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綿矢りささんによる同名小説を映画化した、『私をくいとめて』。
2020年12月18日に公開されて以来、主人公のみつ子と同世代の30代女性たちから「わかりみが深い」と大絶賛されています。
おひとりさまを満喫しているみつ子。人間関係の悩み、身の振り方、考え方・・・。様々な悩みがあっても、脳内相談役の「A」に相談して解決してきました。
長く恋人もいなかったみつ子が、久々にときめいたのは営業マンの多田。おひとりさまを楽しむべきなのか?恋に動いてみるべきか?一歩踏み出すみつ子の姿を描いていきます。
さて、脳内で別の誰かと会話する・・・という設定は、映画『脳内ポイズンベリー』とも似通っていると感じた方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、『私をくいとめて』は『脳内ポイズンベリー』のパクリなのか?また、脳内相談のA役は中村倫也さんなのか?について紹介していきます。
- 「私をくいとめて」は脳内ポイズンベリーのパクリ?
- 「私をくいとめて」の脳内相談A役は中村倫也だった?
- まとめ
『私をくいとめて』は『脳内ポイズンベリー』のパクリ?
『脳内ポイズンベリー』のあらすじ
『脳内ポイズンベリー』とは、2015年5月9日に公開された、水城せとなさんによる同名マンガの実写映画です。
『ストロベリーナイト』や『キサラギ』の佐藤祐市監督がメガホンをとっています。
主人公の櫻井いちこの脳内には「理性」「衝動」「記憶」「ポジティブ」「ネガティブ」の5つの思考がせめぎあい、常に会議を繰り広げています。
気になっていた青年・早乙女との再会を果たしたいちこはやがて付き合うことになりますが・・・。
優柔不断ないちこを演じたのは真木よう子さん。脳内の思考達を演じたのは西島秀敏さんに神木隆之介さん、浅野和之さんに吉田羊さん、桜田ひよりさんと人気俳優さんがずらり。
恋愛に悩むいちこの脳内会議を面白おかしく描いたラブコメディです。
『私をくいとめて』と似ている部分
映画『私をくいとめて』と似ている設定は以下でしょうか。
・脳内に別の人格がある
・脳内からの指示によって悩みを解決する
『脳内ポイズンベリー』は5つの思考たち、『私をくいとめて』では脳内の「A」の存在が似通っていると言えそうです。
また、『脳内ポイズンベリー』は人気コミックの実写ということもありましたし、5つの思考たちに人気俳優さんたちを起用していたことでとても人気のあった作品でした!
どちらも映画のストーリーにとっても重要なパーツといえますから、パクリでは?という疑問が出てしまうのも仕方がないともいえそうです。
『私をくいとめて』のパクりとは言えない理由
しかし、『脳内ポイズンベリー』のパクリとは言えない決定的な違いがあります。
それは、脳内の思考と会話できるか否かです!
『脳内ポイズンベリー』では主人公いちこの脳内で思考同士が議論を繰り広げていちこの行動を決めていましたが、『私をくいとめて』では主人公みつ子は脳内の「A」と会話をして、自分がどうすべきかを決めています。
ちなみにピクサーの『インサイドヘッド』でも同様に頭の中の思考達を描いたストーリーとなっており、脳内の思考を一つの人格として描くようなストーリーは、映画に広く使われ始まっているのかもしれません。
したがって、私は『私をくいとめて』はパクリとは言えないと思います。
脳内相談役の「A」は中村倫也さん?
『#私をくいとめて』を鑑賞。のん演じる、みつ子。充実したおひとりさま生活の中、多田くん(林遣都)に恋してしまう。そんな彼女の暴走を止め、慰めてくれる脳内相談役のA。まさかあの人だったとは驚き!人生を踏み出す為には、無理することも大事なのだ。ワンピはツボだった(笑)#東京国際映画祭2020 pic.twitter.com/uS5KN6VP2O
— 映画泥棒V2 (@mooovie) November 6, 2020
『私をくいとめて』お一人様行動の多い自分はどう観るのか興味があり鑑賞、ちょうど良い…との事ですが、そこは中村倫也 でよくね!?むしろ中村倫也が良かったわ!?中村倫也で観たかったわ!?ですwwのんちゃんはもちろん林遣都君が良かった~ https://t.co/9MuTwA1qtf
— ホリホック (@tachiaoi_08) December 28, 2020
癒しの「A」の声の正体
脳内相談役の「A」(アンサーの意)は、中村倫也さんが担当していることがわかりました。
大九監督は、「A」の声を一体だれにするのかかなり悩んだとインタビューで語っています。
脳内でアドバイスをしてくれる「A」の声は、優しく、落ち着いた声であることを求めていたそう。そんな中、映画『アラジン』で吹き替えを務めた中村倫也さんのことが頭に浮かんだそうです。
まだキャストが発表される前の予告の時点で、既に「A」の声が中村倫也さんだと気が付いていた方も多かったようです!
ちなみに映画の最後、脳内の「A」の姿が明らかになるシーンがあるとのこと。
中村倫也さんがそのまま出演しているのか、それとも別の方が演じているのか?気になる結果は是非映画で確かめてみてくださいね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。ここまで、映画『私をくいとめて』は『脳内ポイズンベリー』のパクリなのか?そして脳内相談役の「A」は中村倫也さんなのか?についてまとめてきました。
設定は確かに似ていましたが、主人公と脳内の関係性の違いがあり、パクリとはいえなさそうだということがわかりました。
脳内相談役の「A」は中村倫也さんが声を演じていることがわかりました。気になる姿での出演については是非映画をご覧になってみてくださいね。
中村倫也さんが好きな方はこちらもオススメです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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