2020年10月23日に公開された映画『空に住む』。
主人公の直美を演じたのは実力派人気女優の多部未華子さん、そして人気俳優の時戸森則役を演じたのは、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの岩田剛典さんです。
メガホンをとったのは7年ぶりの長編映画となる青山真治監督。カンヌ国際映画祭批評家連盟賞を受賞した経歴もあり、青山監督の作品のファンの方からも公開を楽しみにしている声があがっていました。
脇を固める俳優陣も実力のある豪華な顔ぶれが揃っており、公開前から期待がとても高い作品として注目されていました!
今回は、映画『空に住む』は面白いのか?つまらないのか?泣けるのか?映画を実際に観た方の感想をまとめてご紹介していきます。
- 面白い理由は?
- つまらない理由は?
- まとめ
面白い理由は?
映画『空に住む』を観てきた。LDHさんが仕掛けた企画なんやろけど、出来上がった作品は見事な青山真治監督ワールド。長い呼吸を続けるようなワンシーンワンカットを多用した中で、人の動きや背景も含めて画作りが半端でない。あまり何も起こらん中で人生を考えさせられる。ええ映画やった。ほなね。
— ほなね爺 (@honane) October 24, 2020
『空に住む』突然、タワマンでの夢みたいな生活。スターと出会って恋に落ちたり。空に住むってこんな事かも。しかし夢は夢だし雲は雲。辛口の要素も満載。時には夢の生活もいいけど後輩は地について結婚。幸せってなんだろうと考えた映画だった。 https://t.co/XcWFMgYu1q
— tonton (@tomomori34) October 26, 2020
多部未華子さんの好演!
・やはり多部ちゃんの演技がよかった。どんな役もこなせるし、表情だけの演技も素晴らしい!
・感情移入は出来なかったけど、多部未華子さんの演技が魅力的だった。
・直美の心情を表現している多部さんの演技が見どころ。
高評価の感想の中で圧倒的と言ってもいいほど多かったのは、主演の多部未華子さんの演技に対するコメントでした。
ドラマや映画、様々な場所でその演技は高く評価されており、いまや日本を代表する人気女優の一人である多部さん。
『空に住む』では、両親が急死し、喪失感を抱えてまるで雲のようにつかみどころのなく生きる女性、直美を演じています。難しい役柄だとも言えますが、言葉だけではなく表情での演技に引き込まれたという声が多かったようです。
哲学的な不思議な魅力
・日常では使わないような言葉だったりするんだけど、なんだか聞き入ってしまう。
・登場人物たちの生き方や考え方、特に時戸の言葉が哲学的。純文学のような作品だった。
・はっきり言わない表現なので好き嫌いは分かれるかもしれないけど、不思議な雰囲気が魅力の映画だと思った。
この映画そのものへの感想が多く見受けられました。主人公の直美や時戸を含め、映画に出てくる登場人物たちの言葉遣いや考えを語るシーンが「哲学的」「純文学的」だと評価するかたが多いのがとても印象的ですね。
観ている人にこの言葉の意味を考えさせる不思議な魅力が、この映画が面白かったと評価される理由の一つのようです。
つまらない理由は?
三代目ファン、岩田剛典ファンへの作品感
・三代目 J SOUL BROTHERSファン、岩ちゃんファン向けという感じがした。
・ストーリーは正直印象に残らなかった。岩田さんファンでない人には退屈と感じてしまうかも。
・曲も三代目ファンの神曲と言われる「空に住む Living in your sky」なので、どうしてもファン向けな印象。
高評価だった方の感想には、やはり岩田さんファン、三代目J SOUL BROTHERSファンの方が多くいらっしゃいました。
勿論ファンでない方にも楽しめる作品ではありますが、なんとなくファン向けな作品であるような気持ちになってしまったという声がちらほら。
しかし、映画が面白かった派の方たちからは岩田さんの演技について評価している声も多いので、是非ファンではない方もご覧になってみてはいかがでしょうか。
登場人物たちに感情移入しにくい?
・直美のキャラがよくわからない。簡単に男女の関係になってしまったり、キレたり・・・多部さんの無駄遣い感。
・全体的にみんな抽象的な言葉を使うのでいまいち何を伝えたいのかがわかりにくくて感情移入できない。
・時戸を好きになれなかった!いくらイケメンでも、感情の起伏が激しいというか理解できない行動が多すぎ。
・時戸が謎すぎる。
少しシビアな意見となりますが・・・つまらなかった派の方からは、登場人物たちへ感情移入できなかった!という声があげられていました。
「文学的」とも評価されている今作、やはりその一つ一つの表現の仕方や言葉遣い、言葉選びに違和感を覚えてしまう方が多いのも事実といえそうです。
実際には中々起きないであろう、急なタワマン生活やスター俳優との男女関係・・・等々、あまりにも現実と離れており共感しにくかったという声が多いようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここまで、映画『空に住む』の面白かった理由、つまらない理由についてそれぞれまとめてきました。
面白かった派の方たちから圧倒的に評価されていたのは主演の多部未華子さんの演技でした。どんな役にでもなれる多部さんの魅力を映画でぜひ感じてみたいと思いました!
つまらなかった派の意見としては、感情移入がしずらかったという声が多かったようです。好き嫌いが分かれるという「文学的」「哲学的」な表現は、自分が実際に観たらどう感想を持つのか?それを確かめに映画を観るというのも良いかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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