説の神様 君としか描けない物語』は原作は相沢沙呼さんによる『小説の神様』の長編小説。
その後『小説の神様 あなたを読む物語』上巻・下巻がシリーズ化。
漫画版での作画は手名町紗帆さんが担当され、小説・漫画共に人気のシリーズ作品です。
立場も性格も真逆な二人の高校生作家が編集者の勧めで小説を共作することになり、反発し合う二人がベストセラー小説を生み出すことができるのか?がテーマです。
主人公たちにはいろいろな出来事から葛藤があり、また二人に関わる仲間や家族にもそれぞれの葛藤が描かれています。ぜひ思いっきり感情移入して感動したい作品です!
小説の神様見てきた!
映像が綺麗で詩的な表現があって、でも酔った感じではなくてストレートでとても見やすくて纏まってて無駄な物がなかった。
映画として凄く好きかな。
主人公が成長していく過程って胸が熱くなるよなぁ。ちょっと泣いてしまった。— なつみ (@now426) October 16, 2020
この作品には賛否の声はありますが、小説家・相沢さんの小説だけの世界を久保監督によりどう映像に変換されているのか気になります。ぜひ劇場で確かめてみたください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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