ルパン三世 THE FIRST|映画は面白い?つまらない?理由は?

 

老若男女、世代を超えて愛される国民的アニメキャラクターとして今もなお人気のルパン三世。

2019年12月についに、初めて3DCGアニメ映画が公開されました。
監督を務めたのは山崎貴監督。3DCGアニメ映画として注目を集めた『STAND BY ME ドラえもん』が記憶に新しいかもしれませんね。

今回のルパンのストーリーでキーワードになるのは、伝説のお宝「ブレッソンダイアリー」。

かつて、かのルパン一世(アルセーヌ・ルパン)が盗むことに失敗したというお宝を手に入れるべく、ルパン三世一味が奔走します。

今回は、『ルパン三世 THE FIRST』は面白いのか?つまらないのか?それぞれの理由をご紹介していきます。

 

この記事で分かること
  • 『ルパン三世 THE FIRST』面白い理由は?
  • 『ルパン三世 THE FIRST』つまらない理由は?
  • まとめ

面白い理由は?

映像が綺麗!

  • まさに令和のルパン。映像も綺麗だった。
  • 素直に日本のCG技術にびっくり。こんなに表情豊かに動くなんて感動!
  • ルパン達の軽やかな動きやアクションはCGと相性がいいんだと感じました。

 

日本ではまだ3DCGアニメよりも2Dアニメの方が圧倒的に多く、3DCG自体に馴染みが薄いため、少し抵抗があるという方も。

ルパン三世といえば原作は漫画、アニメ化はすべて2Dでしたので、今回の3DCG版映画にも注目が集まっていましたが・・・映画を鑑賞した方たちからは、その映像の美しさが高く評価されていました!

3DCGならではの表情豊かなキャラクター達に感動したという声も。ルパンシリーズの見どころでもあるアクションシーンも際立ち、成功だったと評価する声が多くみられました。

過去作品へのオマージュが嬉しい

  • 今まで観てきたルパンの要素がちりばめられており、長年のルパンファンとしては嬉しかった!
  • 王道のルパンという感じ。面白いけど複雑すぎないストーリーで、子どもと一緒に楽しめました。
  • やはりルパンといえばテーマ曲。ルパン回収時のカーチェイス場面で流れたのが「ルパン三世のテーマ’80」で大興奮!

 

面白かった派の次の意見として、「ルパンらしさ」を評価する声もありました。

良い意味で王道のルパンストーリーで、映画館にはお子さんの姿が多かったという方も。

絵柄が大きく変わってしまったこともあり、今までのルパンらしさはあるのか?と不安だった方もいらっしゃったようですが、いつものかっこいいルパン一味の活躍は変わらず、さまざまな世代のファンも安心して楽しめたようです。

もはやお約束?な展開であるルパンと銭形警部の協力シーンも、今作でも勿論ありますよ!

つまらない理由は?

宮崎駿監督リスペクト感が強い

  • カリオストロのオマージュという印象。色々なシーンでカリオストロっぽさを感じてしまった。
  • 宮崎駿監督リスペクト感を感じてしまうシーンや台詞が多い。山崎監督のオリジナルのストーリーを観てみたかった。
  • 展開がジブリの「天空の城ラピュタ」風。

 

次はつまらなかった派の方の意見です。特に多かったのが、宮崎駿監督リスペクト感を指摘する声でした。

高評価の方からは、過去作品のオマージュが嬉しかったという声もありましたが、山崎監督ならではのオリジナリティを感じられなかったという厳しい意見も。

宮崎駿監督×ルパン三世といえば、1979年に公開されて以来、今も尚名作と呼ばれている『ルパン三世 カリオストロの城』です。

今でもその人気ぶりによってTVで再放送されることも多く、沢山の方が何度も『カリオストロの城』を観ていることもあって、台詞や展開が似ていると感じてしまった方も多数。

長く親しまれている国民アニメだからこその評価と言えそうです。

3DCGに違和感、2Dのほうが良かった

  • 昔から知っているルパンといえばやはり2D。あえて3DCGにしなくてもよかったのでは?
  • 3Dになったことでルパン一味の顔や表情にどうしても馴染めなかった。
  • 不二子の露出や色気は3Dだと少なめです!

 

3DCGアニメーションを評価していた方もいた一方で、やはり映像に馴染めなかったという方もいらっしゃいました。

そして、意外と多かったのが峰不二子ファンからの指摘だったのが印象的でした!

セクシーで勝気な峰不二子。3DCG版だと、顔つきが少し幼く見えて今までの峰不二子とイメージが違かった、という人が少なからずいらっしゃいました。

ちなみに今作は全年齢で楽しめるようにと峰不二子の露出やセクシーなシーンは少なめです!

昔ながらのルパンの雰囲気が好きだった方からは低評価になってしまったようですね。

【優しさ全面に】今作では悪党としての顔が薄まっている

本来、悪党としての立場であるルパンですが、今作では優しさがあふれる結果となっています。

その理由は、レティシアに対する反応が優しさの塊だからです。

具体的には、以下のとおりです。

 

  • レティシアが宝石を盗むことに対しお咎めなし
  • レティシアが望んでいたボストン大学の入学許可をプレゼント
  • さらには次元や五エ門まで優しいおじさん化

 

しかし、このシーンが良いという人もいるでしょう。
多少子供や女性受けする路線を狙っていたのかも知れません。

初期ファンからすると、物足りなさを感じてしまうこともあるようです。

今作の制作秘話として、作品のコンセプトが「大人から子供まで楽しめるもの」「国内のみならず、海外の人にも楽しんでもらえるようなルパン」だったそうです!

まとめ

 

 

いかがでしたでしょうか。

映画『ルパン三世 THE FIRST』の面白かった派の意見と、つまらなかった派の意見についてまとめてきました。

3DCGアニメーションはまだまだ馴染みが薄い印象でしたので、3Dで駆け回るルパン達が、映像の美しさと共に高く評価されていることがとても印象的でした。

長年ルパン作品を観てきた方からは、今までの作品のオマージュが強かったことに否定的な意見もあり、愛されるキャラクターだからこそ、新しいストーリー展開に期待していた方が多かったのではないかと思いました。

2D、3Dのどちらのルパンが好きか、過去作品と今作を見比べてみるのも面白いかもしれませんね!

 

以上、ルパン三世 THE FIRST|映画は面白い?つまらない?理由は?についてご紹介しました!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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