2分の1の魔法|英語版の主題歌や挿入曲は?なぜ全力少年なの?

 

「2分の1の魔法」はディズニー&ピクサ―の最新作です。

日本の公開は2020年8月21日です。

 

自分に自信が持てず、何をやっても上手くいかない少年イアンと好奇心旺盛な兄バーリーが、亡くなった父を蘇らせるために、不死鳥の石を探す冒険の旅に出ます。

 

この映画の日本語版の主題歌は、スキマスイッチの全力少年です!

少年たちの冒険の物語を、より感動的にしてくれると思うと、とてもワクワクします!

 

英語版の主題歌のブランディ・カーライルの『君が支えてくれた』やダナ兄弟の挿入曲、

日本語版の主題歌『全力少年』と映画の共通のメッセージ!について調べてみました。

 

英語版の主題歌や挿入曲は?

2分の1の魔法

出典:IMDb

英語版主題歌:『君が支えてくれた』ブランディ・カーライル

 

『君が支えてくれた』(Carried Me with You)

ブランディ・カーライルが歌っています。

 

彼女は作詞・作曲も手がけるシンガーソングライター。

昔からのバンド仲間である、フィル・ハンセロスとティム・ハンセロスとの共作、共同プロデュースで作られた曲です。

 

ブランディは、日本では知名度は低いですが、アメリカのグラミー賞で3回も受賞しています!

また、2007年にリリースした2作目の『The Story』から3曲がアメリカの人気TVドラマ『グレイズ・アナトミー』の挿入歌に選ばれヒットしたので、聞けばわかる人も少なくないと思います。

 

 

ブランディは、この映画の主題歌に選ばれたことについて、

ピクサ―作品に携われることは、本当に素敵なこと。娘に見せるのが、本当に待ちきれないわ。ピクサ―作品には、驚きと創造力、人生の教訓がつまっている。私たち家族は大ファンなの。

と喜びを表現しています。

 

彼女の歌声はとても深みがあって、どことなく懐かしいような感じがして、私はとても好きです。

 

ちなみに、ブランディは1981年6月1日生まれの39歳です。

母親が歌手で、ブランディは8歳のときにステージで歌い始めました。
そして、高校を中退し音楽の道に突き進みます。

彼女はレズビアンで、2012年にパートナーの女性と結婚して2人の養子を迎えています。

挿入曲:マイケル・ダナとジェフ・ダナの兄弟

挿入曲は、『アーロと少年』や『ライフ・オブ・バイ / トラと漂流した227日』でアカデミー作曲賞を受賞した、マイケル・ダナとジェフ・ダナの兄弟が担当しました。

 

ダナ兄弟は、監督のダン・スキャンロンから初めてこの映画のことを聞いた時は、とても驚いたそうです。
彼らの父も、2人が10代だった頃に亡くなっていて共通点があるのです。

 

マイケル・ダナは

映画音楽の作曲家にとって、登場人物の気持ちを理解して、自分自身の経験に照らし合わせながら、感情を入れていくことは不可欠です。
ときには苦労する事もありますが、この映画はまったく問題なく、物語に入り込むことができました。

と語ります。

 

ダナ兄弟は、フォークギターや民族楽器、古楽器を取り入れてファンタジーの世界を表現しています。
この映画は、魔法が重要な要素なので、音楽でも魔法を表現する工夫をしたようです。

 

挿入曲は、ニコラス・ドット指揮、92人編成のオーケストラによってレコーディングされました。全部で44曲あり、そのすべてがサウンドトラックに収録されています。

 

 

オーケストラのダイナミックさがとても素晴らしいです!

幅広い音の表現が楽しく、冒険のストーリーにぴったりだと思いました!

 

日本版主題歌:『全力少年』スキマスイッチ

スキマスイッチにとって、海外の映画作品への楽曲提供は初めてだそうです。

 

彼らは全力少年について、

全力少年は、当時20代だった自分たちに向けた応援ソングとして作った曲で、今でも助けられている曲

 

どんなきっかけであっても、誰かのせいにするのではなく、自分自身の力で一歩踏み出すという気持ちを描きたくて作りました。
この初々しい気持ちが全力少年というタイトルにも現われています。

とコメントしています。

 

スキマスイッチは愛知県出身の大橋卓弥(ボーカル、ギター、ハーモニカ担当)と常田真太郎(ピアノ、コーラス、オルガン、トータルサウンドトリートメント担当)からなる音楽ユニットです。

 

全力少年は2005年4月20日発売のスキマスイッチの通算5枚目のシングル曲です。
全力少年のほかに『奏』や『ボクノート』などたくさんのヒット曲を生み出しています。

 

スキマスイッチは、ほんのちょっと、一言だけ声優で出ているらしいです!

どこか、わかるでしょうか?

もうひとつの挿入曲:マーヴィン・ゲイ

母親の恋人のコルトからの、携帯の呼び出し音がマーヴィン・ゲイの「レッツ・ゲット・イット・オン」なのです。

この曲は、1973年に発表された曲です。作詞・作曲、マーヴィン・ゲイ、エド・タウンゼントです。

ビルボードチャート1位を獲得しています。

 

いかにもアメリカらしい、ソウルミュージックですね。

 

マーヴィンの人生は波乱に満ちたもので、1984年4月1日に両親の喧嘩を仲裁に入った時に父から拳銃で撃たれて、亡くなります。45歳の誕生日の前日でした。

 

なぜ日本の主題歌は全力少年なの?

2分の1の魔法

出典:IMDb

ストーリーやメッセージに共通の思いを感じたから

ディズニーの担当者が、

 

覚悟を決め、全力で行動する事がセカイを切り開く

という全力少年の歌詞に込められた熱いメッセージと、

 

自分を信じて、自分の足で一歩を踏み出す

という映画で描かれている兄弟のストーリー・メッセージに

 

共通の想いを感じて、日本語版主題歌に使用することをオファー。
映画のメッセージに共感したスキマスイッチは快く承諾しました。

ピクサ―・スタジオもこの企画に賛同して実現したそうです。

 

冒険する兄弟はまさに全力少年ですね。

この曲を聴くと、私も勇気がもらえます!

 

 

原題は『Onward』ですが、意味は「先へ進んで」「向上する」です。映画のメッセージがタイトルになっている感じですね。

英語版の主題歌や挿入曲は?なぜ全力少年なの?のまとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

音楽の持つ力って素晴らしいですね。

映画のストーリーに感情移入しやすくなり、何倍も感動的になります。すごく盛り上がって、心臓もさらにバクバクです。

英語版の日本語版もどちらの主題歌も素敵ですね。ブランディはいかにもアメリカって感じで、物語の世界の奥深さを感じます。兄弟で協力して冒険していく感じが出ているなと感じました。

スキマスイッチは希望に満ちあふれた気持ちになります。
本当に自分で切り開いていこう、冒険していこうという、自信がつく曲だと思います。

 

 

以上、「2分の1の魔法|英語版の主題歌や挿入曲は?なぜ全力少年なの?」についてご紹介しました!

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

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