『銀魂 THE FINAL』は2021年1月8日より公開されています。空地英秋さんの少年漫画「銀魂」が原作のアニメーション映画です。
これまでTVアニメシリーズや映画版などがあり、前作の『劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』は銀魂の集大成とも称されました。このような作品を見ていないと内容についていけないのでは?と感じてしまいますよね。
今回は、映画『銀魂 THE FINAL』は前作やアニメを見てない人でもついていけるのか?について紹介していきます。
- 「銀魂」知っておきたい登場人物とあらすじ
- 前作を観ればより楽しめるのか?
- 『銀魂 THE FINAL』予習・復習は必要?
前作やアニメを見てない人も楽しめる?
これで最後か…と、思いながら見に行きましたが、相変わらずの安定感というか、シリアスの中にブッこまれるギャグ
多分映画やらアニメ漫画が終わっていてもあの世界は続いていて、銀さん達は相変わらずの日常がある
俺達の戦いはまだまだこれからだ!#銀魂ありがとうきびウンコ#銀魂THEFINAL pic.twitter.com/JjBzKmU1dT— 月川(絵) (@tukikawa_k) January 25, 2021
結論から言うと、映画『銀魂 THE FINAL』は、これまでの『銀魂』作品を見たことがない方でも楽しめると思います!
しかしながら、銀魂初心者でも知っておくとより楽しめる『銀魂』の基本的な情報を載せておくので是非参考にしてください!
知っておけば楽しめる登場人物
・坂田銀時
銀髪で天然パーマの主人公。万事屋“銀ちゃん”を営む侍、普段は死んだ魚のような目をした怠け者だが、決めるところはビシッと決める。
・志村 新八
剣道場の跡取りで通称“ぱっつぁん”は、侍魂を学ぶため銀時の万事屋で働くことに。眼鏡をかけた弱そうな少年だが、鍛錬を欠かさず心技ともに成長を続ける。
・神楽
宇宙で最強と称される戦闘種族・夜兎族(やとぞく)である星海坊主の娘。万事屋で住み込みで働く少女は、戦闘力がずば抜けた戦闘力を持つ。夜兎族は直射日光に弱いため神楽は紫の傘(銃器型)を愛用している。
・定春(さだはる)
万事屋で飼われている神楽のペット。白く巨大で犬のように見えるが、宇宙生物で性別はオス。元々は江戸時代、龍脈という地球に流れるエネルギーがある場所“龍穴”を守護していた狗神(いぬがみ)または神子(かみこ)だった。狛神には兄弟に狛子がいる。龍脈を護る兄弟は定春は攻め、狛子は守りを司っている。
・天導衆 吉田松陽 /虚(うつろ)
元々は銀時たちの師匠だった人物/何度も輪廻転生する宇宙の魔人が生み出した人格の一人
・桂一派 桂小太郎
攘夷派の革命児と呼ばれるが長い黒髪の中性的な容姿。通称“ヅラ”と呼ばれるのが不満で「ヅラじゃない桂だ」が口癖。
・鬼兵隊 高杉晋助
攘夷派のなかでも過激派で最も危険な人物。キセルを加え蝶柄の派手な着物をきており、左目には眼帯を巻いて笑みを浮かべる狂人な雰囲気。
・真選組 近藤勲
真選組の局長、濃い顔立ちで顔に切られ傷がある。人間味ありお人好しな一面を持つ。
・真選組 土方十四郎
真選組の副長、隊員たちから鬼の副長と恐れられている。
・真選組 沖田総悟
真選組の一番隊の隊長、中性的な美少年だが腹黒く、土方の座を狙っている好戦的な性格。
登場人物は幕末の志士がモデルになっており、聞き馴染みのある名前ばかり。個性的で覚えやすいキャラクターたちです。
知っておけば楽しめるあらすじ
かつては侍の国と呼ばれていた日本。江戸はすっかり宇宙からの侵略により天人(あまんど)に支配されていた。
そんな江戸のかぶき町で万事屋の店主・坂田銀時。仕事はするがギャンブル好きで酒好きの自堕落な生活を送る。銀時はかつて、地球侵略軍の天人と攘夷戦争を繰り広げ、白夜叉と恐れられた凄腕の侍だった。
剣道場の息子である志村新八は、侍魂のある銀時を慕って万事屋にやって来る。宇宙からきた夜兎族の神楽という謎の少女、そして、宇宙生物の狗神の定春も銀時と共に万事屋に転がり込み、銀時は彼らと共に万事屋を営んでいた。
銀時には吉田松陽という師と仰ぐ人物がいた。吉田松陽は松下村塾を開いており、幼い頃は高杉晋助や桂小太郎は共に学ぶ盟友だった。しかし、宇宙から地球を侵略に来た天人により攘夷戦争が起こり、ある時、銀時は師匠を斬るか、高杉と桂を見殺しにするのかという究極の選択を迫られた。そして、松陽を斬る道を選んだのだった。その後、銀時は万事屋になった。高杉は攘夷派の過激派集団鬼兵隊隊長となり、桂は世直しを志とする攘夷派と、それぞれ別の道を歩んでいった。しかし、実は吉田松陽は生きていた。
宇宙の惑星にはアルタナ(龍脈)という名のエネルギーが存在しており、そこから不老不死の魔人・虚(うつろ)が誕生していた。生死という永遠に続く苦しみから、虚は無数の人格を生み出し、吉田松陽はその内の一人だったのだ。虚は己も含め全宇宙を滅亡させることを企てていた。
全てを知った銀時は再び、高杉、桂たち、万事屋の新八、神楽、定春、真選組たちをはじめとした江戸の仲間たちと団結した。激闘の末、虚の陰謀を阻止することが出来た。まだ虚は存在していた。
『銀魂 THE FINAL』で再び銀時たちは最強の敵・虚と対峙することに。銀時は、高杉や桂、万事屋の仲間たちと共に今度こそ虚を倒すことが出来るのか?最後に銀時の目に映る景色とは?
前作を観ていればより楽しめる
前作は『銀魂』のアニメ映画第2弾で、『劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』も”銀魂の集大成的”ストーリーが展開されています。
銀魂ファンからは観て良かったとの声が多い作品です。
この映画では5年後の世界が舞台で、銀時は自分の墓を目にし、江戸の町も廃墟化、新八と神楽は仲違いしていました。
銀時はタイムトラベラーで、とある事情から素性を偽ります。そして、”なぜこのような世界になったのか?”から展開していくストーリーです。銀魂らしい掟破りな展開とギャグが満載、しかし、熱く泣ける作品と高評化されています。
前作を観て『銀魂 THE FINAL』を観ればさらに楽しめることでしょう。
予習、復習は必要?
映画『#銀魂THEFINAL』観てきましたー!
冒頭からやりすぎで最高でしたww ふざけパートの尺が長いw 漫画やアニメを全部知らなくても“銀魂のノリ”みたいなのを知ってさえいれば楽しめます。あらすじ付だし。ていうかこんなに壮大な話になってたんだね…。
入場者特典がホントひどくてこれぞ銀魂。 pic.twitter.com/SH2OV1FDY8— ともか@漫画書肆トモノエ (@tom_eno_manga) January 26, 2021
劇中で復習できるので楽しめる
「事前説明を10分くらいしてくれるんだけど、そこが完全なるおふざけモードで何も入ってこない」
銀魂は”ノリ”が人気の作品です。本作の冒頭の方では今までのストーリーの解説もされていますので、この”ノリ”が受け入れられれば楽しめると思われます。
内容を全く知らない”銀魂初心者”にも楽しめる映画ではないでしょうか。
予習・復習していなくても楽しめる
「事前知識も必要ですが後から思い出してみると後々わかってくるのも面白い。」
「原作ではコマの関係で描かれなかったアクションシーンや周りの動きが楽しめて本当によかったです。」
漫画やアニメ、前作の予習、復習をしてから観るとより深く楽しむことが出来ますが、なにも知らない状態でも楽しめる作品です。
銀魂ファンからは作品に対しての愛情が感じられ、銀魂が長年愛されてきた理由がわかります。
まとめ
空地英秋さんの原作少年漫画「銀魂」。TVアニメや実写映画、前作の『劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』は銀魂の集大成と人気の作品でした。
『銀魂 THE FINAL』は銀魂初心者でも十分楽しめる作品です。
劇中では今までのストーリー解説もあるので、アニメや前作などを見ていない方にも楽しめる内容ですが、予習、復習をした方がより楽しめるという意見もあります。
長年愛されてきた銀魂の完結作品ですので、見たことがない方もご覧になってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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