劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン|つまらない?面白い?理由は?

 

2020年9月18日から公開され絶賛公開中の「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」。

原作は暁佳奈のライトノベルからアニメ化されたヴァイオレット・エヴァーガーデンですが、劇場版では公開17日で観客動員89万人、興行収入12.8億円突破した大人気作品となっていますが実際見た人の感想はどうなのでしょうか?

 

簡単なストーリーや、キャスト演出など解説しながら触れてみたいと思います。

 

この記事で分かること
  • 劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンのストーリー
  • 劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンの感想評価
  • 劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンの登場人物

劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン|つまらない?面白い?

劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン

出典:Yahoo!ニュース

ストーリーについて簡単に解説

この作品の簡単なストーリーは戦時中に兵士として育てられた名前も感情もない少女が、ギルベルト少佐という人物に出会いヴァイオレットという名前を与えられ、読み書きを教わり、本を読み聞かせられながらそばに置いてもらっていたのですが、激化した終戦間近で爆撃を受け両腕を失う大怪我を負い、ギルベルト少佐も行方不明になってしまいます。

そしてギルベルト少佐の士官学校のときからの親友ホッジンズに引き取られ、ホッジンズが営むC.H郵便社で働き始めて「自動手記人形」という代筆業務をして働く事を望みます。

そこで出会った人や様々な体験から徐々に感情を覚え、少佐が亡くなったであろう事実を受け入れられない自分や、自身の戦時中の出来事などの葛藤と戦いながらもギルベルト少佐が最期に残した「愛してる」の言葉の意味を探し続ける…というストーリーです。

劇場版では、国で一番人気で有名なドール(自動手記人形)になるほどに成長をしたヴァイオレットはギルベルト少佐に再び会えることを胸に日々を暮らしていた。

時代は移り替わりつつあり、ガス灯は電気に変わっていき「電話」が普及されることによって自動手記人形サービスの衰退しつつあるそんな時、ギルベルト少佐が生きているかもしれないということで逸る気持ちをこめて会いに行くというお話になっています。

演出や脚本について

劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンの脚本は原作にはない完全オリジナルストーリーとなっています。

TVシリーズ時点でも原作とは表現に違いがあるのですが、この劇場版でも作者の暁佳奈さんとシナリオや設定を共有されながら作られているので原作で大切にされていた“エッセンス”がきちんと反映されている形になっています。

この劇場版ではヴァイオレット・エヴァーガーデンがひとりの女性として丁寧に描かれているところが魅力で、さまざまな人との出会いや、依頼された仕事をこなすうちに徐々に成長していく過程を繊細に表現されていて、その彼女の生き様が大きなみどころです。

劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン|感想評価

x.com

観客の反応

先にも書きましたが公開17日で観客動員89万人、興行収入12.8億円突破した大人気作品となっています。

各評価サイトをまとめると、

Yahoo!映画 評価:4.3
映画.com  評価:4.5
filmarks  評価;4.1
あにこれ  総合得点 84.1
coco    レビュアー満足度92%

といった結果で、評価、満足度ともに非常に高いことがわかりました。

やはり京都アニメーションの渾身の作品ということもあって、その人気はすごいものでした。

素晴らしいストーリーや映像の美しさはもちろん、音楽も素晴らしいので本当に泣けるという声が多かったです。

以下、賛否の意見をのせたいと思います。

 

カット割り、細かい演出などもちょっと弱く、面白みが損なわれてる部分があると思いました、劇場ならではの格好良いレイアウト、もっとみたいです
あと、次に何が起きるか大体分かってしまうのも退屈でした
(挿入歌も自分の生理とは合わない物でした)

映画.com HDD4455さんのコメントより

あれだけいいアニメで、外伝も素晴らしい作品なのに、シリーズを締めくくる最後の物語があまりにも薄い。納得がいかないです。あれではただのお涙頂戴映画じゃありませんか。
原作と同じ話にならないことは察していましたが、同じくらい素晴らしい物語にしてくれると期待していました。

あれやこれやと言っても仕方ありませんがこれだけは言っておきたい。
ヴァイオレットが心から慕っていたギルベルト少佐は、あんなにも無責任で情けない男では無かった。
原作通りの話にしてくれと言っているのでは断じて無い。ただキャラクターを殺さないでほしかった。

映画.com チェさんのコメントより

 

劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン|登場人物、キャスト

劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン

出典:映画.com

ヴァイオレット・エヴァーガーデン/石川由依

profile
名前:ヴァイオレット・エヴァーガーデン
年齢:およそ22~24歳
アニメ版でC.H郵便社に入社して学校に通い始めた頃おそらく14歳くらいだと言われたと本人が言うシーンがありました。劇場版では8年たっている設定なのでおおよその年齢です。
戦時中生き別れとなったギルベルトに告げられた「愛してる」の意味を知るため、人の言葉から想いを拾い上げ手紙を代筆する自動手記人形(ドール)の仕事に就いた少女。
C.H郵便社で働く以前は、ギルベルトが指揮する部隊に所属する「武器」として兵士として戦う感情を持たない少女だった。
代筆を通じてさまざまな人と触れ合う中で感情を知りながら、いまもなおギルベルトへの届かない想いをつのらせている。

 

ギルベルト・ブーゲンビリア/浪川大輔

profile
名前:ギルベルト・ブーゲンビリア
年齢:およそ30代後半
ヴァイオレットの陸軍時代の上官で、ライデンシャフトリヒ陸軍特別攻撃部隊の隊長。名門ブーゲンビリア家の次男。25歳のときに兄のディートリートにヴァイオレットを押し付けられて引き取る。道具として扱えと言われるも、言葉も話すことも不自由だった彼女に名前を付け見守りながら生活する中でいつしか愛するようになっていた。
テレビ版では未帰還兵として生死がわからずじまいだったが、劇場版で生きていることがわかった。

クラウディア・ホッジンズ/子安武人

名前:クラウディア・ホッジンズ
年齢:およそ30代後半
C.H郵便社の社長。戦時中はライデンシャフトリヒ陸軍の中佐だった。
ギルベルトとは士官学校時代からの親友で、ギルベルトのヴァイオレットへの愛を知っている数少ない人物。
劇場版では倉庫に眠っていた住所不明で返ってきてしまった手紙の中から見つけた筆跡からギルベルトが生存しているのではないかと気付き、ヴァイオレットに伝えてその住所の場所にともに向かう。

ディートフリート・ブーゲンビリア

名前:ディートフリート・ブーゲンビリア
年齢:およそ40代前半
ギルベルトの兄で、ライデンシャフトリヒ海軍の大佐。
厳格な父親に反発をして、歴代で陸軍一族だったブーゲンビリア家の長男ながら海軍に入隊した。
名門一家の責務を弟であるギルベルトに押し付けて一家とは絶縁状態であった。

劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン|つまらない?面白い?のまとめ

 

これまでストーリーや脚本・演出などにふれ、実際見た人の反応を見てきましたが、期待値の高さを裏切らない結果となった作品となっていました。

美しく緻密で繊細な映像と、素晴らしい音楽とともにヴァイオレット・エヴァーガーデンの心の成長と、ギルベルト少佐への想いがたくさんの人の感動を呼んだのですね。

京都アニメーションの悲しい事件からのコロナの影響で延期による延期を乗り越えて「愛してる」に包まれた優しいこの作品が世に送り出されたことを感慨深い気持ちで鑑賞する人も多いようです。

NETFLIXでアニメ版と外伝が配信されているので、是非ご覧になって劇場版を見に映画館へと足を運ばれてはいかがでしょうか?

 

以上、劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン|つまらない?面白い?についてご紹介しました!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 
 
 
 

コメント

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