望み|映画は面白い?つまらない?理由は家族の在り方にある?

 

2020年10月9日公開。
監督・堤幸彦さん、堤真一さん、石田ゆり子さんが主演
クローズド・ノート」「検察側の罪人」などで知られる雫井脩介の小説を原作にしたサスペンスドラマ

幸せな生活を送っていたはずの夫婦が、息子が殺人事件への関与を疑われたことで家族が窮地に立たされていく。

本作品に対するみんなの評価が大変気になります。
面白いのか、面白くないのか、そして、その理由は何か。

今回は、映画『望み』のみんなの評価、評価の理由は家族の在り方にある?について紹介していきます。

 

この記事で分かること
  • 「望み」の面白い理由
  • 「望み」のつまらない理由
  • 「望み」の評価のまとめ

面白い理由は?

望み

出典:映画.com

清原果耶さん、石田ゆり子さんも迫真の演技。堤真一はさすが。

堤真一さん、石田ゆり子さん、岡田健史さん、清原果耶さんが出演されている映画『望み』ですが、堤真一さんと石田ゆり子さんの演技にとても心がしめつけられるように感じました。

映像表現、役者さん達の演技も抜群でとても見応えがありました。
とくに清原果耶さん、石田ゆり子さんが迫真の演技で、堤真一の演技はさすがの一言です。

 

感情移入せずには見られません。。。

もしそうなってしまったらと想像すると怖くなってしてしまう内容でした。

父親としての考え、母親としての想い、加害者だとしても被害者だとしても最悪の覚悟が必要で、感情移入してしまうと辛く感じてしまいました

誰からもうらやましがられる家庭が、たった一つの出来事で地獄に落ちていく内容に現実にも起こりえるのではないかと不安に感じました。

まわりの情報に左右されながら、犯罪者でないと信じる一方で、生きていて欲しいと願うのか、自分が同じ立場になったらと思いながら見てしまいました。

母親の最後のセリフが、この物語の全てだなと思いました。

 

マスコミひどい、SNSもひどい。

マスコミは怖いというよりひどいし、SNSもひどい。
監督はそういうことも主張したかったんだと思いました。

マスコミの身勝手な正義感にはとても腹が立ちました

真相がどうであれ、一度でもでもマスコミに疑われたら、その対象となった人の人生がどう変わってしまうのかを分かって欲しいと思いました。

 

つまらない理由は?

望み

出典:映画.com

 

母親としての役割に少し物足りなさが・・・

石田ゆりこさんのキャストですが、今回は少しハマってなかったように感じました。

母親のようにはあまり見えませんでした
自身の望みにひたすら真っ直ぐに進む少し狂気じみたものが演技の入っていても良かったかと思います。

この作品のキーだと思われるところに母親の役割があった思うので、そういった姿が見えなかったのが少し残念に思いました。

 

作品の構成に少し物足りなさが・・・

本作の作品構成ですが、少し物足りなさを感じました。
クライマックスに答え合わせ、種明かしの展開が好きではない方には、少し不満に感じられると思いました。

そして結果に感情を揺さぶらせようという安易な感じが少し見受けられました。

 

なぜに二択だけで悩むのか。

なぜ、殺したか殺されたかの二択で悩んでいるのか
それ以外の可能性を考えないのか、二択の発想に縛られてしまっているところに少しリアリティーが感じられませんでした。

少年が関わっていると疑われる事件でまだ全貌も明らかにされていないのに、描かれたようなメディアスクラムが起きるのも少し現実離れしているように感じられました。
映画のリアリティーを持たせるための設定や描き込みが少し足りなかったように感じました。

 

まとめ

 

2020年10月9日公開。
監督は、堤幸彦さん、堤真一さん、石田ゆり子さんが主演の映画『望み』ですが、みんなの評価は、面白いという意見、つまらないという意見がまちまちでした。

主演の石田ゆり子さんの演技には、高評価と低評価の意見がありました。
母親の役割が重要な作品となっているため、評価が分かれているようでした。

物足りないという意見と迫真の演技という意見がありました。

また、親の立場から感情移入して物語に引き込まれてしまうという意見がある一方で、少しリアリティに欠けていたという意見がありました。

子どもの状況に対して二択で考えてしまったところ、マスコミの対応には少しリアリティがなかったのかもという意見の反面、子を思う親の考え、想いがよく表現されていたという意見もありました。

自分だったらどうするだろうと物語に入り込まずにはいられない作品になっているとわたしは感じました。

 

以上、「望み|映画は面白い?つまらない?理由は家族の在り方にある?」についてご紹介しました!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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