2003年6月に公開された映画『ザ・コア』。
人類滅亡に関する映画は沢山あり、隕石や宇宙人の襲来などその要因はさまざまですが、なんとこの映画で描かれる人類の敵は地球そのもの。今までにない新しい視点でのパニック映画ということで注目を集めました!
出演者も豪華で、ゴールデングローブ賞を受賞したことのあるアーロン・エッカードにオスカー女優のヒラリー・スワンクの演技を楽しみに観た方も多かったのではないでしょうか。
今回は、映画『ザ・コア』ははたしてつまらないのか?面白いのか?感想評価を元に紹介していきます。
- 「ザ・コア」つまらない理由
- 「ザ・コア」面白い理由
- 「ザ・コア」感想評価まとめ
ザ・コア|つまらない理由は?
『アルマゲドン』の二番煎じ?
・『アルマゲドン』が好きな人には二番煎じに感じると思う
・地下に潜る版の『アルマゲドン』という感じがした
やはり人類を救うパニック映画として必ずあがるのが名作『アルマゲドン』。
好きな映画ランキングなどでも常に上位に入ってくるこの映画はファンも多いだけに、二番煎じのように感じたということで『アルマゲドン』と比較してしまう人が多かったようです。
これは『アルマゲドン』の人気を考えると、比較してしまう人がいるのは避けられないことなのかもしれません・・・。
しかし、舞台が地底と新鮮だったということで、『アルマゲドン』よりも『ザ・コア』の方が楽しんで鑑賞できたという声も勿論ありました。
ツッコミどころが満載!
・なぜ核を手動でセット!?
・CG感が凄い!
・無線が入ったり入らなかったりで映画の都合のよさを感じた。(そもそも電波入らなそう)
・偶然地下に潜る技術をもつ科学者が1人いて、地球の核に簡単に向かえることになるという展開にツッコミをいれたくなった!
実際にまだ人類が踏み入れたことのない未知の世界である地球内部を描いているので、どうしてもCG感が出てしまうのは仕方がないような気がしてしまいます・・・。
ですが、確かに地底何千キロの位置なのに無線が入ること自体はおかしいとは思ってしまいました。
宇宙に行くことだけでも果てしない技術開発と年月をかけてきたわけですから、あっけなく地底に向かうことになる展開には確かに違和感はありますが・・・映画でそこまでは描くこともできませんので、そこはあえて楽しんで受け入れて鑑賞するというのが良いのではないでしょうか?
どんどん隊員が死んでいく
・泣かせようとしている感を感じて泣けなかった
・隊員の数を減らして、もっとおかしくなった地球の描写が見たかった
意外と多かったのが隊員たちの死に関する意見でした。
個性豊かな隊員たち。しかし映画の中盤から、任務遂行中に一気に命を落としていきます・・・。
人数も多いため、「泣かせようとしている感」「感動させたいシーン」のような、製作側の意図を感じてしまったという人が多数いらっしゃいました。
ザ・コア|面白い理由は?
ザ・コア見てたー もう見るのは2回目、3回目だけど終末感がリアルでこわこわ。地球内部の映像は想像になるから賛否はあるだろうけど面白かった!ジムスキー博士好きな人多そうだなと思いました。
— カナイ (@poc_a) October 18, 2020
地球内部という舞台が斬新!
・地底に潜る映画は斬新でよかった!
やはり面白かった派の意見で断トツだったのは、この映画の世界観を評価する声でした!
宇宙で戦う映画もあれば、地上で侵略者と戦う映画もありますが、地球そのものを舞台として地底に向かう映画は新鮮で面白かったという意見が多くありました。
地球の内部は、今の技術をもってしてもまだ誰も直接見たことはありません。(温度の問題もあって、今後も直接見ることは出来ないのかもしれませんが・・・)
そんな未知の世界を取り上げているだけあり、劇中では地学に関する言葉も多く出てくるものの、純粋に展開を楽しめた方が多かったようです。
魅力的な登場人物たち
豪華なキャスト達でも注目を集めたこの作品ですが、登場人物たちのキャラクターに好感をもった方が多かったようです。
シリアス展開のみではなく、学生ハッカーが要求するのがお菓子だったり、隊員同士の掛け合いなど、微笑ましいようなシーンも。
つまらない派からは隊員たちの死について「泣かせようとしている感」があるという意見がありましたが、登場人物たちを好きになった方たちからは、やはり隊員たちが殉死する展開に思わず涙したという方も沢山いらっしゃいました。
ザ・コア|映画はつまらない?面白い?突っ込みどころ満載?感想評価口コミものまとめ
いかがでしたでしょうか。
つまらない派、面白い派、さまざまな意見がありましたが、未知の世界を舞台に作り出したこの『ザ・コア』は、パニック映画の新しい視点の作品として受け入れられていることが印象的でした!
これから技術がどんどん進歩していけば、『ザ・コア』のように地底を舞台にした映画がこれから増えていくのかもしれませんね。
ツッコミどころもあるものの、「地下はどうなっているんだろう?」「地球に危機が起きた時、どうなるんだろう?」とドキドキさせてくれる映画であることがわかりました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント
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終盤、船内の動力がダウンし、外装のエネルギー変換装置を使って生還するというストーリーでしたが、このように熱力学第2法則を自在に操るテクノロジーがあるならば、最初からもっと楽に目的を果たせたのではないでしょうか。
科学考証を売りにしている映画なのに、この部分は得に有り得ない設定でしたね。