「ファンタスティック・ビースト」2作目、「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」。
「ハリーポッター・シリーズ」の舞台となった、ホグワーツ魔法学校の登場が話題になりました。
そして忘れてはならないのが、魔法動物達です。
映画に登場する魔法動物の中には、日本が誇るカッパも登場!
今回は、映画に登場する魔法動物と映画に登場したカッパについてもご紹介していきます。
- 「ファンタスティック・ビースト2」に登場する魔法動物がわかる。
- 「ファンタスティック・ビースト2」には、カッパが登場する。
- 日本の妖怪は世界的な知名度を誇っていること。
魔法動物とは?
魔法動物とは、魔法省・魔法生物規制管理部で管理されている動物のことです。
愛嬌のある魔法動物もいれば、腕の立つ魔法使いでも手に負えない凶暴な魔法動物も存在しています。
動物の種類は、およそ140万種類です。
しかし実際は10倍近い、1000万種類の生物が潜んでいるといいます。
つまり明らかになっていない900万種類の中には、魔法動物が含まれているかもしれません。
そんな魔法動物について、ご紹介します。
ファンタビ人気No1魔法動物!ニフラー
ファンタスティック・ビーストシリーズで屈指の人気を誇るのが、ニフラーでしょう。
モグラとネズミを足して2で割ったような姿をしており、基本的には温和な性格をしています。
お腹にはポケットがついており、体の体積以上のキラキラを収納することも可能。
ただしキラキラがあまりにも好きすぎて、周囲の物を壊してしまう恐れがあります。
前作ではトラブルメーカーとして、違う意味で活躍しました。
しかし「ファンタスティック・ビースト2」では、ニュートの良き相棒に!
ニフラーの活躍っぷりは、強敵グリンデルバルド討伐の足がかりになるほどでした。
中国からやって来た巨大猫!ズーウー
ズーウーは、原作者J.K.ローリングお気に入りの魔法動物です。
ズーウーは中国の魔法動物で、5色のたてがみがある大きな猫となっています。
ズーウーもナギニ同様にパリのサーカスで見世物にされていましたが、後に脱走。
パリの通りで暴れていましたが、ニュートによって捕らえられました。
捕らえられた当初は鎖に繋がれた状態になっており、ニュートに対しても強い警戒感を示します。
しかしニュートの懸命なお世話が実ったのか、映画後半ではものすごく懐いていました。
謎の美女の正体は?ナギニ
魔法動物かどうか、判断ができない者も登場します。
インドネシア出身のナギニは、血の呪いを受けたマレクディクタスです。
マレクディクタスにかかってしまうと、いつかは人間に戻れなくなってしまいます。
元々は人間ではありますが、いつかは動物になってしまう運命なのです。
パリのサーカスで捕らえられていたナギニ。
サーカスで知り合ったクリーデンス・ベアボーンと共にサーカスを脱走し、彼と行動を共にすることになりました。
なお彼女は、「ハリー・ポッター」にも登場。
すでに人間に戻れなくなり、ベビの姿としてヴォルデモートの右腕となってしまいました。
日本のカッパが魔法動物?
カッパは「日本の水の妖怪」と、ニュートによって紹介されました。
見た目は猿に近い姿をしていますが、表面はウロコで覆われています。
住処となっている水辺付近に人が通ると襲う習性があるものの、名前が記されたキュウリを与えれば、大人しくなるそうです。
日本を代表するカッパが、「ファンタスティック・ビースト2」に堂々の出演を果たしました。
カッパが登場するシーンは?
時は1927年のフランスパリ。
闇払いに復職できたティナは、あるサーカスの一団をマークしていました。
サーカスには、世にも不思議な魔法動物が勢揃い!
サーカスの一員になっていた魔法動物こそ、日本の魔法動物カッパだったのです。
カッパは、同じサーカス団員であるナギニがお世話をしています。
ナギニと懇意にしていたのが、クリーデンス・ベアボーン。
クリーデンスはサーカスで騒動を起こし、ナギニと共に脱走したのでした。
次にカッパが登場するのは、ニュートが追跡をするシーンです。
ダンブルドアの依頼を受けてパリへとやって来たニュート。
「アパレ・ヴェスティジウム」の魔法で足跡を発現させ、手がかりを追いかけます。
そして「アパレ・ヴェスティジウム」は、サーカスにいたカッパの姿も浮かび上がらせました。
主演俳優と監督はカッパ大好き!
ニュート役を務めたエディ・レッドメインは、カッパが大好きでたまらない人です。
映画公開時に来日した時のインタビューで、「日本にはカッパを探しに来た」と回答。
ファンイベントでカッパのコスプレをしていた観客に対して、「次の映画に出て」とラブコールを送るほどです。
なおカッパ大好きマンはエディ・レッドメインだけでなく、監督を務めたデヴィッド・イェーツも同様。
カッパは元々、「ファンタスティック・ビースト1」に出演予定だったそうです。
しかし上映時間の都合もあり、泣く泣く出番はカット。
そして「ファンタスティック・ビースト2」で、ようやくお披露目となりました。
世界のYO-KAI
意外に思われるでしょうが、日本の妖怪は欧米での知名度はかなり高いです。
妖怪は「YO-KAI」として、普通に通じます。
日本でも大流行した「妖怪ウォッチ」は、「Yo-kai Watch」として海外でも放送されました。
さらに大人気長寿海外ドラマ「SUPER NATURAL」でも、日本の妖怪が登場!
妖怪は、日本が世界に誇る魔法動物なのです。
まとめ
映画「ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生」には、世界各国の魔法動物が大集結!
日本からは、カッパが華々しくハリウッド映画デビューを果たしました。
出番はそんなに多くはないものの、存在感はかなりもの。
シリーズ第3作目にも、カッパの登場に期待したいものです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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