アダムス・ファミリー|アニメ映画のあらすじと感想評価は?(ネタバレなし)

 

9月25日公開のアニメ映画『アダムス・ファミリー』。

1930年代にチャールズ・アダムという漫画家が雑誌に一コマ漫画として掲載。
後の90年代に名作実写映画としても人気を博し、世界中で愛されてきました。

 

今回は、『アダムス・ファミリー|アニメ映画のあらすじと感想評価は?(ネタバレなし)』と題し、作品のあらすじや感想、評価について紹介していきます。

この記事で分かること
  • アダムス・ファミリーの登場人物と豪華声優について!
  • あらすじをわかりやすく紹介!
  • アニメ版の公開に至るまでを解説!

アダムスファミリー丨予告動画

アダムス・ファミリー丨作品情報

タイトルアダムス・ファミリー
原題The Addams Family
日本公開日2020年9月25日
上映時間87分
ジャンルホラーコメディアニメ
監督コンラッド・ヴァーノン
グレッグ・ティアナン
脚本マット・リーバーマン
製作ゲイル・バーマン
コンラッド・ヴァーノン
アレックス・シュワルツ
製作国アメリカ合衆国
配給パルコ
製作費2400万ドル

アダムス・ファミリー丨主な登場人物(キャスト)

 

ゴメス・アダムス CV:オスカー・アイザック

(CV:日本語吹き替え版 生瀬勝久)

アダムス家の父親。ギョロ目の小太りで、すきっ歯の陽気でいたずら好きな男性。何故か息子のパグスリーにいつも命を狙われているが軽くかわしている。

 

モーティシア・アダムス CV:シャーリーズ・セロン

(CV:日本語吹き替え版 杏)

アダムス家の母親。魔女の家系に生まれ育った青白くスレンダーすぎる女性。エレガントなドレスの下に大量の蜘蛛を飼っている。

 

ウェンズデー・アダムス CV:クロエ・グレース・モレッツ

(CV:日本語吹き替え版 二階堂ふみ)

アダムス家の長女。母親に似て青白い顔をしている三つ編みの少女。いつも暗い表情を浮かべて弟を生き埋めにしたりと、よからぬことを考えている。

 

パグスリー・アダムス CV:フィン・ウルフハード

(CV:日本語吹き替え版 堀江瞬)

アダムス家の長男で、ウェンズデーの弟。

小太りでギョロ目の少年。ありとあらゆる危険ないたずらを考えて、ゴメズに爆弾を仕掛けるのが楽しみ。

 

フェスターおじさん CV:ニック・クロール

(CV:日本語吹き替え版 ロバート秋山)

ゴメズの兄弟で、長いコートを着込んでいて真ん丸な禿げ頭の男。おっとりとした見た目とは裏腹に強烈なヤバさを隠し持っている。

 

マーゴ・ニードラー CV:アリソン・ジャニー

(CV:日本語吹き替え版 LiLiCo)

「お宅の神業リフォーム」というリアリティ番組の人気司会者の女性。「フツー・タウン」という理想郷をつくろうとしているのだが、霧のかかる丘に困っていたところに、やっと霧が晴れたと思ったら陰鬱なアダムス家のお屋敷が見えてしまったため、様々な策略を巡らせてくる。

 

アダムス・ファミリー丨あらすじ(ストーリー解説、ネタバレなし)

 

人里遠く離れた山の中、ある小さな村でモンスターの結婚式が執り行われていた。新郎はちょび髭をたくわえた紳士のゴメスで、新婦は魔女の家系に生まれたモーティシア

そんな2人を不気味に思っていた村の住人たちが突如乱入してきて大ピンチになってしまいます。
グランドママや兄のフェスターの助けで、2人とハンドという手だけのモンスターは何とか逃げ出すことに成功します。

2人と1本は新しい家を求め歩き、精神異常者の収容施設から逃げ出してきたと思われるラーチという大男と出会います。

そのラーチを執事に向かえ、ニュージャージー州ウエストフィールドに向かうと、丘の上にひっそりと立つ廃屋を発見するのです。
酷く荒れ果て朽ち果てたその洋館をみた2人は、自分たちにピッタリだと思い住むことにしました。

 

それから13年後、ゴメスとモーティシアの2人にはウェンズデーパグスリーという子どもたちと共に暮らしていました。
いつものようにモーティシアがイシャボッドという生きた木で子供たちを起こすと、ウェンズデーは門の外から自転車のベルの音が聞こえてパーカーという少女の姿を見つけます。
ウェンズデーが門を閉めてみせると、パーカーは気味悪く感じて逃げて行ってしまいました。

 

「マズルカ」という来たる日に子どもが行う伝統儀式のため用意をしているのですが、パグスリーは自分のやり方でやりたいと言い張りますが、ゴメスは伝統のやり方でしてほしいと願っていました。

家から出たことがないウェンズデーは「門の向こうにはなにがあるの?」と尋ねますが、モーティシアは過去に村の人々から受けたひどい仕打ちを思い出し言い淀むのでした。

 

そんなある日、丘の下に住宅地があることを知ったウェンズデーは、そこに大勢の人間が住んでいることを知ります。
その住宅地をプロデュースしたのがテレビ番組の人気司会者であるマーゴ・ニードラーという女性でした。

 

ゴシック調の暗いお屋敷に住むアダムス家とは違って、カラフルな街で普通の人々が、普通に暮らしていたのです。
その人気司会者の娘だということがわかったパーカーという娘と友達になったウェンズデーは、自分が知ることがなかった世界に興味津々でした。
そして、ウェンズデーは人間の通う中学校に通い普通の生活を試してみようと決めました。

しかし、そのきらびやかな住宅地にはとんでもない「ある秘密」が隠されていたのです…。

アダムス・ファミリー丨見どころ

吹き替え版のみならず、字幕版でも豪華な声優陣!

ゴメズ役に「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」でポー・ダメロンを演じたオスカー・アイザックに、

モーティシア役は「マッドマックス怒りのデスロード」でフュリオサを演じたシャーリーズ・セロン

ウェンズデー役は「キック・アス」でヒット・ガールを演じたクロエ・グレース・モレッツ

パグズリー役は「ストレンジャー・シングス未知の世界」でマイクを演じたフィン・ウォルフハードなど、オールスターキャストが集っています。

 

長い歴史について

はじめにも書きましたが、1930年代チャールズ・アダムという漫画家が雑誌「ザ・ニューヨーカー」に、一コマ漫画として掲載されたものがはじまりでした。

当初はキャラクターの名前も一切不明という謎の作品だったそうですよ。

タイトルはのちに、作者の名前からとってつけられたそうです。

 

 

世界的に愛されたこの作品はのちに、日本でも1964年に「アダムスのお化け一家」というタイトルでドラマ放映しました。

当時アメリカ映画の流行だった60~70年代の人気映画や番組のリバイバル作品として、その時代に合わせたリアリティをくわえた作風となっていました。

 

そして実写映画版として公開されたアダムス・ファミリーも、漫画やドラマ版のように全編に通してゴシック様式で描写されていて、フィクションと現実の間を狙ったかのような映像が魅力的に描かれています。

実写版のアダムス・ファミリーでは、監督のバリー・ソネンフェルドはデビューをして、以降名作として有名な「メン・イン・ブラック」や「ミザリー」、「魔法にかけられて」など様々なジャンルの作品を作り続けています。

当時としては珍しかったCG技術を巨額の製作費を駆使して採用したというのも、以降の映画界に多大な影響を生んだといっても過言ではありません。

この作品のファンだと公言していた「バックトゥザフューチャー」でドク・ブラウンを演じ人気を博していたクリストファー・ロイドを起用したことでも話題となりました。

 

アニメ版の公開に至るまで

ドラマ化や実写映画としてリバイバルされてきた中で、

今作のように3DCGアニメとして作られるのは初めての試みだそうです。

2010年イルミネーション・エンターテインメントが映画化権を獲得して、ユニバーサルピクチャーに企画を持ち込み、

ティム・バートン監督によってストップモーション・アニメーション映画という形で製作される予定だったのですが、残念ながらとん挫してしまい、

2013年にメトロ・ゴールドウィン・メイヤーによってアニメ映画を製作することとなり、パメラ・ペトラーに脚本の執筆を依頼したのが今作となります。

キャラクターデザインも映画版だと細身の長身なイメージでしたが、アニメ版は中肉中背の小太りで、ぐりぐりとした大きな目が印象的なキャラクターとしてリバイバルされました。

アダムス・ファミリー丨感想・評価

 

あのアダムス・ファミリーがアニメになって帰ってきた!

ということで、あの不気味だけど愛すべきファミリーの新しくもそれらしいストーリーがまた新鮮でおもしろいですよね。

 

「みんな違ってみんないい」というメッセージはいつの時代にも通じる大切なことなのです。

お子さんでも見られる内容となっているので、是非親子で見に行ってほしい作品となっております。

大丈夫、怖くないですよ!

 

アダムス・ファミリー丨キャスト、あらすじ、見どころ、感想・評価まとめ

 
実写映画版のヴィジュアルや、原作をそのままに新たなストーリーでディフォルメアニメ化をした、
ファミリーで楽しめる作品となっていました。
 
 
休日家族で揃って見に行くのはいかがでしょうか?
 
きっと帰りにはあのリズムで指を鳴らしたくなるかもしれませんよ!☝
 
 
 
以上、アダムス・ファミリーについてご紹介しました!

最後までお読み頂きありがとうございました。

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