2019年4月に公開されてから飛ぶ鳥を落とす勢いで観客動員数を上げていった映画「キングダム」。大ヒットを受け、続編も発表されましたね!
原作は原泰久先生による中華歴史漫画「キングダム」で、春秋戦国時代を舞台に天下の大将軍を夢見る主人公・信(山崎賢人)を中心に物語が展開していきます。
実写版映画「キングダム」では、「GANTS」や「図書館戦争」、「BLEACH」など有名実写映画を手掛けた佐藤信介監督が指揮を務め、豪華な実力派キャストが色を添えます。
また、春秋戦国時代が物語のベースとなるため、アクションシーンはこの映画の見どころの一つと言えるでしょう。
作中に見られる大所帯の戦闘シーンは再現度の高さと規模の壮大さともに圧巻です!
この豪華な製作陣・出演者やスケールの大きさを踏まえると、どのくらいの製作費をかけたのか?また、興行成績はどうだったのか?気になるところです…
本記事では、昨年公開された大ヒットを記録した「キングダム(映画)の興行収入はいくら?制作費10億ってホント!?」について迫っていきます!
キングダム|映画の興行収入はいくら?
映画が公開されて1か月で、観客動員数411万人を突破し、興行収入は54億円を超え、好調なスタートを迎えました。
そして、、、最終興行収入はなんと57億円を記録!!
この興行収入、どのくらい凄いかと言うと、、、
日本映画業界では、そこそこのヒットが5億円からで、ヒットの上限は30億と言われているため、大大ヒットと言ってよいでしょう。
歴代邦画興行収入ランキング35位に位置するほどの好成績です。
この大ヒットを受けて、アメリカ、カナダ、ドイツ、韓国、台湾で上映決定したそうなので、製作者側も大満足の成績だったのではないでしょうか?
ソニー・ピクチャーズ インターナショナルプロダクションズ代表であるレイン・クライン氏は映画「キングダム」をアジア版の『ゲーム・オブ・スローンズ』と例え、世界中でヒットする見込みがあると賞賛。
(北米での興行収入は明かされていませんが、)海外からの評判は良いように見受けられます♪
Why not just adapt more realistic grounded series like kingdom or monster? Kingdom live action looks phenomenal pic.twitter.com/FoZko1m1ys
— Escargoon 🍊 🍊 🍊 (@Lonelystarrd22) July 5, 2020
「なぜ『キングダム』や『モンスター』のようにリアルな大作を作れないの?『キングダム』は素晴らしい実写映画だ!(意訳)」
Yamazaki Kento officially announced and confirmed on ZIP today that the sequel of live–action film ‘Kingdom’ is coming!
“Kingdom 2” will have the same cast and production staffs. The release date, story and new cast will be announced later.公式発表、ついに!!! 😍😭 #Kingdom pic.twitter.com/TSjfE0Bc3k— Ellistyel (@Elzty09) May 29, 2020
「山崎賢人のオフィシャルサイトで実写版キングダムの続編が発表されたよ!キングダム2も前回と同じキャストと製作陣。詳細は後日発表されるって(意訳)」
世界のキングダムファンも続編に大喜びのようです!
前作と同様に、続編も世界で公開されるくらい大ヒットになるといいですね!!!
キングダム|映画の製作費10億ってホント!?
映画「キングダム」の製作費は10億円と発表されています。
10億円と言われても、パッと映画の製作費として高いのかわかりませんが、、、
日本の大手映画製作・配給会社が手掛ける実写映画の相場はだいたい数千万円~5億円ほど。
そのため、日本の映画業界からすると10億円は超超超大作!!
どこで、大規模予算が発生したかというと、おそらく中国での大規模な撮影でしょう。
この日本では異例とも言える多額の製作費は、ソニー・・ピクチャーズ エンタテインメントによる融資で実現できたといわれています。
(ソニーの代表といえば不朽の名作「タイタニック」のエグゼクティブプロデューサーとして参加していたため、ソニーはダイナミックな映像づくりに力添えしたのでしょう)
製作費の内訳は撮影費用とポストプロダクション費用に分かれます。
撮影費用には機材費、ロケ地での撮影使用料や演者さんらのギャラ・食費などが含まれ、撮影後の編集にかかる費用はポストプロダクション費用になります。
映画「キングダム」は、漫画の世界観を再現すべく、約一万人のエキストラを集め、中国で20日間にも及ぶ大掛かりなロケを敢行。
また中国での公開を見込んで、中国のプロダクションとタッグを組み撮影に挑んだそうです。
正確な内訳は発表されていませんが、この大規模なロケ撮影に莫大な費用が割り当てられていると考えられます。
あの豪華な出演陣に加え、一万人ものエキストラによる20日間の中国撮影ロケとなると、10億円掛かったのも納得ですね!
約一万人分の食費や宿泊費、衣装代が掛かっているわけですから。
他の邦画で同じような興行収入なのは?
続いて、興行収入57億円の凄さを実感していただくために、同じくらいの功績をおさめた日本の作品をご紹介していきたいと思います。
るろうに剣心 京都大火編 | 53.8億円 |
バケモノの子 | 56.5億円 |
テルマエ・ロマエ | 58.1億円 |
踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 | 59,1億円 |
どの映画も誰もが一度は耳にしたことのある話題作ばかりですね!
「キングダム」よりも良い興行収入を記録した邦画作品が34作しかないわけなので、日本映画に新たな歴史を刻む作品に仲間入りしたといっても過言ではありません!
キングダム|映画の興行収入はいくら?制作費10億ってホント!?のまとめ
邦画では特例ともいえる製作費10億円も費やして作られた映画「キングダム」。
公開直後から大きな話題となり、興行収入57億円を記録し、世界に日本映画の凄さをアピールできたのではないでしょうか?
しかし、製作費が高ければ高いほどヒットするというルールが通じるほど甘い世界ではありません。
この功績は、大規模なロケだけでなく製作陣の技術やセンス、役者さんたちの演技力など様々な要素が相重なっての結果だとおもいます。
次回作はどのような迫力溢れる映像が見られるのか、楽しみですね!
最後まで読んでいただきありがとうございます♪
コメント