アイランド|盗作疑惑?映画ネタバレあらすじと感想・評価。

 

この作品は2005年にアメリカで製作されたSFアクション映画で「アルマゲドン」、「トランスフォーマーシリーズ」を手掛けたマイケル・ベイ監督によって作られました。

 

今回は、そんな映画『アイランド』についての作品情報、キャスト、感想・評価なんかを紹介していこうと思います。

 

映画『アイランド』予告動画

未来の地球を表しているみたいですよね…。

テクノロジーが進み過ぎていて怖いです。

映画『アイランド』登場人物・キャスト

 

リンカーン・6・エコー/トム・リンカーン(ユアン・マクレガー)
主人公。他の者とは違い施設での生活に不満を持っている。

ジョーダン・2・デルタ/サラ・ジョーダン(スカーレット・ヨハンソン)
リンカーンが心を許せる数少ない人の一人。リンカーンに好意を寄せている。

アルバート・ローラン(ジャイモン・フンスー)
国防総省が推薦した警備部隊のリーダー。

バーナード・メリック医師(ショーン・ビーン)
クローンたちの前では医師だが、クローン事業を始めた張本人。

ジェームス・(マック)マッコード(スティーブ・ブシェミ)
コロニーの技術者。一風変わっているがリンカーンを助けてくれる。

ジョーンズ・3・エコー(イーサン・フィリップス)
リンカーンの友人。数学オタク。

映画『アイランド』あらすじ

 

2019年、地球は大気汚染により地上での生活が困難になった為、生存者たちは地下に作られた施設で生活していた。
そこでは発展したテクノロジーによって食事、仕事、着るものなど、全てが徹底的に管理されていた。
地上は居住不可であったが、唯一「アイランド」だけが汚染を免れており、毎日行われる抽選で選ばれた者だけがその島に行くことが許されていた。

 

この施設で暮らすリンカーン・6・エコーはこの生活に違和感を感じていた。

そんなある日、リンカーンは存在するはずのない生きた蛾を見つけ、その後を追っていくと、アイランドに移住したはずの人々が出産後に殺され、生きたまま臓器を摘出されるところを目にする。
リンカーンはアイランド行きが決まっていたジョーダン・2・デルタを連れ、施設から逃亡し、初めて外の世界を目の当たりにする。
そこには新鮮な空気、晴れ渡る青空が広がっていた。

 

地球は汚染されたのでは無かったのか?

衝撃の真実がそこにはあった…。

映画『アイランド』感想・評価

ストーリーやテーマについて

映画ほど実際の2019年は発展してませんが、現実世界のクローン技術も進んでいるようで、クローンを作ること事体は可能らしいです。でも倫理上の理由で禁止されているとか…。近い未来に似たようなことが起こらないか少し怖くなりました…。

少し重いテーマなのですが、技術者のマックが自分よりもクローンのリンカーン、ジョーダンを守ったり、敵が最終的には味方になって助けてくれたり、個人的に感動するシーンが多くてとても良かったです。

最後はハッピーエンドで、ストーリーも綺麗に丸く収まっていて、良い余韻が残る映画でした!

演出や脚本について

マイケル・ベイ監督の映画という事でアクションが大迫力でした!こんなのありえないでしょ!って思うような場面がたくさんありましたが、そんなところも見ていて楽しめました。

リンカーンとジョーダンが初めて外に出た時の壮大な感じが良い。2005年の映画なので、ドローンではなくヘリで上から撮ったのでしょうか?風が強く吹いている感じや少しブレているのが味が出ていました。ヘリにはヘリの良さがありますね。

最後のクローン達が走って外の世界に飛び出すシーンは感動的でした。音楽ともマッチしていてとても良かったです。

キャラクター&キャストについて

演技派俳優が揃っていて、キャストが最高でした。

イーサン・ホークかっこいいし、スカーレット・ヨハンソン美し過ぎる!

スカーレットがまだ若くて少し幼い感じがとても可愛かったです。

個人的にはマック役のスティーブ・ブシェミさんが好きです。独特の雰囲気がちょっと変なマックの役にとてもあっていました。

映画『アイランド』盗作疑惑について

 

映画『アイランド』をみて、違和感を感じた人も多いのではないでしょうか?

実は、この作品は1979年の映画「クローン・シティ/悪夢の無性生殖」に似ている点が多いという事でクローン・シティの監督、ロバート・フィブソンはアイランド製作会社を著作権侵害で訴えられています。

アイランド側はこれを否定していますが、最終的にはお金で解決したみたいです。

具体的には以下のような箇所が問題となっています。

 

・主人公が移植手術のためのクローン人間であること

・未来のロサンゼルスを舞台にしていること

 

でも、これって盗作といえるの??と思ってしまいますが…。
だって、似たような設定の映画なんて山ほどあるわけですから。

しかしクローン・シティ側は、キャラ設定、構図、セリフに至るまで90もの類似点があると主張しています。

よくもそんなに探せたと逆に褒めてあげたいくらいですが…。

 

ともあれ、盗作疑惑があったことは事実なのです。

 

でも、実はこの話には続きがありまして。

映画『アイランド』のマイケル・ベイ監督、過去作品の映像を使い回すことが多い監督としても有名なのです。

 

映画『トランスフォーマー3』

・ハイウェイの戦闘シーンで、隣を走行している車両が全く同じ

・同じくハイウェイで、戦闘に巻き込まれた車両が吹き飛ぶシーンのカットが全く同じ

 
それ以外にも、映画『パール・ハーバー』(2001)の映像を『トランスフォーマー』(2007)に使いまわしていたそうです。
 
 
以上のことからも、盗作を通り越して監督の「作風」とも言えるのではないでしょうか?

気になる方は「クローン・シティ/悪夢の無性生殖」を見てみると良いと思います。

映画『アイランド』まとめ

 

盗作疑惑があったり、本国では興行収入が良くなかったり、色々と問題のあった作品ですが、個人的にはストーリー良し、アクション良し、キャスト良しで大満足の映画でした。

マイケル・ベイ監督の映画なのでただのSF映画ではなく、大迫力のアクションも楽しめる映画です!

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