アーロン・エッカート主演のSF「ザ・コア」。
地球を次々に襲う、謎の現象の原因は地球のコアにある?
その事実を突き止めた主人公ジョシュ達は、専門家や宇宙飛行士らと地底を掘削しコアへと突き進んでいきます。
そんな斬新な設定が描かれる新感覚なSF作品のあらすじや見どころをまとめました。
・ザ・コアのあらすじ
・ザ・コアの魅力
・出演陣について
ザ・コア丨主な登場人物(キャスト)
ジョシュ(アーロン・エッカート)
シカゴ大学教授で地球物理学の専門家。異常現象の解明のため、FBIに呼ばれる。
ベック(ヒラリー・スワンク)
宇宙飛行士。最年少のスペースシャトル乗組員。
ブラズ博士(デルロイ・リンド―)
地球の核(コア)の異常についてジムスキーとともに研究していた人物。
コンラッド・ジムスキー博士(スタンリー・トゥッチ)
地球物理学の権威。地球の核(コア)の異常について知る者。
船長(ブルース・グリーンウッド)
宇宙飛行士。スペースシャトルの船長。
ザ・コア丨ネタバレあらすじ(ストーリー解説)
ザ・コア丨あらすじ 【起】
ワシントンD・Cで32人が一気に死んでしまう事件が発生しました。彼らの共通点はペースメーカーを埋め込んでいることでした。
その異常事態に、シカゴ大学の地球物理学教授ジョシュと、高エネルギー武器の専門家サージはFBIに呼び出されます。
その後も異常事態はつぎつぎに起こります。
ロンドンでは、大量の鳩が人間や建物にぶつかり死んでいく事件が発生しました。
地球に帰還したスペースシャトルが進路を誤り、ロサンゼルスに墜落しかけます。
スペースシャトルは船長と副操縦士ベックによって川に不時着、墜落は阻止されました。
ザ・コア丨あらすじ 【承】
調べを続けていたジョシュは資料を、地球物理学の権威ジムスキー博士のもとに持っていきます。
国防総省に呼び出されたジョシュとサージは、異常事態の原因を説明します。
ジョシュは地球の寿命はあと1年だと発表します。
地球のコアの回転が止まり、地球の電磁場が不安定になったことが原因で、それにより太陽光が遮れず、地球が焼けてしまうと話します。
将軍とジムスキー博士にユタ州に連れてこられたジョシュとサージは、ブラズに会います。
ブラズはジムスキー博士とともにコアについて研究をしており、地球深くに潜る実験を続けていました。そして、20年の歳月をかけて掘削船バージルを完成させました。
バージルに乗ってコアまで潜り、核爆発を起こし、その衝動で回転させる計画を立てます。
ジョシュ、サージ、ジムスキー、ブラズ、操縦士としてベック、(スペースシャトル)船長が搭乗することになりました。
加えて、地上ではハッカーのラットが、世間のパニックを阻止すべく計画のサポート役をつとめます。
ザ・コア丨あらすじ 【転】
計画を実行するため、訓練を重ねていましたが、ますます異常が発生します。
落雷のような静電気が世界中の歴史的遺産を破壊していきました。
計画実行を早めることを余儀なくされた一行は急いでバージルに乗り込み、出発します。
コアまで向かうまでの道中、幾度となくトラブルにさいなまれます。
ドリルで掘削しながら潜りますが、地質は予想以上に硬く、一行の行く手を阻みます。
その影響でサージと船長が命を落とします。
コアの近くまで潜り込んだ一行でしたが、コアの密度が低く、爆発の衝撃がうまく伝わらない計算になってしまい、作戦は失敗に終わるかと思われました。
そこで代案を提案されますが、ジョシュはそれを拒否します。
ジムスキー博士は衝撃波の干渉効果を利用することを提案します。そのためには五発の核弾頭をズレなく投下しなければなりません。
しかし、投下には解除装置を解除しなければならなく、その装置は高熱で、ブラス博士は捨て身でスイッチを起動させ、命を落としました。
さらにジムスキー博士も誤差を計算し忘れたことにより、命を落としてしまいます。
その誤差を補ったせいで、地上に帰る燃料が足りなくなった一行でしたが、最後の爆発で動き出したコアによりバージルは動き出し、残されたジョシュとベックは地上に帰還します。
ザ・コア丨あらすじ 【結末・ラスト(ネタバレ)】
地上に生還したは良いが発見は厳しい状況でしたが、彼らの発した超音波をクジラの群れによって発見されました。
極秘任務であったため、4人の命が失われたことは知られていません。
しかし、ハッカーとして今回の任務に参加したラットが、ネットに彼らの功績を書き込み、ジョシュたちの活躍は世界中に知られることとなります。
ザ・コア丨見どころ
地中に潜る新感覚SF
SFといえば、宇宙に行ったり、宇宙人と戦ったり、ヒーローが活躍するのが定石です。
しかし「ザ・コア」にはそれらは一切登場しません。
地球の中心部のコアに潜り込むという斬新な設定で作られています。
豪華俳優陣
ジョシュを演じたアーロン・エッカートはクリストファー・ノーラン監督作品「ダークナイト」でハーピー・デント/トゥーフェイス役を怪演したことで話題になりました。
操縦士ベックを演じたヒラリー・スワンクはアカデミー主演女優賞を2度受賞し評価された女優です。
そんな豪華俳優陣で固めた本作は演技を見るだけでも楽しめるかと思います。
ザ・コア丨ネタバレあらすじ、見どころのまとめ
ここまで「ザ・コア」のあらすじや見どころについてまとめました。
宇宙にも行かない、宇宙人も出ない、ヒーローも出てこない、物理学の専門家達が地中に潜り込む、ほかにはないSF体験が楽しめる映画です。
SF好きだけど、斬新なのが見たい!という方には持ってこいの作品でしょう。
役者陣も演技派で固めています。
また、観た方の感想にはみんなでツッコミながら観れる映画というものもあるようです。
いやいや、そんなまさか。と予想だにしない展開が次々に起こる、目の離せない作品となっています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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