1995年に公開された、ジョン・マクティアナン監督が手掛ける大人気映画「ダイ・ハード」シリーズの三作目「ダイ・ハード3」は、ニューヨーク全体の街中を駆け回るアクション映画です。
その映画「ダイ・ハード3」が撮影されたのは、具体的にニューヨークのどこだったのか、「ダイ・ハード」シリーズファンやこれから映画を観るファンは知りたい情報ですよね。
今回は、映画「ダイ・ハード3」が撮影された場所・ロケ地について紹介していきます。
- 「ダイ・ハード3」の予告動画
- 「ダイ・ハード3」のロケ地
- 「ダイ・ハード3」のロケ地に行った人の感想
ロケ地撮影場所は?
72丁目駅
主人公のジョン・マクレーン警部補が、相棒の家電修理店の店主・ゼウスと一緒に、爆破テロを起こすサイモンから最初のメッセージを聞いた場所は、アメリカ・ニューヨーク市マンハッタン区にある72丁目駅です。
マンハッタン区アッパー・ウエスト・サイドの72丁目とセントラル・パーク・ウエストの交差点にある、ここニューヨーク市地下鉄IND8
公衆電話はないものの、2人がここに立ち寄り、タクシーを奪ってウォールストリート駅まで向かったのだなと感じることは出来るので、聖地巡りにはぜひ立ち寄ってみたいですね。
コロンバスサークル
タクシーに乗って移動するマクレーン警部補とゼウス、しかし近道をしたにもかかわらず、渋滞にはまってしまって身動きが取れなくなってしまいます。
そんな時、ゼウスが機転を利かせて救急車を呼び、歩道も構わず走った場所に使われたロケ地は、ニューヨーク市マンハッタン区にある「コロンバスサークル」です。
コロンバスサークルとは、マンハッタン区アッパー・ウエスト・サイドとミッドタウン(ヘルズ・キッチン)の間にある円形広場の事で、マンハッタンのランドマークの1つでもあります。
コロンバスサークルの周辺には、映画会社「ワーナー・ブラザース」やニュース専門チャンネル「CNN」などを擁する複合メディア企業「タイム・ワーナー社」の本社や、北側にはドナルド・トランプ大統領の「トランプ・インターナショナル・ホテル・アンド・タワー」があって、観光も聖地巡りもどちらも楽しめる場所です。
ウォール・ストリート駅
タクシーをかっ飛ばしたゼウスが到着した場所として、撮影に使用されたロケ地は、ニューヨーク市マンハッタン区にある地下鉄「ウォール・ストリート駅」です。
「ウォール・ストリート駅」とはマンハッタン区フィナンシャル・ディストリクトのウィリアム・ストリートと、ウォール・ストリートの交差点にある、ニューヨーク市地下鉄IRTブロードウェイ、7番街線の駅のことをいいます。
このウォール・ストリート駅周辺には、人気観光地として有名なウォール・ストリートやタイムズ・スクエア、アメリカ同時多発テロ事件の公式追悼施設「9/11メモリアル・ミュージアム」があるので、観光目的でも聖地巡り目的でもどちらでも楽しめる場所ですね。
ヤンキー・スタジアム
マクレーン警部補と作業を分担することにしたゼウスが訪れた球場、そのロケ地に使われたのは、ニューヨーク州ニューヨーク・ブロンクス区にある「ヤンキー・スタジアム」です。
この野球場は、サッカーやアメリカンフットボールなどにも使用されており、MLBニューヨーク・ヤンキースとMLSニューヨーク・シティFCの本拠地となっています。
23億ドル(日本円で約23兆9241億4000万 円ほど)と莫大な費用で建設された「ヤンキー・スタジアム」は、劇中ではゼウス以外誰もおらず、「ゲームオーバー」と書かれた野球盤しかありませんでした。
しかし多くのアメリカ人や野球ファン、スポーツ好きな人が訪れる場所であるこの「ヤンキー・スタジアム」には、聖地巡りはもちろん、観光で一度訪れてみたい場所ですね。
ロケ地に行った人の感想は?
劇中の風景と全く一緒で驚いた
既に聖地巡りしたファンの中で、もっとも多く行った場所で挙げられたのは「72丁目駅」でした。
サイモンに最初にクイズを仕掛けられた場所であるここは、劇中にあった公衆電話やごみ箱はないものの、公衆電話でサイモンからクイズを聞くマクレーン警部補とゼウスの背景に映る店や街角の雰囲気は、実物と全く一緒だったようです。
1995年に公開された映画なのに、劇中の風景や店がそのまま残されている、全く一緒であったことに驚いたという声が、ネット上で多く挙がっていました。
噴水が無くて残念だったが、興奮した
次に聖地巡りしたファンが多く行った場所は、ニューヨーク市マンハッタン区イースト・ヴィレッジ地区の中心地にある公園「トンプキンズ・スクエア・パーク」です。
ここは銀行でのバトルを終えたマクレーン警部補とゼウスが、ここで「噴水で水の重さを正確に計らないと爆発する」という問題に挑んだ場所ですね。
実際に訪れたファンは劇中にあった噴水がなくて残念だったが、2人が命懸けでミッションを行った場所に来れて興奮したと、ネット上でそうコメントしていました。
ただ、ここは治安が悪い場所でもあるため、聖地巡りで訪れる際は注意が必要です。
まとめ
さて、映画「ダイ・ハード3」のロケ地の紹介と、実際にロケ地に訪れたファンの感想をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
ニューヨークを舞台に描かれたこの映画の撮影は、ニューヨーク市マンハッタン区や地下鉄で行われていたのですね。
それに72丁目駅周辺の風景は、1995年に公開された映画の風景と実物が全く一緒だったことは、ロケ地を実際に訪れた多くのファンが驚いたことでしょう。
これから「ダイ・ハード3」の聖地巡りするファンも、その事実に驚くだろうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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