2020年9月25日に公開された映画「ミッドナイトスワン」。
トランスジェンダーの主人公と親の愛情を知らない少女の擬似親子の愛の姿を描いた作品となっています。
主人公を 草彅剛 さんが演じ、オーディションで抜擢された新人の服部樹咲さんが出演。音楽を渋谷慶一郎さんが担当。
そのほか、映画「ミッドナイトスワン」には、どんな方々が出演されているのでしょうか。映画内でどのような音楽が使われているのでしょうか。
実は、色々な方がトランスジェンダー役を演じています。
そんな映画「ミッドナイトスワン」の主題歌、挿入歌、キャスト登場人物について、紹介していきたいと思います。
- 「ミッドナイトスワン」の主題歌挿入歌
- 「ミッドナイトスワン」のキャスト登場人物
ミッドナイトスワン|主題歌、挿入歌は?
音楽を渋谷慶一郎さんが担当。
渋谷慶一郎のニューアルバム『ATAK024 Midnight Swan』が9月25日にリリース。 草彅剛 主演の映画『ミッドナイトスワン』のために書き下ろしたサウンドトラック全14曲をピアノソロ楽曲として再構成しています。
レコーディングは渋谷さん自身が、スタジオに篭り、1週間で約2時間の映画全編の作曲、録音を1人で完成させたとのことです。
2002年に音楽レーベルATAKを設立。作品は先鋭的な電子音楽作品からピアノソロ、オペラ、オーケストラ、映画音楽、サウンドインスタレーションまで多岐にわたる。
作品を通して人間とテクノロジー、生と死の境界領域を問いかけている。
映画内のシーンで蛭崎あゆみさんの音楽を起用。
映画の中で、日本を代表するバレエピアニストである蛭崎あゆみさんの音楽を起用。
今回使用された曲は短調の物悲しい感じのものやしっとりしたものであり、映画の雰囲気にピッタリ。
千歳美香子さんが目指すバレエ表現の奥深さと蛭崎さんが奏でる多彩な音楽が、絶望と希望の狭間で揺れながら生きる凪沙と一果の姿に重なり、人間愛の持つエネルギーに繋がっているように感じられます。
真実の愛の“かたち”を描いた『白鳥の湖』
『ミッドナイトスワン』というタイトルとバレエを踊る少女がヒロインと聞いて、真っ先に思い浮かべるのはバレエ舞曲『白鳥の湖』ではないでしょうか?
バレエを習い出した一果が練習しているのも『白鳥の湖』の違う場面の曲でした。
『白鳥の湖』とは、ピョートル・チャイコフスキーによって作曲されたバレエ音楽、およびそれを用いたクラシックのバレエ作品です。
呪いをかけられて白鳥の姿になったオデットは、夜だけ人間の姿に戻れます。この呪いを解くには、まだ誰も愛したことのない男性に愛を誓ってもらうことでした。オデットの秘密を知った王子が彼女にかけられた呪いを解こうとするのですが、悪魔ロットバルトとその娘オディールに邪魔をされて……と、波乱を予感させるラブストーリー。
バレエ『白鳥の湖』のコンセプトは、真実の愛の“かたち”と言えます。『ミッドナイトスワン』は、真実の愛を求める心を描いた『白鳥の湖』を引用しています。
ミッドナイトスワン|キャスト登場人物紹介
凪沙:草彅剛
#草彅剛 さんに、「食」の大切さについてうかがいました!
映画「 #ミッドナイトスワン 」のみどころについても必見です。#クックパッドニュース #cookpad_news— クックパッドニュース (@cookpad_news) September 30, 2020
トランスジェンダーとしての葛藤を抱えながらショーパブ「スイートピー」で働く。一果を預かり、母性本能が生まれる始める。一果が夢であるバレリーナになることを応援する。
演じる 草彅剛 さんは、1974年7月9日生まれ。
主な出演作は、『黄泉がえり』、『日本沈没』、『あなたへ』。
テレビドラマは「僕の彼女と彼女の生きる道」、「任侠ヘルパー」など、多数の作品に出演。
桜田一果:服部樹咲
母から育児放棄を受けていた中学2年生の少女。親戚だった凪沙に預けられる。バレリーナの夢を追いかける。
演じる桜田一果さんは、2006年7月4日生まれ。
愛知県出身。4歳からバレエを始める。
演技未経験ながら、本作のオーディションで数百人の中からヒロインの座を射止めた。
片平実花:真飛聖
一果のバレエの先生。一果の才能を見出し、愛情をもってバレエを指導する。
演じる真飛聖さんは、1976年10月13日生まれ。
1995年宝塚歌劇団に入団し、2007年花組トップスターに就任。
主な出演作に、映画『柘榴(ざくろ)坂の仇討』、『娼年』、『愛なき森で叫べ』などがある。
桜田早織:水川あさみ
一果の母親で水商売で生計をたてる。お酒にのまれ、育児放棄をする。
演じる水川あさみさんは、1983年7月24日生まれ。
主な出演作は、『今度は愛妻家』、『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』、『バイロケーション』、『太陽の坐る場所』、『福福荘の福ちゃん』、『後妻業の女』などがある。
洋子ママ:田口トモロヲ
凪沙の働くショーパブ「スイートピー」のママ。一果と凪沙を温かく見守る。
演じる田口トモロヲさんは、1957年11月30日生まれ。
主演映画『鉄男』で注目を浴び、俳優、映画監督、ナレーター、ミュージシャンとして幅広く活躍。
出演作に『終わった人』、『パラレルワールド・ラブストーリー』、『見えない目撃者』、『ファンシー』がある。
瑞貴:田中俊介
ショーパブ「スイートピー」で働くトランスジェンダー。
演じる田中俊介さんは、1990年1月28日生まれ。
2017年、映画『ダブルミンツ』で初主演を務めたほか、主な映画出演作は、『ゼニガタ』、『恋のクレイジーロード』 、『デッドエンドの思い出』などがある。
キャンディ:吉村界人
ショーパブ「スイートピー」で働くトランスジェンダー。
演じる吉村界人さんは、1993年生まれ。
2014年『ポルトレ PORTRAIT』で映画主演デビュー。主な代表作に、映画『太陽を掴め』『サラバ静寂』などがある。
アキナ:真田怜臣
田口トモロヲさん、素顔はこんなにソフトなイケメンおじさまなのにあのアクの強い洋子ママに違和感無く変身されたのはすごいですよね✨
真田怜臣さんインスタより。#田口トモロヲ #真田怜臣 #ミッドナイトスワン https://t.co/UtlDOxLldC pic.twitter.com/MARAqE26yc— ついたん (@twi_twan) October 13, 2020
ショーパブ「スイートピー」で働くトランスジェンダー。
演じる真田怜臣さんは、1989年生まれ。
トランスジェンダーであることをカミングアウトし、性別の垣根を超えて、自分らしさを表現することを目標とし幅広く活躍中。
桑田りん:上野鈴華
草なぎ剛主演映画、もう一人の新人・上野鈴華 衝撃の中学生役でスクリーンデビュー #ミッドナイトスワン #上野鈴華 https://t.co/2K0upANjtv
— シネマトゥデイ (@cinematoday) September 28, 2020
一果と同じバレエ教室に通う一果のライバル。
演じる上野鈴華さんは、2000年10月5日生まれ。
期待の新人で主な出演作に、PARCO Produce公演 舞台『転校生』、YouTubeにて主演したショートフィルム『アルキスマホ』などがある。
桑田真祐美:佐藤江梨子
セクシーすぎた実写映画のヒロインランキング#深田恭子 #佐藤江梨子https://t.co/UDCfRjrzSX
— モデルプレス (@modelpress) April 29, 2020
りんの母親。りんをプロのバレエダンサーにさせることに必死になっている。
演じる佐藤江梨子さんは、1981年12月19日生まれ。
主な出演作に、『CUTIE HONEY キューティーハニー』、『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』、『GOEMON』、『すべては海になる』、『抱きしめたい-真実の物語-』、『リングサイド・ストーリー』、『ラプラスの魔女』などがある。
桑田正二:平山祐介
りんの父親。
演じる平山祐介さんは、1970年11月15日生まれ。
主な出演作は、『THE LAST MESSAGE 海猿』、『るろうに剣心』、『BRAVE HEARTS』、『桜姫』、『MONSTERZ モンスターズ』、『MOZU 劇場版』、『秘密 THE TOP SECRET』、『ミックス。』、『OVER DRIVE』などがある。
武田和子:根岸季衣
本日も『#ビリーエリオット』二回公演終了です!
深夜2時28分からTBSにて #綾瀬はるか さんがナビゲートする特別番組です。夜更かしするもよし、録画するもよし、最新の舞台映像などもあります!
そして明日は12時開演!劇場でお待ちしてます。
写真はソワレのおばあちゃん役 #根岸季衣 さん! pic.twitter.com/dcmu7LdQ9C
— ミュージカル『ビリー・エリオット』 (@Billy_Japan) September 19, 2020
凪沙の母親。
トランスジェンダーとして生きる凪沙を受け入れられないでいる。
演じる根岸季衣さんの主な出演作は、『時をかける少女』、『夢』、『死国』、『喰女クイメ』、『百円の恋』、『まなざし』、『焼肉ドラゴン』、『まく子』、『楽園』、『his』などがある。
ミッドナイトスワン|主題歌、挿入歌は?キャスト登場人物についてものまとめ
トランスジェンダーの主人公と親の愛情を知らない少女の擬似親子の愛の姿を描いた本作品ですが、音楽を渋谷慶一郎さんが担当し、1週間で約2時間の映画全編の作曲、録音を1人で完成させました。
また、映画の中のシーンでバレエピアニストである蛭崎あゆみさんの音楽が使用されています。
キャストも 草彅剛 さん、服部樹咲さんをはじめ、真飛聖さん、水川あさみさん、田口トモロヲさんなどが出演されています。
渋谷慶一郎さん、蛭崎あゆみさんの音楽が映画を盛り上げていること間違いなしです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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