本作は、2006年に制作されたアメリカのパニック映画であり、「ダイ・ハード3」への出演をきっかけにブレイクした俳優、サミュエル・L・ジャクソンが主人公です。
この映画では、名前の通り「飛行機内での毒ヘビとの攻防」を描いています。
・CG?本物?臨場感ある何百匹もの毒ヘビとの攻防戦が見所。
・「B級」と言わせない!怒濤のアイデアとクオリティに納得!
今回は、そんな『スネーク・フライト』についての作品情報、キャスト、感想・評価なんかを紹介していこうと思います。
『スネーク・フライト』作品情報
製作年 | 2006年 |
上映時間 | 107分 |
原題 | Snakes on a Plane |
ジャンル | パニック映画 |
監督 | デイヴィッド・R・エリス |
脚本 | ジョン・ヘファーナン セバスチャン・グティエレズ デイヴィッド・ダレッサンドロ |
『スネーク・フライト』登場人物・キャスト
ネヴィル・フリン(サミュエル・L・ジャクソン)
主人公のFBI捜査官。マフィアのボス、エディ・キム逮捕に欠かせない証人のショーンを飛行機でロスに連れて行くのがミッションです。
代表作:「ダイ・ハード3」「パルプ・フィクション」
クレア・ミラー(ジュリアナ・マルグリーズ)
飛行機のキャビンアテンダント(CA)です。今回が最後のフライトでしたが、毒ヘビによるパニックに遭遇。フリンと協力して飛行機を目的地まで飛ばすために戦います。
ショーン・ジョーンズ(ネイサン・フィリップス)
モトクロスやサーフィンをはじめとした、アウトドアスポーツ好きな若者です。キムが検事を撲殺した現場を目撃した証人であり、マフィアに命を狙われています。
ハンク・ハリス(ボビー・カナヴェイル)
FBIの捜査官。現場からデスクワークに回され、やる気を削がれていましたが、飛行機からの連絡を受けて、フリンを地上からサポートします。
スリー・ジーズ(フレックス・アレクサンダー)
飛行機の乗客。潔癖性の人気ミュージシャンで、常に消毒液を携帯しています。毒ヘビによるパニックに巻き込まれるなかで、自分の身勝手な振る舞いに気がついていきます。
スティーヴン・プライス博士(トッド・ルイーゾ)
ヘビの専門学者。乗客の血清を用意するために連れてこられました。ヘビの知識で乗客の命を救い、犯人逮捕のきっかけを掴むなどの活躍をみせます。
ティファニー(サニー・メイブリー)
魅力的な美人キャビンアテンダント。ショーンに興味を持ち、熱心にアプローチします。
トロイ(キーナン・トンプソン)
TVゲーム好きな、スリー・ジーズの付き人。ゲームのテクニックで、大活躍をします。
『スネーク・フライト』予告動画
機長不在の操縦席、不穏な雰囲気がただよう中から大量のヘビが乗客に迫ります。
なぜ飛行機に大量のヘビが——
この先の展開が気になるトレイラーですね。
『スネーク・フライト』あらすじ
FBI捜査官であるフリンは、マフィアのボス、エディ・キムによる犯行の決定的瞬間を目撃したショーンを証人として保護します。地元警察はキムに買収されており、仕方なく一般の飛行機でショーンをロスに連れて行くことに。しかし、その行動もキムにバレており、飛行機を墜落させるための罠がしかけられてしまいます。
数百匹にも及ぶ毒ヘビが集結!
キムが飛行機に仕掛けたのは毒ヘビでした。飛行機の中はパニック状態、多くの乗客がヘビの毒で死亡。凶暴化したヘビに電気系統も破壊され、機長までが死んでしまいます。絶体絶命と言える中、消化器やお手製の火炎放射器などを武器に、フリンとクレアは協力して毒ヘビと戦いながら目的地のロスを目指して奮闘します。
無事に目的地に到着!と思いきや…
目的地に到着し、機体から降りようとするショーンに礼を言うフリン。握手を交わした直後、残っていた毒ヘビがショーンの胸元に噛み付きます。ショーンの胸に発砲するフリン。撃たれた勢いでショーンは脱出シューターを転がり落ちてしまい…。
『スネーク・フライト』口コミ・評判
見所は、やはりパニックシーン。老若男女、子どもにも容赦なく毒ヘビが襲いかかるシーンは圧巻です。撮影に用意された本物のヘビはおよそ450匹。CGのヘビも登場しますが、なんと機内の床を這うヘビは、ほとんどが本物のヘビとのこと。そう思って見直すと、役者さんの演技の迫真さも納得がいく気がしますね。
口コミの一部をご紹介します。
「スネーク・フライト」はB級映画ではない!
「セルラー」「デッドコースター」を手掛けたデイヴィッド・R・エリスが監督。気鋭の実力派監督の新作とあって、アメリカでは初登場1位を記録するヒット作!日本では監督の知名度が低く、B級扱いになってしまうのかもしれませんね。
ジャクソンはB級好き?
B級映画から影響を受けたことを公言するクエンティン・タランティーノ。同時にタランティーノ作品の常連であるサミュエル・L・ジャクソンも、B級映画好きとして有名です。ジャクソンは“Snakes on a Plane”のタイトルを見て、脚本も読まずに出演をOKしたというエピソードがあります。
ヘビ目線が新鮮!
なごやかな雰囲気から一転、ハラハラドキドキ、シリアスな展開からの感動シーン。ちょいちょい気になるのが、ちょっと寒いジョークの連発。これが本当の、ヘビー級映画ということで…(笑)
ヘビーな展開のオンパレード!(ネタバレ注意)
小さな子どもが毒ヘビの餌食に!
→お母さんがオリーブオイルを口に含んでから毒を吸い出し「もう大丈夫」。
機長も副操縦士もやられた!
→ゲーマーが「ぼくはフライト経験がある」。もちろんゲーム内での話。
ヘビが多すぎる!到着までに何とかしないと…
→窓を割って全部放り出せば解決!
少しでも気になった方はぜひ本編を。
「突っ込んだら負け」な非現実的なシナリオなのに、吸引力あるヘビー級映画です!
『スネーク・フライト』まとめ
以上、ここまで『スネーク・フライト』のキャストやあらすじ、口コミを紹介させていただきました。
閉ざされた機内でのパニック映画として、サミュエル・L・ジャクソンの熱演や本物の毒ヘビの迫力、テンポの良さもあって、飽きずに見られる快作となっています。
「どうせB級映画でしょ」そんな偏見を吹き飛ばすような勢いのある映画であり、初登場全米1位という記録も納得と言えるでしょう。
ヘビ好きの方もそうでない方もハラハラドキドキ楽しめる、そんな一押しの映画です!
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