マイケル・ダグラス主演ロマンシング・ストーン 秘宝の谷の続編として1985年に公開されたナイルの宝石
前作で結ばれたジャックとジョーンは平和な日々を過ごしている中でマンネリ状態になっていた。
豪華ヨットで世界一周の旅に出たある日パーティに招待され大統領の伝記の執筆を依頼されるのですが、ナイルの秘宝という謎の秘宝を追うため、前作にも登場したラルも現地に向かっており事件が…
という冒険活劇なのですが、さてこの作品面白いのでしょうか?
つまらないのでしょうか?
今回は、ナイルの宝石について紹介していきます。
- 面白い理由
- つまらない理由
- タイトルの意味
- まとめ
面白い理由は?
若きマイケル・ダグラスがかっこいい!
割と最近の作品でいうと「アントマン」に登場するピム博士を演じているマイケル・ダグラスはロマンスグレーの渋ハンサムな方というイメージですが、若かりし頃のマイケル・ダグラスもかっこいいのです。
まさしくワイルドイケメン!といった感じで、いい年齢の重ね方をしたのだなと思いました。
『#ロマンシング・ストーン #秘宝の谷』テレ朝版(WOWOW追加収録)/日テレ版
マイケル・ダグラス…津嘉山正種/佐古正人
キャスリーン・ターナー…藤田淑子(渡辺明乃)/小山茉美
ダニー・デヴィート…池田勝/緒方賢一#キャスリーン・ターナー生誕祭#俺が死ぬまでにコレを出せ#この吹替入り円盤を出せ pic.twitter.com/B9OhySWrT9— ダメガネ😎 (@Lingmu_Jianren) June 19, 2019
砂漠の風景が美しい!
前作の南米のジャングルからガラっと雰囲気を変えて今作ではアフリカの砂漠のシーンが多いのですが、オアシスの町のエキゾチックな雰囲気がとてもいいんですよね。
撮影地はモロッコの「アイト・ベン・ハドゥ」という世界で一番美しいと言われている集落で、1920年代にフランスの駐屯地として建設された町です。
特に観光地化はされていないそうで、主な見どころはカスパと呼ばれる砂の要塞だそうです。現在でも水や電気が通っていないんですって!
本当に異世界のような雰囲気で素敵ですよね。
#googleEarth紀行 #惑星タトゥーインっぽい
砂漠のオアシスにあるなんとも異世界な集落。ここはモロッコで一番美しい村とも言われる場所「アイト・ベン・ハッドゥ」
これまで「アラビアのロレンス」や「ナイルの宝石」「ハムナプトラ2」の映画が撮影された。#googleearth pic.twitter.com/Ikun4Z602fhttps://earth.app.goo.gl/nBi1T8— DEN (@DENblogtrip) July 15, 2020
気晴らし映画ロケ地探訪記:第27回「グラディエーター(2000)」(モロッコ・2013年)。2日連続のアイット=ベン=ハドゥ。多数の映画ロケ地そしてラルクのPV撮影場所でもある。写真最右奥のアーチは「ナイルの宝石」の残存セットw pic.twitter.com/unLLSJoCWV
— mikoyan (@mikoyan358) May 29, 2020
主題歌のPVが面白い!
この映画の主題歌になっている「When the Going Gets Tough, the Tough Get Going」のビリー・オーシャンが歌っているところに映画のシーンのハイライトがカットインされているのですが、主演の3人が出演しているだけでなくバックコーラスを実際に歌っているそうです!
この曲は当時全米チャートで最高で2位、全英チャートでは1位を取ったほどヒットしていました。
ビリー・オーシャンの歌声は、たまにふと聴き返したくなります。
70年代から活動していたシンガーですが、彼がヒットを連発していた全盛期というのは、84年から89年辺りの僅か5年程なんですね。#本日の一曲
彼の曲の中で一番好きなこの曲も、その中の一曲。https://t.co/ZSZRn67M0Z— ビート君 (@tF8W24wqvoPAQvS) January 18, 2020
つまらない理由は?
アクションの絵面がつまらない!
前作では下降のスリルを効果的に利用していたのに対し、今作は横から横への平面の移動でのアクションのみなので盛り上がりに欠けるというところです。
戦闘機を暴走するにしてもハリボテ感が否めない作りになっていて、演出の凡庸さが目に余ると感じます。
ナイルの宝石を手に入れてからは逃げる逃げる逃げる…。
もっと激しく戦ったりスリルあるアクションをしてほしかったですね。
北アフリカの某国有力者オマーの自伝を書くため、ジョーンはジャックの元を去った。
ジャックは前作の宿敵ラルフと再会。またタラクと言う男から、”ナイルの宝石”をオマーから取り戻すよう依頼され、ジョーン救出と合わせて宝探しのため再び旅立つのだった。 pic.twitter.com/6GVAyfupgM
— M. I. S.A.(Monster’s Instinct Screaming Anger) (@MonstersInstSA) May 24, 2020
ストーリーが薄い!
割と早い段階で「ナイルの宝石」が何なのかわかってしまったり、わいわい大騒ぎしているだけで冒険ものなのに全然ドキドキワクワク感が感じられないところです。
せっかくキャストやセットが豪華なのに何故こうもボヤっとしたストーリーになってしまったのか…
キャストは続投ですが、監督が前作と変わってしまったのが原因なのでしょうか?
前作がとても面白かっただけに残念に感じてしまいました。
「ナイルの宝石」吹替補完版を流し見開始。予想外の前作ヒットを受けての続編。その期待に出来もノリも、劇場でのガッカリぶりが忘れられない。一方、前作監督のゼメキスは「BTTF」をヒットさせた頃かな。ただ録画ブルーレイに前作、字幕版共々まとめておきたい。#WOWOW #ナイルの宝石
— うまあなろぐ_Umaanalog_古馬任三郎 (@umaanalog) October 14, 2018
どうしてもあの映画と比べてしまう!
秘境冒険アドベンチャーものとなるとどうしても比べてしまうのが「インディジョーンズシリーズ」なのですが、インディジョーンズが考古学者としてお宝探しのために自ら危険に飛び込んでいく姿にワクワクしてしまうのですが、こちらの作品ではいわば普通の人が巻き込まれてしまった系の話なのですよね。
前作でなんとかなったもののまた巻き込まれて…といったストーリー展開ですがヒロインもジョーンは都会の女性だからなんの役にも立たないのです。
インディジョーンズではキチンと冒険しているのに、ナイルの宝石ではどちらかというと恋愛映画のような作りで前作の良さを生かしきれなかったという印象を受けてしまいます。
大ヒットしたロマンシングストーンの続編。
ナイルの宝石を巡ってアフリカの小国の政権争いに巻き込まれる話。
こちらも前作同様に女性の妄想的な理想の男性とのロマンスでした。
あまり面白くなかったなぁ。
ハラハラもしないし。#ナイルの宝石#1985年#家シネマ pic.twitter.com/lA1VZT4ROe— わたる (@yamawaru1125) May 23, 2018
まとめ
いかがでしたか?
前作から期待値高めで見た方は少々がっかりしたという意見も多かったですが、それでもこれはこれで面白かった!マイケル・ダグラスかっこいい!という意見もありました。
ダニー・デヴィートもいいキャラを演じているので注目して欲しいです。
タイトルのナイルの宝石とは、宝石ではなく人のことだったという点はとても面白いアイディアだなと思ったのですが、ストーリー自体ほぼラブロマンス映画みたいになってしまっていたのでもう少し冒険感を味わいたかったなという印象でした。
それでも比べてしまうあの映画(インディジョーンズ)も含めて冒険冒険アドベンチャー映画は楽しいですよね!
気になる方は是非見てみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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