1998年に公開されたアメリカ合衆国のアクション・スリラー映画です。
監督はバーベット・シュローダーさんが務めます。
『ルームメイト』や『死の接吻』の監督としても知られています。
主演はマイケル・キートンが務めています。
『ビートルジュース』では全米映画批評家協会賞主演男優賞を受賞し、その他にも多くの賞を受賞する実力派の俳優さんです。
皆さんは、自分の子供が病気になり、唯一のドナーの適合者が終身刑の凶悪殺人犯だったらどう考えますか?
本作は白血病の子供を持つ警察の父親と、そのドナーになった凶悪殺人犯のストーリーです。
この設定を見るだけでも、興味深いですよね!
ここでは、1998年映画『絶体×絶命』のあらすじ、ネタバレ、結末、アンディ・ガルシア出演について解説していこうと思います!
是非、最後までご覧ください。
『絶体×絶命』作品情報
タイトル | 絶体×絶命 |
原題 | Desperate Measures |
日本公開日 | 1998年5月23日 |
上映時間 | 101分 |
ジャンル | アクション、スリラー、サスペンス |
監督 | バーベット・シュローダー |
脚本 | デヴィッド・クラス |
製作 | バーベット・シュローダ、スーザン・ホフマン、ゲイリー・フォスター、リー・リッチ |
製作総指揮 | ジェフリ・ーチャーノフ |
製作国 | アメリカ合衆国 |
配給 | トライスター・ピクチャーズ、日本ヘラルド |
『絶体×絶命』主な登場人物(キャスト)
ピーター・マッケイブ(マイケル・キートン)
凶悪殺人犯。終身刑となる。何度も脱獄をし看守や囚人看守夜襲を殺している。フランクの息子マットの骨髄移植の適合者で、ドナーになることをある条件付きで受け入れる。
フランク・コナー(アンディ・ガルシア)
サンフランシスコ市警の刑事。マットの父親。妻が亡くなってしまい息子と2人で生活をしている。息子が白血病を患う。唯一見つけた適合者は凶悪殺人犯だったが、息子のためになんとしてでもドナーになってくれるよう頼み込む。
サマンサ・ホーキンス(マーシャ・ゲイ・ハーデン)
サンフランシスコ病院の医者。フランクの息子、マックの主治医。凶悪殺人犯のマッケイブを恐れることなく骨髄移植の手術を引き受ける。
ジェレミア・キャシディー(ブライアン・コックス)
サンフランシスコ市警署長。サンフランシスコ病院でのマッケイブの移植手術が決まった際ホーキンスらとともに移送計画を考える。
マシュー・コナー(ジョセフ・クロス)
フランクの息子。マットと呼ばれている。白血病を患い凶悪殺人犯であるマッケイブがドナーとなる。マッケイブが逃げ出す際に人質にされる。
『絶体×絶命』あらすじ解説(ネタバレあり)
起:ドナーはまさかの凶悪殺人犯?
サンフランシスコ市警の刑事フランク・コナー。
妻を亡くし、息子のマットと2人で過ごしていた。マットは白血病を患っており、骨髄移植でしか治る見込みがない。
そんな中、父のフランクはある極秘情報を仕入れる。
それは凶悪殺人犯で終身刑のピーター・マッケイブがマットの骨髄移植の適合者ということだった。
そのことを知ったフランクはマッケイブにマットのドナーになってくれるよう頼み込む。
承:厳戒態勢の中の移植手術
フランクの頼みになかなか承諾しないマッケイブ。
しかし、刑務所での待遇を良くするという条件でマットのドナーを引き受ける。
サンフランシスコ病院で手術は行われることとなった。
マットの主治医サマンサ・ホーキンスや市警署長のジェレミア・キャシディは移送計画を考える。
厳戒態勢で迎えた手術当日。
しかし、麻酔を打ったはずのマッケイブは起き上がり脱出を試みるのだった。
転:逃げ出したマッケイブ
実は、ドナーを引き受けたマッケイブはIQ150という頭の良さで脱獄計画を練っていた。
囚人仲間から抗麻薬剤をもらい、事前に飲んでいたのだ。
逃げ出したマッケイブは警備員を人質に旧館に立てこもり、逃亡用のヘリコプターを用意しろと言う。
逃亡を手助けするという口実で旧館に入ることに成功したフランクだったがマッケイブは隙をついて外へ脱出する。
結末・ラスト:本当のハッピーエンド?
逃走したマッケイブを追いかけるフランク。カーチェイス後、可動橋までマッケイブを追い詰めた。
そして上司の命令と偽り、橋を移動させマッケイブの逃げ場を奪った。
一方、ヘリコプターで追っていた署長はマッケイブの足を目掛けて発砲する。その発砲の衝撃からマッケイブは川へ転落してしまう。
転落したマッケイブを追い、自ら川へ飛び込んだフランクは無事マッケイブを確保し救出した。
手術は無事成功。マックの回復も順調だった。
フランクは勝手な行動で警察をクビになったが、息子と一緒に過ごせることに喜んでいた。
一方、集中治療室のマッケイブは懲りずに再度の脱出を企んでいるようだった。
『絶体×絶命』見どころ解説
マイケル・キートン
【絶体×絶命】
白血病の息子を救うため刑事のフランクは骨髄移植のドナーを探していた。しかし数万分の1の確率で見つかったドナー対象者はIQ150の凶悪犯だった…。
マイケル・キートン扮するマッチョな知能犯💪の悪役っぷりが最高でした✨ pic.twitter.com/Yyy7F7CEZa— あーぁ (@sam_liqual) October 28, 2015
マイケル・キートン演じるマッケイブは凶悪殺人犯ですが、IQ150の天才でもあるのです!
その天才ぶりを発揮し、何度も脱獄を試みているようです。
IQ150というだけあって本当に頭がよく、凶悪犯なのに見ていて感心してしまいます。
しかし、やはり凶悪犯ということなのでその凶悪犯がこんなにも頭がいいというところに何をしでかすかわからない怖さみたいなものがあります。
マイケル・キートンの悪役っぷりに魅了された方も多いのではないでしょうか?
ストーリー
*絶体✕絶命
刑事のアンディ・ガルシアが主役かと思いきや囚人のマイケル・キートンが主役だった。息子を助けるためとはいえかなり強引な手段で逃走した囚人を捉えるあたりが🇺🇸アメリカ映画だなぁと笑。白血病のマシューがとても勇敢で可愛い😆 pic.twitter.com/oDfQyorflV
— ぺりこ。 (@very2120) September 6, 2018
終始ハラハラします!
フランクはマットの病気を治すこと、マッケイブは自分の脱獄、2人とも自分の目的のためになんでもやってしまうので、それは行き過ぎ!と思いつつも見ている側はハラハラしっぱなしです。
また、マッケイブの逃走の際カーチェイスや銃を使ったアクションもあるため、アクションが好きな方にもお勧めできると思います。
『絶体×絶命』ネタバレあらすじ、見どころ解説まとめ
いかがでしたか?
最後は、手術も成功し、元気になった息子に喜ぶ父。一方で再度脱出を試みるマッケイブというラストでした!
見どころは、天才の凶悪犯を演じたマイケル・キートン、終始ハラハラのストーリー展開ということでした!
父親の息子をなんとしてでも助けたいという気持ちが痛いほど伝わってきました。しかし何度失敗しても脱獄を諦めないマッケイブの執念はすごいですね。
キャラクターはどの登場人物もおもしろいと思いましたし、何より設定に惹かれました。
気になった方は是非、ご覧ください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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